2025年6月のインドネシア(ジャカルタとバリ島)とタイ(バンコク)の旅行記です。4日目にバリ島からタイのバンコクへ移動する際に利用したシンガポール航空ビジネスクラス搭乗記を2回に分けてお届けしています。この記事では、後半の、シンガポールからバンコクまでの様子をレポートします。
マリオットバケーションクラブのバリ施設ツアー⑪ ~ シンガポール航空[シンガポール→バンコク]ビジネスクラス
2025年6月中旬、バリ島にあるマリオットバケーションクラブの2か所の施設の視察をメインに、ジャカルタやバンコク滞在も含めた6日間の旅程で、インドネシアとタイに行ってきました。
旅程4日目のバリ発バンコク行のシンガポール便ビジネスクラスの様子について、ひとつ前の記事で、バリから中継地のシンガポールまでの搭乗記をレポートしましたが、この記事では、その続きの、中継地のシンガポールからバンコクまでの搭乗記をお届けします。
また、出発前に利用したシンガポール・チャンギ空港やラウンジの様子、そして、2025年5月からスタートしたTDAC(タイデジタル到着カード)でのタイ入国についても触れます。
5泊6日の全旅程や、滞在先とフライトの予約や費用(マイルやポイント数)については、コチラの記事↓をご覧ください。

1日目に滞在した「ル・メリディアン・ジャカルタ」については、コチラの記事↓をご覧ください。

2日目に滞在した「マリオット・バリ・ヌサ・ドゥア・テラス」については、コチラの記事↓をご覧ください。

3日目に滞在した「マリオット・バリ・ヌサ・ドゥア・ガーデンズ」の概要と2ベッドルーム客室については、コチラの記事↓をご覧ください。

バリ発シンガポール行きのシンガポール航空ビジネスクラス搭乗記については、コチラの記事↓をご覧ください。

シンガポール航空 [バリ→バンコク] フライト情報
前の記事でも述べましたが、バリからバンコクへはシンガポールで乗り継ぎをして移動しました。
デンパサール国際空港(インドネシアのバリ) 10:15発、シンガポール・チャンギ国際空港 12:45着のSQ935。(バリ→シンガポールの便は、1つ前の記事で詳しくレポートしています。)
そして、シンガポール・チャンギ国際空港 16:00発 → スワンナプーム国際空港(タイのバンコク)17:25着のSQ712。(この、シンガポール→バンコクの便についてこの記事で詳しくレポートしていきます。)
SQ935 DPS(デンパサール) 10:05発 → SIN(シンガポール) 12:45着
SQ712 SIN(シンガポール) 16:00発 → BKK(バンコク) 17:25着
いずれもマイルを使用してビジネスクラスのシートを予約しました。
フライト時間は、バリ→シンガポールは2時間40分、シンガポール→バンコクは2時間25分。シンガポール空港では 3時間15分の乗継時間があります。
日本とバリの時差は -1時間、バンコクは-2時間です。
シンガポール・チャンギ国際空港
シンガポール・チャンギ国際空港に到着後は、シンガポールに入国はせず、制限エリア内で過ごしたのですが、乗り継ぎに関する手続きは何もありませんでした。
到着したのはシンガポール・チャンギ国際空港ターミナル2のF58ゲートで、バンコク行きの便の出発もまったく同じゲートからだったため、広大な空港内を大移動せずに済みました。
とはいえ、ターミナル2内でお土産を買ったのですが、家族からリクエストがあったショップを探すのに一苦労。広い空港内でウロウロ歩き回り、結構時間がかかってしまいました。
購入したのは、「BENGAWAN SOLO」のクッキー3箱。かわいい袋も3つ付けてくれました(合計約8,600円)。それから、シンガポール発ティーブランドの「TWG」の紅茶(約5,000円)。どれも結構なお値段でした…。

シンガポール・チャンギ国際空港は見どころがたくさんありますが、ターミナル2にあるサンフラワーガーデンをちょっと散策しました。

空港内にこんなに美しい庭園があるなんてすごいですね。
余裕を持って3時間ほどの乗継時間を取ってフライトを予約したのですが、お土産を買ったりしていたらあまり時間に余裕がなくなってしまいました。
シルバークリス・ラウンジ
「シルバークリス・ラウンジ(SilverKris Lounge)」は、シンガポール航空のビジネスクラスやファーストクラス搭乗者が利用できるラウンジです。(スターアライアンス・ゴールドメンバーは利用不可。)
ターミナル2とターミナル3にあるらしく、ターミナル2では3階のゲートEの近くにありました。

入口で左にビジネスクラスゾーン、右にファーストクラスゾーンに分かれます。

事前に調べたところ、「ビジネスクラス以上しか入れない、世界でも指折りのラウンジ」との評判を目にしましたが、個人的にはそこまで感動するほどではないかな、という印象でした。というのも、とにかくスマホのビデオアプリで会話をしている人が多く、また、イヤホンを使わずにゲームや映画を見ている人もいて、さらに館内のBGMの音量が大きすぎるし(昼間だけ?)、少々騒がしいラウンジでした…。

とても広いラウンジで、席は十分ありましたが、シングル席が多く、椅子の配置がファミリー向けではない感じでした。テーブル席もありましたが少ないため、パソコン作業をするにも不向きですね。

食事や飲み物はまずまず豊富に提供されていました。

アルコール類もあります。

ケーキやマフィン。

サラダバー、サンドイッチ、巻きずし。

ヌードルコーナー。

ミー・ソト(スパイシーなインドネシア風麺料理)や、SKLオリジナルラクサ(香辛料が効いた麺料理)。
シンガポール名物のラクサのほうを食べてみました。ドリンクはもちろんタイガービールで。

ココナッツと香辛料の独特な風味のスープで、おいしかったです!私には好みの味でしたが、苦手な人もいるかも…。
TWGが無料で飲み放題!種類もたくさんあります。

[シンガポール→バンコク] ビジネスクラスのフライト
予定通り15:30になり搭乗開始。搭乗口はF58ゲートでした。
ビジネスクラスはほとんどの席が埋まっていました。(エコノミークラスの混雑状況は不明です。)バリからシンガポールまで搭乗したフライトと同機材なのかは不明ですが、やっぱりきれいな機内です。

出発前にウェルカムドリンクのサービスがあり、桃のスパークリングワインを注文しました。
シート
機材はボーイング787-10ドリームライナー(B78X)。バリからシンガポールまで乗ったフライトと同じです。

前の記事の内容の繰り返しになりますが、シンガポール航空公式サイトの情報によれば、ビジネスクラスの座席数は36席。シート配列は1-2-1で、ピッチ152cm、幅71cm、フルリクライニングのシートです。
このフライトでは私の席は右の窓側。シート横には大型のサイドテーブルがあり、ユニバーサルタイプのPC電源、USBポートといったアウトレットも付いています。

シート脇にはスイッチ類と、タッチパッドリモコンも。

パーソナルモニターは、18インチのHDタッチスクリーンで、日本語表示も可能。
足元には足を伸ばして置けるオットマンがあり、その下にはバゲージ収納スペースがあります。
シートをフルフラットにすると約193cmのベッドになるので、非常に快適でした。
アメニティ
シートに置かれていたアメニティは、枕 と毛布。

サイドテーブル横の収納スペースにはヘッドホンにミネラルウォーターも入っていました。


収納型の鏡も付いています。

機内食
2時間25分という短い時間のフライトですが、機内食(ライトディナー)の提供がありました。バンコク行きのため、タイ料理でした。

前菜は「ヤムソムオークン」(タイ料理の、エビのサラダ)。
メインは「ブレイズド・ビーフ・ブリスケット」(牛のブリスケの煮込み)をチョイス。ヌードルと野菜も付いています。そのほかパンも。

デザートとして「チョコレートケーキ」。そして食後にコーヒー。
料理はやはり温かい状態で提供され、とてもおいしかったです。
スワンナプーム国際空港到着
機内食が済むと間もなくスワンナプーム国際空港に定刻通りに到着。シンガポールからバンコクも短距離の移動のため、あっという間のフライトでした。
TDAC(タイデジタル到着カード)
2025年5月1日よりタイデジタル到着カード(TDAC/Thailand Digital Arrival Card)がスタートしました。前回バンコクを訪れたのは2025年1月だったので、TDACでの入国は今回が始めてです。
タイ国籍を除く、すべての外国籍の者が対象で、必ず出発前に登録しておく必要があります。登録はタイ到着の3日前(72時間前)から可能です。
TDAC登録方法
TDACの登録方法を簡単に紹介します。登録はTDACウェブサイト(https://tdac.immigration.go.th/)から行います。PCでもスマホでもOK。登録料は無料なので、有料の偽サイトには注意しましょう!ちなみに、日本語入力はできませんが、日本語表示は可能です。
詳細はタイ国政府観光庁公式サイト掲載のTDAC登録方法(https://www.thailandtravel.or.jp/tdac/)をご確認ください。
パスポート番号、飛行機の便、滞在先の所在地登録が必要となるので、それらが分かるものを準備しておくとスムーズです。
日本語表示にする場合は、右上の言語タブより「日本語」を選択
姓・名・パスポート番号・国籍を入力
生年月日・職業・性別・居住国・居住都市・電話番号を入力
到着情報(到着日、出発国、渡航目的、移動手段、交通手段、飛行機便名)、出発情報(出発日、移動手段、交通手段、飛行機便名)を入力
滞在中の都市名、ホテル名、ホテル住所等を入力
タイ入国2週間前までに滞在した国を入力
登録したメールドレスに二次元バーコードが送付される
入国の際、ダウンロードした書面、または、メールアドレスに送られてきた二次元バーコードを持参します。
タイ入国手続き
入国審査場では、パスポートと搭乗券とともに、TDACの二次元バーコードを提示します。私はスマホの二次元バーコードを提示して、問題なく通過できました。

TDACについては、開始して間もないので周知徹底されていないのか、やりとりがうまくいかない外国人もいたため、審査待ちの列がスムーズに進まず大渋滞が起きていました。時間がかかっている人は係員にシャットアウトされ、事前準備ができてから列の最後尾に再度並ぶよう注意されていたようでした。
バンコク滞在
バンコクには2泊しました。滞在先は、マリオットバケーションクラブ施設の「マリオットバケーションクラブ・エンパイアプレイス」です。前回は今年の始め(2025年1月)に訪れて以来なので、特に目新しい情報はなかったため、今回の旅行記では割愛します。
マリオットバケーションクラブ・エンパイアプレイスについては、過去の宿泊記をご覧ください。


まとめと感想
2025年6月中旬のインドネシアとタイ旅行記 第11回目のこの記事では、シンガポール発 バンコク行のシンガポール航空ビジネスクラスの様子を中心に、シンガポール・チャンギ国際空港で利用したラウンジについて、さらに、TDACでのタイ入国の様子についてもレポートしました。

乗り継ぎでしたが、初めて利用したシンガポール・チャンギ国際空港は非常に広くてすばらしい空港でした。
搭乗までの時間を過ごしたシルバークリス・ラウンジは、個人的には前評判ほどではないと感じたものの、メニューは充実していて食事はおいしかったです。
バリからシンガポールまでのフライトと同様、シンガポール航空のビジネスクラスの乗り心地やサービスには大満足。洗練された丁寧なサービスで、とても快適な移動となりました。
次の記事↓では、バンコクのスワンナプーム国際空港で搭乗前に利用したラウンジの様子や、バンコク発 羽田行のANA便ビジネスクラスの様子をお届けします。


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