タイムシェアや会員制リゾート事業の出口問題について3回に分けて考えました。この記事ではポイントを分かりやすくまとめました。
目次
タイムシェアと会員制リゾート事業の出口について
(~ポイントのまとめ~)
タイムシェアと会員制リゾート事業の出口について、ポイントを箇条書きにまとめてみたいと思います。
2つの「出口」とは
タイムシェアや会員制リゾートといった「不動産共有制」の2つの「出口」の問題について考えます。
2つの出口問題
- 会員としての「出口」 :
不要になった権利はすぐに手放せる? - 事業者としての「出口」:
会社は事業からすぐに撤退できる?
会員の「出口」について
会員の「出口」、つまり会員権を手放す(売却や譲渡をする)ときのことを意識しましょう。
タイムシェアや会員権を購入する際のポイント
タイムシェアや会員権を購入する際のポイントは、ずばりコレ↓。
人気=流動性のあるものをなるべく選ぶ
人気=流動性がある会員権の特徴
- 誰でも聞いたことがあるようなブランドや事業者が経営していること
- 利用できる施設の数が多く、エリアが広いこと
- 会員権に期限の定めがあること、または不要になったとき速やかに処分できること
事業者の「出口」について
事業者の「出口」、つまり事業の撤退や終了のリスクを意識しましょう。
事業の出口を設定
以下のような事業の出口をあらかじめ設定する方式を採用する事業者もいます。
- 募集する会員権は、単純な利用権方式で、かつ有期=期限の定めのあること
- 不動産共有制の権利形態を採る場合も、土地に定期借地権を設定しクラブの運営期間を50年にするなど、期限を定めること
まとめ
以上の通り、両者に共通することは「有期=期限の定めがある」ということになります。
そもそもリゾートは楽しく心地よいもの。
それが、重荷になったり、負担に感じるようにならないよう願いたいものです。
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