2024年4月のハワイ旅行記です。5泊のうち最後の2泊はワイキキにあるロイヤルハワイアンに宿泊しました。滞在したヒストリックウィングのお部屋「ヒストリックルーム」の様子について詳しく紹介します。
2024年ハワイ旅行記⑧ ~ ロイヤルハワイアン宿泊記
2024年4月下旬にハワイ・オアフ島へ行き、「マリオット・コオリナ・ビーチクラブ」に3泊、「ロイヤルハワイアン」に2泊滞在しました。
この記事では、4日目・5日目に宿泊した「ロイヤルハワイアン」の施設概要と、ヒストリックウィングのクラシカルなダブルルームの客室の詳細を紹介します。うれしい特別サービスもありました。
ロイヤルハワイアン, ラグジュアリーコレクションリゾート, ワイキキ
ロイヤルハワイアン, ラグジュアリーコレクションリゾート, ワイキキ(The Royal Hawaiian Resort Waikiki)は、ワイキキの中心部、ワイキキビーチの目の前に位置する歴史あるホテルです。
本館(ヒストリックウィング)と新館(マイラニタワー)から成り、今回宿泊したお部屋はヒストリックウィングにあるヒストリックダブルルームです。
施設名称:The Royal Hawaiian Resort Waikiki
住所:2259 Kalakaua Avenue Honolulu, Hawaii 96815, UNITED STATES
TEL:808-923-7311
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
アクセス:ホノルル国際空港から9マイル(約8km)
※エアポートシャトル(有料・要予約)、タクシー(30~40分、約$45~$55+tip)
予約
「ラグジュアリーコレクション」というのは、マリオットブランドの1つです。つまり、ロイヤルハワイアンはマリオット系のホテルなので、マリオットボンヴォイポイントを利用して予約することができます。
今回予約したヒストリックルーム/ダブル/リゾートビュー1室2泊に対して使用したポイント数は、131,000ポイントでした。※現地払いの税金等が別途かかります。
チェックイン
ロイヤルハワイアンの正面玄関は、シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾートの先の奥まった場所にあります。
車寄せに向かって進むと、大木や植物が茂る中に歴史あるピンク色の建物が現れる様子に、ここがワイキキ中心部であることを忘れるほど。
エントランスでは、スタッフがククイナッツのレイをかけてくれました。
フロントデスクへ続くロビーは、広々としてとても素敵な雰囲気です。
ホテルに到着したのは11:00前でしたが、チェックイン手続きをしてもらえたうえ、部屋もすでに用意できているとのことでした。
チェックインの際、マリオットボンヴォイ チタンエリート特典として、以下のものが受けられると説明がありました。
- ポイント付与または無料朝食
- ベーカリー特別ギフトチケット(ホテルのベーカリーで3種類のパン無料サービス)
※コロナ前は、プラチナエリート以上がクラブラウンジである「マイラニラウンジ」を利用できたようですが、いまだ閉鎖中のようです。その代わりのサービスなのでしょうね。
ポイント付与または無料朝食については、朝食の方を選びました。コンチネンタルブレックファスト2人分×2泊分が無料となります。
また、客室のアップグレードはありませんでした。
ヒストリックダブルルーム
滞在するのは3階のリゾートビューのお部屋です。
彫刻が施された重厚なドアに、ルームキーであるピンクのリストバンドをかざして開錠して中へ。
お部屋の広さは約27㎡、ベッド2台のダブルルーム。クラシカルな雰囲気の素敵な客室です。
ベッドの背面の壁にはピンクにシルバーのハワイらしい絵柄。
窓からの景色は、低層階のリゾートビューなので絶景は期待できないものの、右のほうに目をやるとヤシの木の間に海が見えました。(パーシャルオーシャンビューとも言えなくもない?)
窓際には丸テーブルと1人掛けソファーが2脚。ソファーはピンクの花柄。
テーブルの上のケーキは、結婚30周年記念のお祝いとしていただいた「ピンク・パレス スノーボール」です。
ピンク色のココナッツでおおわれている丸いケーキで、これはホテル内のベーカリーでも販売されていました。
ケーキ自体はふわふわで結構甘く、周りにトッピングされたフルーツと一緒に食べるととてもおいしかったです。カードも添えられていて、うれしいプレゼントに感謝カンゲキ。
下の写真↓は窓側から見たお部屋の様子です。
左奥に白いドアがありますが、これは隣の部屋と通じているドアのようで、ロックされています。
壁際にはデスクがあり、デスクの上には電話やUSBポート、ロイヤルハワイアン関係の本が置いてありました。
ベッドの向かいは大型テレビと、その下にキャビネット。
チェストの中は、ミニ冷蔵庫とお茶セットが入っていました。
入口ドアのすぐ左側はクローゼットです。
ピンク色のバスローブ、ラゲージラック、袋に入ったふわふわのスリッパ、金庫などが入っていました。
靴磨きは無料でやってもらえるみたいですね。
クローゼットとテレビの間の扉の向こうがバスルームです。手前から、洗面台、トイレ、バスタブの配置。
バスルームはピンク色の主張はほとんどない感じです。
洗面台に置かれたアメニティは、ロイヤルハワイアンロゴの箱に入った歯磨きセット、バニティキット(コットン・綿棒・爪やすり)、シャワーキャップ、ソーイングキット。
マリエ・オーガニクスの固形石鹸とボディクリーム。それにクレンジングシートもあります。洗面台の下にはドライヤーと体重計が置かれていました。
トイレは残念ながらウォシュレット付きではありませんでした。
バスタブは浅めで、シャワーは高さ調整可能なハンドシャワーのみ。
このシャワーは、水圧が少々弱めでこれも残念な点。
シャンプー類は、マリエ・オーガニクスの大型ボトルがシャワーと反対側の壁に備え付けられていました。
マイタイバー
夕食は、mai tai bar(マイタイバー)でいただきました。
濃いピンクの傘の下にテーブルが並び、ライブ演奏を聴きながらお酒や食事が楽しめます。
このマイタイバーに来たらこれを飲まないと!とオリジナルマイタイの「ロイヤル・マイタイ」($21)を注文。そして、ビックウェーブビール($11)、クリスピーチキンテンダーズ($27)。
マイタイは、度数が高くてガツンと来ますが、ちびちびと氷を溶かしながら味わいました。
クリスピーチキンは、大きなチキンが大量に盛られていたので、夫婦2人で一生懸命食べました!おいしかったのですが、これだけ量があるとちょっと飽きてくるかも…。
朝食
1階にあるAZURE(アズーア)というレストランの場所が、朝食の時間帯(6:30~10:30)にはsurf lanai(サーフラナイ)という名で朝食を提供しています。
先述のとおり、チタンエリート特典としてコンチネンタルブレックファストが無料でいただけました。特に朝食チケットはありませんでしたが、入口でスタッフに部屋番号と名前を告げると、何やらパソコンで確認してから席に案内してもらえました。
コンチネンタルブレックファストは通常なら$25という金額。内容は、ペイストリーが3種類、バター、フルーツ盛り合わせ、グラノーラ、ヨーグルトです。
マリオットボンヴォイエリート会員は、その他のいくつかのメニューが割安な価格で提供してもらえるようで、例えば、ピンクパレスパンケーキは通常$20のところ$12、クラシックエッグベネディクト通常$33は$17とか。
せっかくお得なので何か食べたかったのですが、コンチネンタルブレックファストだけで結構お腹いっぱいになってしまたので、あえなく断念。そのほか、コーヒーはお代わり自由でした。
部屋に戻る際に、持ち帰り用のコーヒーを頼んだところ、大きな持ち帰り用カップにたっぶり注いでくれました。
2泊したので2日間ともコンチネンタルブレックファストをいただきましたが、ペイストリーが1種類だけ違うものになっていたくらいで、2日ともほぼ同じ内容でした。
ベーカリー
ホテル内にあるベーカーリーは、営業時間は午前中のみ(6:00~12:00)でいつも混みあっています。
クロワッサンやマフィンなどのほか、飲み物、ロイヤルハワイアンオリジナルグッズも販売しています。
チェックインの際にいただいたパン無料チケットを提示してクロワッサンを3種類もらいました。
チョコレートクロワッサン($6.50)、ロイヤルカスタードクロワッサン($6.50)、ハム&チーズクロワッサン($7.00)、合計$20が無料です!結構大きくて食べ応えがあり、その日の昼食になりました。
また、お土産として、ロイヤルハワイアンパンケーキミックス(16oz $25)とロイヤルハワイアンタンブラー($30)も購入。
余談ですが、中庭側のロビーにマリオットバケーションクラブのデスクがあり、日本人スタッフが常駐していました。
声をかけられたので少し話をしたところ、例によって販売説明会への参加を勧められました。私はすでにマリオットバケーションクラブ・アジアパシフィックの上級会員であることを話してお断りしたのですが、ベーカリーの$5割引クーポンを出してくれました。そのクーポンのおかげでベーカリーでの買い物は$5割引になりました!
その他の館内施設
最後に、その他のホテル内の施設について紹介します。
プール
レストランの近くに、「マルラニプール(Malulani Pool)」という小さくて丸いプールがあります。
プールに入っている人はあまり多くはありませんでしたが、周りのベッドはほとんど埋まっている様子でした。
また、隣に建つシェラトンの「ヘルモアプール(Helumoa Pool)」もロイヤルハワイアンの宿泊者なら利用することができます。こちらの方は結構大きなプールです。
(シェラトンにはもう1つ「インフィニティ・エッジ・プール」というプールもありますが、こちらはシェラトン宿泊者専用です。)
ビーチ
ホテルの目の前に広がるのはワイキキビーチ。
ピンクのピーチパラソルと海とダイヤモンドヘッド、これぞハワイの景色って感じですね。
ホテルの外観と館内
ロイヤルハワイアンは「ピンクパレス」とも呼ばれ、ご存じの通りピンク色の外観が特徴的。どこから見ても、威厳のある美しい姿に魅了されます。
車寄せのあるエントランスからの外観↓。
車寄せと反対側にある中庭からの外観↓。
中庭の隅には、大きなバニヤンツリーがありました↓。
ビーチ側から見た外観↓。
ロビーから見たビーチの景色も素敵です↓。
マイラニタワーへ続く廊下↓。ここも映えスポットですね。
どこを切り取っても美しい景色が楽しめます。
まとめと感想
「ロイヤルハワイアン」のヒストリック・ウィングのダブルルームや、館内の食事や施設について紹介しました。
以前から一度宿泊したいと思っていて念願かなっての滞在でした。クラブラウンジが未だ閉鎖中で利用できなかったのは残念でしたが、その代わりに朝食無料サービスや、ベーカリーのサービスなどがあったのでよかったです。
また、お祝いのサービスをいただいたのはうれしかったです。
ヒストリックルームはクラシカルな感じが居心地よく、快適に過ごせました。ただし、あえて申し上げると、シャワーの水圧やウォシュレットの付いていないトイレは仕方ないとしても、隣の部屋の音(テレビや咳)が結構聞こえたことについては少々残念でした。
次回はできれば新館(マイラニタワー)の方に宿泊して、違いを確認したいと思います。
次の記事↓では、ワイキキ滞在中に訪れたランチやショッピングのスポットについて紹介します。
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