2024年4月のハワイ旅行記です。ホノルルから成田へ帰国した際の、ANAのフライングホヌ(A380) ビジネスクラスについて紹介します。また、ダニエル・K・イノウエ空港のANAラウンジの最新の様子についてもレポートします。
2024年ハワイ旅行記⑩ ~[ホノルル→成田]フライングホヌ(ビジネス)搭乗記
2024年4月下旬にハワイ・オアフ島に行った際、ANAのフライングホヌ(A380)を往復利用しました。
この記事では、帰り(ホノルル→成田)に搭乗したビジネスクラスの様子をお届けします。また、搭乗前に利用したダニエル・K・イノウエ国際空港のANAラウンジについてもレポートします。
行き(成田→ホノルル)はプレミアムエコノミークラスを利用しましたが、その時の様子はコチラの記事↓をご覧ください。

タクシーで空港へ
5泊のハワイ滞在の日々はあっという間に過ぎ、いよいよ帰国日を迎えてしまいました。
宿泊先のロイヤルハワイアンからダニエル・K・イノウエ国際空港への移動は、タクシーを利用しました。タクシー会社は、以前も利用したことがある「ハナタクシー」です。

ハナタクシーの良いところは、日本語で予約可能、料金が定額制、チップの支払いが不要 などという点。ウーバーやリフトといったライドシェアでは、時間帯によって料金が高くつくこともあるし、時間通りに来てくれるかどうかについても少々不安だったのでやめておきました。
当日朝は、8:30に来てほしいと予約したハナタクシーは、5分前にはロイヤルハワイアンの車寄せに現れました。
ダウンタウンを避け、空いている道を通り抜けてH1へ入り、渋滞にはまることなく空港に到着。所要時間は約20分と、とても順調でした。
空港でチェックイン
「ANAに乗る」とタクシーのドライバーさんに言ったら、ANAチェックインカウンターのあるロビー8付近に車を着けてくれました。
エコノミークラスのカウンター前には行列ができていましたが、ビジネスクラスのカウンターの方は空いていたので、すぐにチェックインと荷物の預入れは終了。

そのあと、一番離れたところにある3番のセキュリティチェックへ行くように指示されました。セキュリティチェックは長い行列ができていて30分近く並びましたが、流れはスムーズでした。
ダニエル・K・イノウエ空港のANAラウンジ
フライトの出発予定時刻は11:35。搭乗開始までの約1時間半は、ANAラウンジで過ごしました。
ダニエル・K・イノウエ国際空港のANAラウンジは、ターミナル2のC4ゲートの上に位置します。保安検査通過後にCゲート方面に進むと(結構歩きます)、C3ゲートとC4ゲートの間にエスカレーターがあります。

そのエスカレーターを上がって一つ上の3階に行くと、すぐ左にラウンジが見えます。

ラウンジの受付でチケットを提示して入店。ラウンジの窓からは、駐機しているフライングホヌがよく見えました。

帰りの機体は行きと同じ1号機のようです。
ラウンジ内はとても広くてきれいです。エアコンが効いていて少々寒いくらいでした。

飲み物や食べ物がたくさん提供されています。


オリジナルカクテルは「ブルーハワイ」「ブラッディーマリー」「マイタイ」の3種類。「ブラッディーマリー」以外は昨年と違うものに変更されていました。

マイタイを飲んでみましたが、ロイヤルハワイアンのマイタイとはまた違った味わいで飲みやすかったです。
フード類も充実しています。サラダバーとカットフルーツ↓。

サンドイッチとアサイーボウル。

アサイーボウルは半分凍っていました。美味しかったですが、個人的には昨年食べた方のが良かったかも。
うどんは、好きなものをトッピングできます。


ホットミールは、パスタ(ボロネーゼ)、テリヤキミートボール、ご飯、ハワイアンチキンカレー、味噌汁。

ハワイアンチキンカレーは大きな具がゴロゴロ入っていて美味しかったです。


フライングホヌに搭乗
搭乗口はGate C4。出発予定時刻40分前の10:55に、ラウンジ内に搭乗のアナウンスが流れました。
このANAラウンジから、フライングホヌのアッパーデッキへ直接搭乗することができます。席を立って搭乗口へ進みながら辺りを見回すと、行きと同じく帰りも乗客数はあまり多くない様子。
私たちの座席は、ビジネスクラス「6C」と「7A」で、左の窓側の前と後ろです。シートが窓寄りになっているのは7Aの方(写真↓)。

6Cはテーブルとシートの配置が逆で、窓側にテーブル、シートは通路側となっています。
搭乗後しばらくすると、CAさんが「あとで食事(和食か洋食)のオーダーをうかがいに来ます」とビジネスクラスの一人一人に丁寧に挨拶をして周っていました。
搭乗完了に時間はかからなかったようで、定刻より少し早めに出発となりました。
フライングホヌ(ホノルル→成田)機内の様子
ビジネスクラスの座席やサービスの様子をレポートします。ビジネスクラスは半分以下ほどの搭乗率だったでしょうか、結構空いている印象でした。
機内アメニティ
ビジネスクラスの座席に置いてあったアメニティは、大きめの枕、掛け布団、マット、スリッパ(靴ベラと袋付き)、ヘッドフォン、フレッドシーガルのポーチ。

ポーチの中には、ふわふわのアイマスク、耳栓、エコバッグが入っていました。


シート周り
シートの横のテーブルには、小さめのペットボトル水とメニューが置かれていました。USBポートや電源も付いています。

窓側には収納スペースがあります。プレミアムエコノミークラスにも窓側のひと座席に1つずつ同じ収納スペースがありましたが、ビジネスクラスでは2つ使うことができます。

足元の奥は、下に荷物が置ける収納スペースと、足を置けるスペースがあります。

シートはスイッチを押してフラットに倒せます。

なので、足を伸ばして横になることができてとても楽。寝るときは、マットを敷くとより快適です。

もちろん、シートは自由な角度で止めることができるので、自分の楽な姿勢でくつろげます。

パーソナルモニターは大きめの18インチ。

食事の際に使う大型テーブルはシート横のテーブルの下から引き出せます。
機内食
出発前に、飲み物(オレンジジュースまたはスパークリングワイン)が提供されました。

そして、食事のオーダーを聞かれたので、私は和食、妻は洋食を選びました。
出発して約1時間経つと、食事の提供が始まりました。テーブルを引き出し、その上に白い布ナプキンを敷いてくれます。
まずアミューズ。これは和食・洋食どちらでも共通の内容で、揚げ豆腐のサラダと、ピピカウラとパイナップルのカナッペ。

洋食のメインディッシュは、牛フィレ肉のステーキ。

和食の主菜は、銀ひらす照り焼き。

とても美味しかったし、量も多くてお腹いっぱいになりました。
食後は、飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶)とホノルルクッキーが提供されました。

そして、到着の約2時間くらい前になると、軽食が提供されました。妻はサンドイッチセット(チキンのフォカッチャ、ヨーグルト)、

私はかき揚げうどんをいただきました。

フライト
帰りのフライト時間は約8時間40分。飛行は順調でしたが、後半はかなり揺れる場面もありました。事前に機長からこのあと揺れが予想されるとの予告アナウンスがあり、ベルトサインが何度か点灯しました。
あまりの揺れに、うとうとしていたところ目が覚めてしまいましたが、丁寧な予告のおかげで落ち着いていられました。到着も予定より少し早めの時刻でした。
日本入国手続き
成田空港での日本入国(帰国)の手続きはすっかりパンデミック前に戻っています。
私は昨年同様、今回もVisit Japan Webは利用せず、関税申告書は機内で配布された紙のものを提出しました。
日本に入国する外国人のレーンには長い列ができていましたが、私たちは日本のパスポート所有者用のカウンターに行き、スムーズに通過できました。
まとめと感想
2024年4月、GW直前のハワイ旅行でホノルルから成田へ帰国した際のフライト(ANAのフライングホヌ ビジネスクラス)の様子を中心にお届けしました。

搭乗前は空港内のANAラウンジで美味しいものをいただいて、名残惜しい気持ちをかみしめながらゆっくり過ごすことができました。
フライングホヌのビジネスクラスに搭乗したのは初めてでしたが、ゆとりのあるシートの乗り心地はもちろん、ビジネスならではのサービス内容も大変満足いくものでした。
復路は往路よりもフライト時間が長く、後半に結構な揺れがありましたが、全般的には快適なフライトだったし、旅の良いしめくくりとなりました。
2024年4月のハワイ旅行記最終回の次の記事↓では、今回の旅行でかかった費用・支出についてまとめたいと思います。


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