2023年2月のプーケット&バンコク旅行で宿泊したマリオット・プーケット・ビーチクラブを2回に分けて紹介します。後編のこの記事では館内施設やサービス、朝食ブッフェ、そして目の前に広がるビーチの様子をお届けします。
タイ(プーケット&バンコク)旅行記2023⑥ ~ マリオット・プーケット・ビーチクラブ宿泊記(後編)
2023年2月、約6年ぶりに訪問したプーケット。2日目から4泊滞在したマリオット・プーケット・ビーチクラブについて2回に分けてお届けします。
後編のこの記事では、館内施設やサービス、朝食ブッフェ、そして目の前にあるマイカオビーチについても詳しく紹介していきます。
マリオット・プーケット・ビーチクラブの施設概要と2ベッドルームの様子についてはコチラの記事↓をご覧ください。

初日に1泊したマリオット・マイカオ・ビーチ – プーケットについてはコチラの記事↓をご覧ください。


タイ出入国に必要な書類や手続きについてや、タイ国際航空<羽田-バンコク線>のフライトの様子については、コチラの記事↓をご覧ください。

ベトジェットエア<バンコク・スワンナプーム-プーケット線>のフライトの様子については、コチラの記事↓をご覧ください。

敷地内MAP
「マリオット・プーケット・ビーチクラブ」はホテルの「JWマリオット・プーケット・リゾート&スパ」と同じ敷地内にあります。

南北に伸びたとても広い敷地の中心にフロントデスクやレストランなどの施設が入る大きな建物があり、共用のエリアになっています。
中心の建物を挟んで南側と北側にホテル棟が建ち、マリオット・プーケット・ビーチクラブのヴィラはそのさらに外側に配置されています。
ヴィラは全部で12棟あり、北側に5棟、南側に7棟が建っています。私が今回宿泊したのは北側の11号棟です。
北側はショッピングセンター「タートルビレッジ」に近い位置なので、ちょっとした買い物に便利です。
館内施設・サービス
では、施設やサービスについて順に紹介していきます。マリオット・プーケット・ビーチクラブの滞在者は、JWマリオット・プーケット・リゾート&スパと同じ施設を利用します。
エントランス
ゲートを通過し上り坂の通路を進むと、広い車寄せとエントランス前の噴水が目に入ります。

エントランスには「JW ♡ U」という大きなオブジェが置いてありました。

2月だったので、館内はバレンタイン仕様の飾りつけが多く、このオブジェもその一つのようです。
フロント
エントランスから続くフロントロビーは建物の2階にあたります。天井が高く、開放的なスペースです。

フロントデスクはホテルと共用ですが、マリオットバケーションクラブ専用のカウンターが設けられています。
フロントデスクの対面には大きな池があります。

フロントデスクを背にして眺めるこの景色が最高にすばらしい。特に晴天の場合は池が鏡のようです。
明かりが反射する夜景もすてきでした。

フロントデスク近くのロビースペースにはソファー席がたくさんあり、ここでくつろぐこともできます。

フロント前の池から一段下がったところにもう一つ池があります。

↑写真の奥の2階部分がフロント前の池です。

プール
プールは屋外に3つあります。
中心にあるのがメインプール。ファミリープールとも呼ばれ、キッズプールとつながっています。


キッズプールにはスライダーがあります。



南側にあるのがサウスプール。ブループールとも呼ばれます。

メインプールとサウスプールは誰でも利用することができます。
北側にあるノースプールは、12歳以上しか利用できないQuiet Pool(クワイエットプール:静かなプール)です。


私は北側の棟に宿泊していたこともあり、こちらのQuiet Poolでのんびり過ごしました。
プールの周りにはパラソルやビーチベッドがたくさん置いてあります。

各プールのそばのタオルハットでタオルは借りることができるので、客室から持参する必要はありません。

ウォーターサーバーも置いてあり、自由に水をコップに注いで飲むことができます。
プールサイドでくつろいでいると、スタッフが回ってきて水のお代わりを注いでくれました。


ダイニング
敷地内にある飲食施設を紹介します。これらのほか、ルームサービスも24時間利用できます。
営業時間については、宿泊時に案内された時間を記載しています。通常の営業時間とは異なっている可能性があるので、利用する際にはご確認をお願いします。
JW Café
JW Café はフロントデスクと同じ2階にある朝食ブッフェの会場です。フロント前の池を右手に見ながら建物の端の方(ビーチの方角)に進むと左手にあります。

朝食についてはのちほど詳しく紹介します。
Sala Sawasdee Lobby Bar
Sala Sawasdee Lobby Bar は2階にあるオープンエアのロビーバーです。
営業時間は12:00~24:00。

Cucina (クッチーナ)
Cucina は2階にあるイタリア料理店です。

JW Café とは池を挟んで反対側に位置します。
営業時間は、ランチは12:00~14:30、ディナーは18:00~23:00。
Siam Deli (サイアムデリ)
Siam Deli は、フロントロビーの下の1階にあるデリです。飲み物や軽食が販売されています。

ハンバーガーやパン・ペイストリー、フレッシュフルーツもありました。


テーブル席もたくさん用意されていてここで飲食することもできます。
営業時間は7:00~22:00。
Benihana (紅花)
Benihana は1階、Siam Deliの隣にある日本料理店です。
営業時間は、ランチは12:00~14:30、ディナーは17:00~23:00。
Rim Nam Pool Bar (リムナムプールバー)
メインプール近くにRim Nam Pool Barというプールバーがあります。

ここではお酒のほかハンバーガーなど軽食も販売しています。

営業時間は9:00~18:00で、ハッピーアワーは16:00~17:00。
Andaman Grill (アンダマングリル)
メインプールの横にAndaman Grill というステーキ&シーフード料理店があります。

ビーチフロントが正面入口となっています。とても人気のため、利用したい場合は予約をする方がよいとのことでした。
営業時間は18:00~23:00。
M Beach Club (Mビーチクラブ)
サウスプール横のビーチフロントにM Beach Club というレストランがあります。

屋外に多くの席を設けてあり、2階のルーフ席からはサンセットを眺めながら食事が楽しめます。
営業時間は12:00~24:00。
Ginja Taste (ジンジャテイスト)
M Beach Clubの南側のとなりにGinja Taste というタイ料理店があります。

こちらも人気店とのこと。営業時間は18:00~23:00。
アクティビティ
リゾート内では多くのアクティビティが毎日開催されています。ファミリー向け、キッズ向け、大人向けの3種類に分かれています。

ファミリー向けでは工作系のものや、ウミガメ観察、卓球やビーチバレーなどのスポーツ系があります。

キッズ向けのアクティビティはキッズクラブというスペースで開催されます。工作系、ボードゲーム、探検ものなど楽しそうなアクティビティがたくさんありました。一部有料のものもあります。


大人向けでは、ヨガやエクササイズが多めでした。そのほか、有料のものとして、テニスレッスン、プライベートヨガ、キッズデイキャンプなども案内に書かれていました。
また、2月ということで、バレンタインがらみのアクティビティもいくつかあり、時期によりさまざまな内容を提供しているようです。
ビーチフロントにはウォータースポーツ用具を貸し出している施設もありましたよ。

ヨット、カヤック、パドルボード、ボディーボードができるようです。営業時間は9:00~17:00と掲示されていました。

フィットネスセンター
フロントデスクある建物の1階、南側にフィットネスセンターがあります。宿泊者は24時間いつでも無料で利用可能です。

フィットネスセンターの外にレンタル自転車が数多く置いてありました。
Spirit House
敷地内には「Spirit House(スピリットハウス)」があります。タイでは家や建物の敷地内によく見られる、いわゆる神様の祠(ほこら)です。全部でいくつあるかは分かりませんが、あちらこちらに複数あるようです。

↑このSpirit Houseは、North Wing側にある大きな池のほとりに建っていたものです。

朝は池に浮かぶ蓮の花がきれいに咲いており、Spirit Houseとともに荘厳な印象の景色となっていました。

シャトルバス
敷地内と隣接する施設をめぐる無料シャトルバスが巡回しています。8:00~22:00の時間帯に15分間隔で運行。

停車場所は、「マリオット・マイカオ・ビーチ – プーケット」、隣のショッピングセンター「タートルビレッジ」、隣接する施設「マリオット・プーケット・ビーチクラブ」とホテル「JWマリオット・プーケット・リゾート&スパ」の4カ所です。

↑この写真は「JWマリオット・プーケット・リゾート&スパ」のシャトルバス乗り場で、フロントデスク下の1階、駐車場近くにありました。「マリオット・プーケット・ビーチクラブ」の停車場はSouth Wingの方にあるようです。
その他サービス
さまざまな施設について紹介しましたが、その他のサービスについてもいくつか記載します。
ハウスキーピング
ハウスキーピングは毎日行われ、水やコーヒー・ティーバッグの補充もしてもらえます。ハウスキーピングが必要なければ、客室ドアの外側にドアプレート代わりの巾着を下げておきます。(巾着には「privacy please」と刺繍がされています。)
製氷機
私が宿泊した11号棟には、2階にアイスマシーンが置かれていました。

室内にアイスペールがあるので、これを持ってきて自由に氷を取っていくことができます。
シャトルサービス
「プーケットタウン」と「セントラルフェスティバル、セントラルフロレスタ」への有料のシャトルサービスがあります。2名から予約可能です。
無料Wi-Fi
リゾート内はパブリックスペースも客室内も、無料でWi-Fiが利用できます。
リゾート内の景色
リゾートの敷地はとても広く、さまざまな木々や草花が生い茂っていますが、きれいに管理されているので気持ちよく過ごすことができます。




鳥の鳴き声も聞こえて、とても癒される空間です。

マイカオビーチ
敷地の目の前はマイカオビーチが広がっています。

プールからビーチ沿いの通路に自由に出ることができ、施錠された出入口は設けられていません。

ビーチは公共エリアなので、ホテルのパラソルやサンベッドは置いてありませんが、通路のリゾート側のスペース(ビーチフロント)には、サンベッドやソファーなどが置かれています。



ビーチ付近には、ビーチ利用の案内板が立っていました。クラゲに注意とのこと。また、遊泳の安全性を示す旗が掲げられています。青は安全、黄色は注意、赤は禁止です。

たいがい黄色か赤のようです。私が滞在していた期間は、青の旗が出ることはありませんでした。

ビーチは西向きなので、夕方は美しいサンセットを楽しむことができますよ。


朝食ブッフェ
朝食はJW Café で、ブッフェ料理が提供されます。

ホテル宿泊でマリオットボンヴォイ プラチナ以上であれば、 朝食無料サービスの特典を受けることができるのですが、今回はマリオットバケーションクラブ宿泊のため、この特典は受けることができませんでした。
その代わり、飲食代が10%割引になるという特典は受けられたので(一部サービス・店舗では利用不可)それを利用して朝食をいただきました。金額は、1,000.45THB(タイバーツ)の10%引きで 900.41THB。日本円にして約3,600円。割引されてもなお、それなりのお値段ではありますが、内容には大満足でした。


朝食の営業時間は6:30~11:00。時間帯による混雑具合も掲示されていて、6:30~8:00はlow traffic(空いている)、8:00~9:30はmoderate traffic(まあまあ)、9:30~11:00はheavy traffic(かなり混みあう)とのこと。


ちなみに、事前に予約していなくても大丈夫でした。

フレッシュフルーツをその場でジュースにしてもらえます。

特製フレンチトーストは7:00~11:00の提供。

ふわふわで甘くて美味!

定番メニューからタイ料理まで種類が豊富で、しかもとてもおいしかったです。
ここに来たら、ぜひ朝食ブッフェをとることをオススメします !!





まとめと感想
マリオット・プーケット・ビーチクラブ宿泊記を2回に分けてお届けし、後編のこの記事では、施設やサービスについて紹介しました。

ホテルのJWマリオット・プーケット・リゾート&スパと同じ敷地内にあるということで、敷地は非常に広く、施設やアクティビティはとても充実していました。
初日に宿泊した近隣の「マリオット・マイカオ・ビーチ – プーケット」の方がこじんまりしていてプールも空いており、のんびりと過ごせました。それに比べれば、こちらはホテルがほぼ満室ということで(日本人はほとんど見かけませんでしたけれど)、プールや朝食会場は少々混みあっていました。
まあ、それはそれで、リゾート地の賑わいが戻ってきたということで喜ばしいことですね。

とはいえ、食事はとてもおいしかったし、プールもNorth Pool をもっぱら利用したのでまったり過ごすことができました。
6年ぶりに滞在したマリオット・プーケット・ビーチクラブは、パンデミックを経て、相変わらず丁寧でフレンドリーなスタッフが笑顔で迎えてくれました。充実した施設とサービスに大満足の滞在となりました。

次の記事では、マリオット・プーケット・ビーチクラブ滞在中に出かけた離島ツアーの様子を紹介します。続けてご覧ください↓。


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