ヒルトン沖縄宮古島リゾートのレストラン「アジュール」について詳しくご紹介。地元食材や沖縄料理満載の豪華な朝食ブッフェとディナーブッフェの様子をお届けします。
ヒルトン沖縄宮古島リゾート宿泊記③~レストラン「アジュール」の朝食とディナー
2023年10月下旬にヒルトン沖縄宮古島リゾートに2泊した際の様子を5回に渡ってレポートしています。
3回目のこの記事では、レストラン(オールデイダイニング)「アジュール」について詳しく紹介していきます。朝食ブッフェとディナーブッフェそれぞれで提供される豪華な食事について、画像多めでお届けします。
ヒルトン沖縄宮古島リゾートの施設概要とデラックスルームについては、コチラの記事↓をご覧ください。
ヒルトン沖縄宮古島リゾートのエグゼクティブラウンジについては、コチラの記事↓をご覧ください。
朝食無料サービス
前回の記事にも書きましたが、エグゼクティブルームやスイートルームの宿泊客とヒルトンオナーズ ダイヤモンド会員の宿泊者は、エグゼクティブラウンジへアクセスすることができます。
また、ヒルトンオナーズ ゴールド会員・ダイヤモンド会員については、レストランでの朝食が無料でいただける特典があります(一部地域・ホテルブランドは飲食クレジット)。
つまり、私はダイヤモンド会員のため、朝食はエグゼクティブラウンジでもレストランでもどちらでも無料でいただくことができるというわけです。確認したところ、ヒルトン沖縄宮古島リゾートではレストラン「アジュール」での朝食&ランチが毎日6:30~14:00(13:00最終入店)に提供されているので、時間内であれば両方利用することも可能だそうです。
ただし、ここのエグゼクティブラウンジでは朝食を提供している曜日が土・日・月のみなので、その他の曜日の朝食は、アジュールでのみいただくことになります。
今回、日曜日にチェックインし火曜日にチェックアウトという滞在だったため、必然的に最終日の火曜日の朝はアジュールで朝食をとることになりました。
同伴者1名も一緒に利用できるので、私たちは夫婦共ダイヤモンド会員のため、家族4人全員で朝食が無料となりました。
オールデイダイニング「アジュール」について
ヒルトン沖縄宮古島リゾートの1階にあるレストラン「アジュール」は、宮古島の食材や国際色豊かな料理がそろうオールデイダイニングです。アジュールとは空色・青空・紺碧という意味です。
営業時間は次の通り。
- 朝食&ランチビュッフェ
6:30~14:00
(ランチビュッフェ 11:30~14:00(L.O.13:00)) - ディナー
17:30~22:00
(ビュッフェ 17:30~21:00(L.O.20:00))
店内はとても広く、テラス席もたくさん設けられていました。
2日目の晩にディナー、3日目(最終日)の朝に朝食を食べましたが、どちらもかなり混みあっていましたよ。
アジュールの朝食ブッフェ
時系列的には逆になりますが、まずは3日目の朝にいただいた朝食の様子からお届けします。
事前予約がおすすめ
アジュールでの朝食は、ゴールド会員とダイヤモンド会員については時間指定で予約することが可能です。チェックインの際に渡される案内にQRコードが記載されているので、スマホでそれを読み取って予約します。
当日は予約した時刻の朝8:30にアジュールへ入店。入口には行列ができていましたが、予約していることを告げると並ぶことなく席に着くことができました。
7:30~9:00は混雑するため時間がかかるらしいので、この時間帯に食事をしたい場合は、予約しておくことをおすすめします。入力項目が結構多いので、時間の余裕がある時に早めに予約しておくといいですよ。
ダイヤモンド特典
案内されたのは窓際の席です。これはダイヤモンド会員だからかどうかは不明。しかし、ダイヤモンド会員の特典として、スムージーのサービスがありました。
朝食の豪華メニュー
朝食会場は地元食材を使った料理や沖縄・宮古島の料理も数多く提供されていました。
冷たい飲み物は、オレンジジュース、アップルジュース、シークヮーサージュース、アイスティー、アイスコーヒー。
お好みでシロップを炭酸水で割ったドリンクも作れます。
シロップの種類は、クラフトジンジャーエールシロップ、アセロラハニーミントシロップ、うっちんシークワーサーシロップ。
ミルクは、普通のミルク、豆乳、低脂肪牛乳。
もちろん温かい飲み物として、各種ティーバッグやネスプレッソもありました。
パンも種類豊富。全粒粉食パン、コーンブレッド、バケット、リュスティック、クロワッサン、チョコレートデニッシュ、ソーセージパイ、ミニパンオレザン、メープルピーカンなど。
パンを全種類1つずつ食べただけでお腹いっぱいになりそうです。どれにしようか迷ってしまいます。
いろいろな味のバターやジャムも用意されていました。
雪塩バター、シークヮーサーバター、トロピカルバター、紅芋バター、ストロベリージャム、マンゴージャム、ドラゴンフルーツジャム。個人的にはシークヮーサーバターが美味!
シリアル、ドライフルーツ、シード類もありました。
ご飯は、白米のほかにジューシーも。
ジューシーって美味しいですよね!
朝の定番メニューも並んでいます。スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ。
サラダバーも充実しています。
サラダバーの上にはハム、サラミ、スモークサーモンも。
ドレッシングは5種類もありました。
沖縄料理もあちらこちらに置かれています。豆腐チャンプル、沖縄塩焼きそば。
ご飯のお供も地元ものがたくさん。人参シリシリ、クーブイリチー、大根イリチ、青キュウリ漬け、つぼ漬け、油味噌(あんだんすー)、宮古島特産 カツオとマグロの佃煮。
納豆、明太子のほか、ジーマーミ豆腐も。
焼きたての島豚グリル。
アーサ餡入りだし巻き卵、焼き魚。
エッグステーションでは、オムレツとエッグベネディクトは注文を受けてから作ってくれます。順番待ちで少し並びました。
↑ゆで卵の奥にあるミニバーガーは、ヒルトン沖縄宮古島リゾートのシグニチャーフィッシュバーガー。宮古味噌を使っているそうです。
調味料として雪塩のさまざまなフレーバーの塩が置いてありました。
中華料理もあります。シュウマイや中華がゆ。中華がゆのトッピングもたくさん用意されていました。
アーサーの味噌汁。アーサー(アオサ)をたっぷり入れると美味しい!
並んだ鍋の中身は↓
(左上)アグーミンチカレー、(右上)島野菜のガルビュール、(左下)ハッシュポテト。
自分でワッフルが作れるコーナーがありました。
ワッフルベイカーに生地を流して蓋をし、ひっくり返して2分半焼きます。焼きあがったワッフルを皿に移し、シロップやクリームなどをお好みでトッピングして完成。
朝食時のデザートはあまり種類が多くなく、フルーツや沖縄ぜんざいくらいでした。
そのほか、アイスが置いてあり、マンゴーシャーベット、シークヮーサーシャーベット、バニラアイス、黒糖アイスの4種類がありました。
とにかく品数が多いので、当然ですが全種類食べきれません。こんなに豪華な朝食がいただけて大満足でした。
エグゼクティブラウンジの方が空いていますが、メニュー内容については、アジュールでの朝食とはかなりの差があるように感じました。
アジュールのディナーブッフェ
ディナーは2日目の晩にいただきました。前日にフロントに内線電話をかけて予約をしておきました。
ディナーも朝食と同様とても豪華な内容でしたが、朝食とは異なるメニューも多く提供されていました。地元産の食材や沖縄・宮古島料理が堪能できましたよ。
ダイヤモンド特典
ディナーの金額は大人1人6,000円とそれなりのお値段ですが、ダイヤモンド会員なので、飲食代が25%割引になりました。
ちなみに、アルコール類も提供されていましたが、別料金がかかります。
ディナーの豪華メニュー
ディナーも地元食材や沖縄料理が多く並び、メニューが豊富です。
握りずしもありました。
肉料理も種類豊富です(やはり豚が多い印象)。
県産豚バラ肉のポッサム、
ラフテーと島豆腐の厚揚げ青梗菜、県産ハーブ鶏のヤンニョムチキン。
ヤンニョムチキンはピリ辛で美味しいのですが、辛いのが苦手な人は注意!
揚げたて沖縄天ぷら、
チャーハン、アグー豚ミンチの麻婆豆腐。
県産ハーブ鶏と栗のパエリア。栗がホクホクで美味しかった!
本日のポタージュ、シェフオリジナルのトロピカルカレーソース。
県産黒毛和牛のビーフシチュー。これも美味!
サステナブルオイスターとほうれん草のグラタン、近海カジキマグロのソテー スパイシートマトソース。
サステナブルオイスターって何だろう??と思って調べたら、「サステナブル・シーフード」というものがあることが分かりました。
「サステナブル・シーフード」とは?
サステナブル(=持続可能)とは、ずっと未来にも続いていくということ。 将来もお魚を食べ続けていくことができるように、水産資源や環境に配慮し適切に管理されたMSC認証を取得した漁業で獲られた水産物、あるいは環境と社会への影響を最小限に抑えたASC認証を取得した養殖場で育てられた水産物を「サステナブル・シーフード」といいます。水産養殖管理協議会(ASC)は、WWF(世界自然保護基金)とIDH (オランダの持続可能な貿易を推進する団体)の支援のもと、2010年に設立された、独立した国際的な非営利団体です。
ASCジャパン公式サイトより引用
海老とアーサのゼッポリーニ。衣がふわふわ。サステナブルシュリンプと県産キノコのアヒージョ。これもサステナブル。
↑奥にステーキが置いてありますよ。
ソーキのアメリカンBBQ。
ちまき、翡翠餃子。
イカとスブイ(冬瓜)のイカ墨汁。
見た目は真っ黒な汁物ですが、スブイが柔らかく、スープもとても美味しかったです!
島豚のポークリエット、海ブドウのシークワーサーポン酢。海ブドウが病みつきになる味!
チーズ、宮古島産鰹のタタキ。
サラダバーはいつも野菜が山盛りです。
サラダバーの上には、コールドミール。沖縄県産鶏むね肉のトンナート、グルクンのエスカベージュ、中華クラゲ。
ライス(白飯)もパンもありますよ。
ジュース類は、オレンジ、アップル、シークヮーサー。さんぴん茶も隣においてありました。フルーツ系ジュースにさんぴん茶を加えると美味しいですよ!
デザートはスイーツ類がたくさん!
いろいろな種類のプチケーキ、クッキー、ゼリーやムースなど。クッキーはエグゼクティブラウンジにもあったものと同じです。
フルーツも並んでいました。
朝食と同様、アイスもありましたよ。
どの料理も美味しくて、ついつい何度もお替りし、お腹いっぱいになりました。
かわいい訪問者
テラス席にも大勢の人が座っていましたが、気が付くとにゃんこがいました。小柄な三毛猫です。
食べ残しのあるテーブルにぴょんと飛び乗って、残り物を食べたりしていました(人間の食べ物なんか食べて大丈夫かな?)。
スタッフに声をかけたら、ホテルが建つ前のこの辺りには野良猫がたくさんいたとのこと。あまり気にする様子がなかったので、しょっちゅう猫が来るのかもしれません…。
見かけたのはこの猫1匹だけでしたが、とても人懐っこくてかわいかったです。
まとめと感想
ヒルトン沖縄宮古島リゾートのオールデイダイニング「アジュール」の、豪華な朝食とディナーの様子をお届けしました。
どちらも品数が多く、沖縄ならではの料理が豊富に並び、大満足の内容でした。朝食とディナーとでは異なるメニューが多く用意されていたので、それぞれで食事を楽しむことができました。
記事は朝食、ディナーの順で書きましたが、時系列では2日目の晩にディナー、3日目の朝に朝食という順です。前の晩にあんなに食べたのに、翌日の朝食もモリモリ食べてしまいましたよ!
朝食で地元食材や沖縄料理を食べたいのなら、エグゼクティブラウンジよりもアジュールの方がおすすめです。ただし、混みあうので事前予約は必須です。
余談ですが、ディナーで見かけたにゃんこが翌朝もいるかと期待していたのですが、姿は見えませんでした。
次の記事↓では、ヒルトン沖縄宮古島リゾートのプールなどの館内施設と、隣接する「みやこサンセットビーチ」の様子を紹介します。
↓クリックお願いします!