タイ(プーケット&バンコク)旅行記2023① ~ タイ航空(羽田-バンコク)と空港ラウンジ

夕暮れの空港

2023年2月にタイのプーケットとバンコクに旅行に行った際の、フライト(タイ航空 羽田↔バンコク線)の様子、さらに羽田空港とスワンナプーム空港のラウンジの利用についてレポートします。

目次

タイ(プーケット&バンコク)旅行記2023①~タイ航空搭乗記(羽田-バンコク)と空港ラウンジ

2022年11月にバンコクを訪れてから約3カ月後の2023年2月、今度はプーケットを訪れました。

プーケットには、マリオットバケーションクラブ・アジアパシフィックのクラブリゾートが2件あります。そのどちらにも宿泊しました。

フライトに関しては、羽田⇔バンコクはタイ国際航空バンコク⇔プーケットはタイベトジェットエアを利用しました。

この記事では行きと帰りのタイ国際航空の搭乗記を中心に、出発前に利用した羽田空港のANAラウンジと、帰国前に利用したスワンナプーム国際空港のタイ国際航空ラウンジについても紹介します。

では時系列でレポートしていきます。まずは、羽田空港での出国手続きの様子から。

羽田空港での出国手続き

搭乗するフライトは、タイ国際航空TG661、羽田を深夜0:20出発予定の便です。

チェックイン

出発の2時間以上前の22:00ごろに羽田空港に到着。タイ国際航空のチェックインカウンターはKカウンターです。

ビジネスクラスとスターアライアンスゴールドの看板

エコノミークラスのカウンターも空いていましたが、私はスターアライアンスゴールドのメンバーなので、「ビジネスクラス・スターアライアンスゴールド」のカウンターでチェックインを行いました。

羽田空港 タイ国際航空カウンター

航空券に「GOLD」のスタンプが押され、ANAラウンジの場所の案内がありました。

スターアライアンスゴールドの赤いスタンプが押されたチケット

保安検査・出国審査

保安検査は結構混雑していました。平日だったので、ゲートをフル稼働させていなかったからかもしれません。

出国審査を通過するまで30分以上かかりました。

羽田空港国際線 ANAラウンジ

タイ国際航空はANAと同じスターアライアンスグループなので、ANAラウンジを利用することができます。

ANAラウンジの場所は、羽田空港第3ターミナル (国際線ターミナル)の4階、110番ゲート付近にあります。営業時間は午前5:00からANA定期運航便最終出発まで。

ANA Lounge入口

出国手続きが終わるとそのままANAラウンジへ直行。航空券を提示して入店します。

ラウンジ内は混雑していました。

混みあっているANA Lounge

食事はブッフェ形式で提供されており、ベジタリアンカレーとラーメンはカウンターでオーダーして受け取るようになっていました。

ブッフェ形式でフードが提供されている

まずまずの品数がそろっており、おつまみ、芽キャベツとポテト、唐揚げ、台湾風ルーロー焼きそばなどがありました。

焼きそば、フライドチキン、芽キャベツとポテト、生ビール

生ビールはセルフサービスで、自分でサーバーから注ぎます。

シメにチキンカレーと豚骨ラーメンをいただき、お腹いっぱいになりました。

カレーライス
豚骨ラーメン

タイ国際航空 羽田→バンコクのフライト

往路のフライトはこのような予定。

往路:羽田(0:20)→バンコク(5:25) TG661 エコノミー

東京/羽田〜バンコク/スワンナプーム線の運航は1日1往復でしたが、2022年12月1日から1日2往復に増便されました。その増便された、羽田を深夜に出発する便に搭乗しました。

座席クラスはロイヤルシルク(ビジネス)とエコノミーの2種類あり、私はエコノミークラスです。

飛行時間は約7時間。タイと日本の時差は2時間で、日本が2時間進んでいます。

予定通り23:50から搭乗開始。スターアライアンスゴールドのため優先搭乗することができました。15分ほど遅れて出発。

機内の様子

機材はA330-300(A333)。エコノミーのシート配列は2-4-2。あらかじめ予約した通りの、中央4席の通路側に着席しました。

エコノミークラスのシート配列2-3-2

座席幅や足元のスペースはそこそこのゆとりがあったうえに、ラッキーなことに隣は空席だったので窮屈さは感じませんでした。

エコノミークラスのシート

座席にはパーソナルスクリーン(シート背面のモニター)、USBポート、電源コンセントがありました。

シートのモニターとその下にUSBポート

機内のアメニティはブランケットと枕です。

機内のアメニティはブランケットと枕

トイレは少々狭い印象で、トイレも含めて全体的に機材の古さを感じました。

CAの中で一人だけ、日本語が話せるタイ人男性CAがいました。機内アナウンスについても、このCAさんが日本語でのアナウンスもしてくれました。

エコノミークラスはほぼ満席で離陸
ほぼ満席の搭乗率

機内食

離陸後しばらくすると(午前1:00過ぎごろ)機内食が提供されました。深夜発の便なので、小さなサンドイッチと水だけという軽めの内容です。

出発後に提供されたサンドイッチと水

また、飲み物のサービスはありませんでした。個別にオーダーすればビールなど持ってきてくれたかもしれませんが、サンドイッチを食べ終わるころには消灯しほぼ真っ暗になったため寝ることにしました。搭乗前にANAラウンジでたくさん食べたしビールも飲んでおいてよかったです。

ヘッドレストが調整可能のものだったので、ネックピローがなくても大丈夫で、ぐっすり眠れました。

朝4:00くらいに照明が明るくなり、朝食が提供されました。オムレツまたは魚ごはんから選ぶことができ、私はオムレツをチョイス。まあまあのお味でした。

到着前に提供された機内食は量がたっぷり

スワンナプーム空港でのタイ入国審査

約7時間の飛行は順調で、ほぼ定刻にバンコクのスワンナプーム空港に到着。

このあと、タイベトジェットエアに乗り換えてプーケットへ行ったのですが、フライトチケットは別々に予約したのでトランジット(乗り継ぎ)にはなりません。まずスワンナプーム空港にて入国手続きを行ったのち、国内線に乗り換えます。

タイ入国の必要書類

前回(2022年11月)のバンコク旅行の記事にも書きましたが、2022年10月1日よりタイ入国規制等が緩和されており、日本人観光客がタイに渡航する場合の必要書類は「パスポート」と「航空券」のみです。

タイ入国審査

タイへの入国審査は前回と同様、パスポートと航空券を提示し、指紋採取と顔写真撮影を行い、全部で15分程度で終わりました。

このあとのバンコク⇔プーケット間のフライト(タイベトジェットエア)の様子や、スワンナプーム空港国内線とプーケット空港国内線のラウンジの様子については、コチラの記事↓で詳しく紹介しています。

プーケットでは、「マリオット・マイカオ・ビーチ – プーケット」に1泊、「マリオット・プーケット・ビーチクラブ」に4泊しました。これらの詳細もコチラの記事↓で紹介しています。

プーケットに5泊した後は、またタイベトジェットエアでバンコクに戻り、バンコクの「マリオットバケーションクラブ・エンパイアプレイス」に3泊しました。バンコクの最新スポットについてはコチラの記事↓をご覧ください。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ日本帰国です。

タイ出国と日本入国のための必要書類

日本へ帰国(入国)する際に必要なものは前回2022年11月と同じです。

詳しくはコチラの記事↓をご覧ください。

スワンナプーム空港での出国手続

帰国日は、前回同様、宿泊先のマリオットバケーションクラブ・エンパイアプレイスから無料送迎サービスを利用してスワンナプーム空港へ。(※無料送迎サービスはエグゼクティブメンバー特典です。)

出発予定時刻の3時間より前(12:30前)には空港に到着できました。

チェックイン

チェックインは3時間前から開始されました。

タイ国際航空のチェックインカウンターは、スワンナプーム空港の4階、Dカウンターにあります。4つのカウンターが稼働していました。

前回はJAL便で今回はタイ国際航空の利用ですが、チェックインの際には前回と同様にワクチン接種証明書アプリ(英語)の提示が求められました。

保安検査・出国審査

チェックインはスムーズでしたが、そのあとの保安検査と出国審査はものすごく混雑していました。保安検査だけで20分以上。そして出国審査でも長い行列が…。パスポートと航空券を提示し、指紋採取と顔写真撮影という流れです。

前回も混みあっていましたが、タイ旅行者が激増したことにより出国に要する時間がさらに長くなっているようです。(特にインド人や中国人が多いように感じました。)

空港でゆっくりお土産を選ぶつもりでしたがその時間がなくなっていまいました。帰国の際は余裕を持って空港へ行くようにしましょう!

コンコース内に置かれた金の仏塔

スワンナプーム空港 国際線のタイ航空ラウンジ

出国手続き終了後は、制限エリア内に入ってすぐの場所、コンコースDにあるタイ国際航空のラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ(ROYAL ORCHID LOUNGE)」で過ごしました。

ラウンジ入口前にタイ人女性の等身大パネル

プライオリティパスを持っているのでミラクルラウンジも利用することもできるのですが、せっかくなのでタイ国際航空のラウンジの方にしました。スワンナプーム空港国際線には数多くのラウンジがあるのですが、休止中のところもいくつかあったようでした。

ラウンジの入口

スターアライアンスゴールドメンバーなのでロイヤルオーキッドラウンジを利用できる旨「YOU ARE INVITED TO ROYAL SILK LOUNGE」が航空券に印字されており、それを提示して入店します。

YOU ARE INVITED TO ROYAL SILK LOUNGEと印字されているチケット

ロイヤルオーキッドラウンジ内はとても広いスペースでした。

広いラウンジ内

しかし、テーブル席が少なく、ほとんどが一人掛けソファーの席とサイドテーブルになっていました。サイドテーブルにはUSBポートとコンセントが付いています。

ゆったりとした一人掛けソファーとサイドテーブル

フードはまずまず充実していて、春巻きやフライドチキンなどの揚げ物、ビーフシチュー(牛肉赤ワイン煮)、サンドイッチ、ケーキ、サラダ、フルーツ、デザート等がブッフェ形式で提供されていました。

サンドイッチやパイ、ケーキ類
サンドイッチ、パイ、ケーキ
カラフルなサラダやデザート
サラダやデザート
大皿に盛られた春巻きや空揚げなど
揚げ物コーナー
銀の蓋つき容器に入ったホットミールが並ぶブッフェ台
ホットミール

ソフトドリンクやビールなどの缶の飲み物は大きな冷蔵庫に入っているので自分で取り出します。

冷蔵庫に入ったソフトドリンクや缶ビール

コーヒー・紅茶はコーヒーマシーンから注ぎます。

コーヒーメーカー
ビーフシチュー
ビーフシチュー

トムヤムクン味のインスタント麺を食べたのですが、結構辛かったです。でもおいしかった。

トムヤムクン味のインスタント麺

ぎりぎりまでラウンジにいたのですが、出国手続きに時間がかかってしまったせいで充分ゆっくりできなかったのが残念でした。

ラウンジの入口にA380の機体の模型が飾ってありました。

A380の機体の模型

前回プーケットに行った6年前にはこのA380型機に搭乗したのですが、今は運用していません。経営再建の一環でA380は退役となるだろうとされていたのが、このところの業績回復により運用再開を検討しているとか。期待したいところです!

タイ国際航空 バンコク→羽田のフライト

復路のフライトはこのような予定。

復路:バンコク(14:50)→羽田(22:30) TG660 エコノミー

帰りの飛行時間は約5時間半。帰りもエコノミークラスです。

出発はC10ゲートから。コンコースCの一番端にあり、ラウンジからかなり離れているので結構歩かねばなりませんでした。

弧を描く造りのコンコース
コンコースD

ほぼ定刻にテイクオフ。

機内の様子

機材は往路と同じA330-300(A333)で、エコノミーのシート配列も同じく2-4-2。機内の様子やシート周りの情報などは行きと同じです。

行きの便には日本語が話せるCAさんが一人いましたが、帰りの便ではいないようでした。アナウンスも英語とタイ語のみ。

機内食

離陸して約1時間ほど経つと機内食が提供されました。メインはチキンカレーライスまたは魚のパスタから選びます。滞在中にカレーは食べ飽きたので魚のパスタのほうをチョイスしました。

魚料理、パン、ツナとパクチーの和え物、お茶、水

しかし、申し訳ないですが、全然おいしくなかったです、というかはっきり言って、まずい…。

チキンカレーのほうがよかったかも、と周りを見回すと、チキンカレーを頼んだ人もご飯を残していたので、そちらもイマイチだったみたいです。

副菜にツナとパクチーの和え物(写真左上)もありましたが、これまた、まずかった…。メインも副菜もかなり残してしまいましたが、ラウンジでいくらか食べておいたので空腹にはならずに済みました。

また、食事と一緒にビールを注文しようとしたらあとにしてほしいと言われ、仕方なくお茶をもらいました。

食後にあらためてビールを頼みましたが、おつまみは一緒に提供されず、ビールのみ。しかもぬるい…。

機内食は1度きりの提供で着陸前の軽食やドリンクサービスはありませんでした。前回利用したJAL便との違いにがっかり!

羽田空港での日本入国審査

羽田到着も定刻どおり。無事に帰国できました。

降機してタラップを進むと、大勢の外国人が通路をふさいでいました。どうやら日本入国時に必要なVisit Japan Webの立ち上げに手間取っている様子。

私は帰国前日にVisit Japan Webに必要項目を入力しておきました。前回よりも審査中(赤)から審査完了(青)まで時間がかからず、前日のうちに1時間ほどで完了できていました。

Visit Japan Webの詳細についてはコチラの記事↓をご参照ください。

人波を避けて混雑していた通路を通り抜け、Visit Jalan Webを表示させて案内に従って進みました。青色の画面を係員に見せて検疫はスムーズに通過。

入国審査と預入れ荷物のピックアップも含めて約30分ですべて終了し、帰途につきました。

まとめと感想

プーケット・バンコク旅行の際の出入国やフライト、空港ラウンジの様子についてレポートしました。

空港に駐機中のタイ国際航空の機体

タイ国際航空は、コロナ禍で経営破綻し現在再建中であるとはいえ、何といってもタイ王国のフラッグキャリアです。以前利用して好印象だった記憶があったので今回も期待していたのですが、いやはや、残念な点が散見されました。

シートはきれいなものの、パントリーが丸見えになっていたり、トイレが狭くてあまりきれいでなかったり、全体的に機材や設備に古さを感じたこと。

食事に関してはがっかりな味(特に復路)だし、サービスが充実していなかったこと。

改めて日本の航空会社の安定したレベルの高さを感じました。食事やサービスに期待しないで済むと割り切れば、むしろLCCを選んでもいいかもしれないとさえ感じました。

このブログでは辛口な感想を書くことはめったにないのですが、ここまで書いてしまう気持ち、お察しください!

それに対して、空港内のラウンジでは大変おいしい食事が無料でいただけて、心もお腹も満たされました。

次の記事では、バンコク(スワンナプーム)とプーケット間をタイベトジェットエア国内線で移動した際の様子や、国内線ラウンジの様子について紹介するしています。続けてご覧ください。

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