2022年11月のバンコク旅行で宿泊したミレニアム・ヒルトン・バンコクを紹介します。ヒルトンオナーズ特典でアップグレードされたエグゼクティブルームについてや、エグゼクティブラウンジ、レストランでの朝食、館内施設の様子についてレポートします。
バンコク旅行2022⑤ ~ ミレニアム・ヒルトン・バンコク宿泊記
2022年11月、2年10カ月ぶりに訪問したバンコク。3日目に滞在したミレニアム・ヒルトン・バンコクについてお届けします。
ヒルトンオナーズ ダイヤモンド特典でアップグレードした客室エグゼクティブルームの様子について詳しく紹介していきます。
また、エグゼクティブラウンジのサービス内容やレストランでの朝食ブッフェ、館内施設についてもレポートします。
タイ出入国に必要な書類や手続きについてや、JAL 羽田-バンコク線のフライトの様子については、コチラの記事↓をご覧ください。

初日に滞在した「アロフト・バンコク・スクンヴィット11」については、コチラの記事↓をご覧ください。

2日目に滞在した「バンコク・マリオットホテル・スクンビット」については、コチラの記事↓をご覧ください。

ミレニアム・ヒルトン・バンコクの予約
バンコク旅行3日目の宿泊先は「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」。
ヒルトンオナーズ公式サイトよりスタンダードなキングデラックスルームを予約しました。料金は1泊約5,870バーツ。
ミレニアム・ヒルトン・バンコクとは
「 ミレニアム・ヒルトン・バンコク」はチャオプラヤー川のリバーサイドに立つ5つ星ホテルです。

施設名称:ミレニアム・ヒルトン・バンコク
住所:123 Charoennakorn Road, Klongsan, Bangkok, Thailand 10600 Thailand
TEL:+66-2442-2000
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
建物規模:32階
客室数:533室
開業:2005年
2019年11月施設全体を改装済み
アクセス
BTSのCharoen Nakhon(チャルンナコーン)駅 Exit3から徒歩3分
BTSのSaphan Taksin(サパーンタクシン)駅(サートーン船着場)から無料シャトルボートで約10分

ミレニアム・ヒルトン・バンコクとサパーンタクシン駅との間を運行する無料シャトルボートサービスがあります。6:00~21:45の時間帯に30分間隔で運行しています。私はこの無料シャトルボートを利用しました。
チェックインとダイヤモンド特典

1階ロビーは高さのある吹き抜けで開放感のあるとても広い空間になっており、豪華な照明や装飾が輝いていました。


まずフロントに立ち寄ったのですが、チェックインは31階のエグゼクティブラウンジで行いました。これはヒルトンオナーズ ダイヤモンド会員の特典です。

31階まではスタッフが案内してくれました。
ラウンジ内に案内された席に着くと、すぐにスタッフがやってきてチェックイン手続きをしてもらえました。

ちょうどアフタヌーンティーの時間帯だったので、スイーツセットとソフトドリンク(好きなドリンクを注文)が用意されました。(エグゼクティブラウンジについては、のちほど詳しく紹介します。)
スタッフからは用紙を見せながら口頭での案内がありましたが、詳細はQRコードからアクセスしてウェブで確認もできるとのことでした。
今回の宿泊で受けることができたヒルトンオナーズ ダイヤモンド会員の主な特典は以下の通り。
- 客室のアップグレード
- エグゼクティブラウンジへのアクセス
- レストランでの無料朝食
- 48時間客室保証
(→14:00までのレイトチェックアウトが可能に) - ボーナスポイント(+100%)
- 無料高速Wi-Fi
客室アップグレード
客室がアップグレードされ、27階のエグゼクティブルームがアサインされました。
当日のレートでは7,040バーツのお部屋です。
キングエグゼクティブルーム
27階のエグゼクティブルームの様子を紹介します。

お部屋の広さはゆったりとした約34㎡。

高層階のリバービューなので窓からチャオプラヤー川とバンコク旧市街が見渡せる眺望は抜群です。遠くにワットアルンも見えました。

リビングスペース
窓際のスペースはゆとりがあり、大きなコーナーソファーや一人掛けの椅子と大きな丸テーブルが置いてあります。

客室のテーブルにはウェルカムスイーツとカードが置かれていました。

バナナチップスと、バナナ・リンゴ・ミカンなどのフレッシュフルーツです。
テーブルには電話とスタンドライトもあり、テーブル横の壁にはアウトレットも設置されているので、ワークスペースとしても使えるようになっていますね。
ベッド
お部屋の真ん中に大きなキングサイズベッド1台。

ミニバー
ベッドルームの手前左側に棚があり、瓶ボトルの水(無料)2本とACQUA PANNAのミネラルウォーター(有料)も2本置いてあります。

その下に、電気ポット、コーヒーメーカー、お茶セット。

下の扉を開けるとミニ冷蔵庫があり、中には有料ミニバーの飲み物がたくさん入っていました。

クローゼット
お部屋に入ってすぐ左に大きな姿見があります。

その隣に大きなクローゼットが配置されています。

中にはハンガー、バスローブ、アイロンとアイロン台、スリッパ、セキュリティボックスが用意されていました。
バスルーム
バスルームはお部屋に入ってすぐ右側にあります。とても広いバスルームです。

部屋からブラインドを下ろすと目隠しすることができます。

スクエア型の洗面ボウル1つの洗面台。蛇口が横に付いているのは珍しい。

棚にドライヤーとタオルが入っていて、下に体重計もありました。
洗面台にある箱の中にはアメニティが一通りそろっています。

アメニティブランドはヒルトンではおなじみの「クラブツリー&イヴリン」。
洗面台の向かいに大きなバスタブがあります。

このバスタブはジェットバス仕様で、ハンドシャワーも付いています。

バスタブの横にはシャワーブースがあり、ハンドシャワーとレインシャワーが付いています。

トイレは個室になっていて、ウォシュレット付きではありませんでした。(バンコクのホテルのトイレはタイ式のハンドシャワーが付いていることが多いのですが、ここでは付いていませんでした。)

トイレとシャワーブースが独立しているのは使いやすいです。

エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジは31階にあります。
エグゼクティブルームやスイートルームの宿泊者や、ダイヤモンド会員がアクセスすることができます。

チャオプラヤー川と対岸のバンコク市街地が目の前に広がる素晴らしい景色が楽しめます。テラス席もありました。特に夜景が絶景です。
エグゼクティブラウンジ営業内容は以下のようになっていました。
営業時間 6:30-20:00
- Breakfast
平日 6:30-10:30
週末・祝日 6:30-11:00 - Afternoon Tea
14:00-16:00 - Evening Cocktail
17:00-19:00
エグゼクティブラウンジにはスタッフが多くいるので、待たされることなく対応してもらえます。
アフタヌーンティー
先述のとおり、チェックインはダイヤモンド特典によりエグゼクティブラウンジで行いました。


アフタヌーンティーの時間帯だったので、お茶と軽食やスイーツをいただきました。ティータイムには、モクテル(ノンアルコールのカクテル)も提供しています。

スイーツやセイボリーは、自分で自由に取るのではなく、あらかじめ盛り付けされた皿が提供されました。

イブニングカクテル
カクテルタイムになると、アルコール類が提供されます。

18:00頃に訪れたら結構混雑していました。窓際の眺めの良い席はすでに満席だったので、とりあえずラウンジの中ほどの席に着きました。
窓際の席からの眺望は最高で、派手な電飾の明かりが輝くディナークルーズ船がチャオプラヤー川を往来するのが良く見えます。
しばらくするとテラス席が空いたのでそちらに移動し、きれいな夜景を見ながらお酒を楽しみました。

対岸にあるホテルは「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」。その隣にあるひときわ輝く低層の建物は「リバーシティ バンコク」というショッピングモールです。
リバーシティはクルーズ船の発着場にもなっているそうです。写真にはうまく映りませんでしたが、ライトアップされたワットアルンが遠くに見えました。
アルコール類は、スタッフがグラスに注いだり、カクテルを作って提供してくれるのですが、そのため順番待ちが生じていました。

食べ物はおつまみやスナック類が中心で、お腹にたまるものとしてはチキンカレーをパンにかけたものくらいしかありません。



夕食代わりとしてはちょっと物足りない感じでしたね。
19:00きっかりに料理は下げられ、続いてアルコール類の提供も終了となりました。
レストラン「FLOW」
ロビー階に「FLOW」というレストランがあります。

ダイヤモンド特典によりレストランでの朝食は無料でいただけます。
朝食はエグゼクティブラウンジとレストランのどちらでも利用可能ということだったので、今回は品数が多そうなレストランの方で朝食をいただきました。予約は必要ありませんでした。
入口で部屋番号と名前を伝えると、スタッフがリストを確認してすぐに席に案内してくれました。
ホテルのメインレストランなのでとても店内はとても広く、リバーサイドのテラス席もあります。

着席するとスタッフが飲み物の注文を取りに来たのでコーヒーを頼むと、コーヒーと一緒に「サテ」(焼き鳥)も持ってきてくれました。



洋食、タイ料理、インド料理、パンコーナー、デザート、エッグステーションなど、メニューの種類と量は豊富に用意されていました。



特に人気だったのは「タイティー」のコーナー。紅茶か緑茶を選べます。どちらも甘いミルクティーになっています。

食事はどれもおいしくて、お腹いっぱいになりました。


館内施設
エグゼクティブラウンジとレストラン「FLOW」以外の施設について紹介していきます。

プール
屋外プールは4階にあります。営業時間は7:00~21:00。

それほど大きくないプールですが、チャオプラヤー川を一望できる開放的な空間です。

デッキチェアやクッションなど、プールサイドでくつろげるアイテムがたくさん配置されています。
プールサイドには「THE BEACH」というバーがあり、営業時間は11:00~18:00となっていました。


フィットネスセンター
プールと同じ4階にフィットネスセンターがあり、宿泊者は無料で利用できます。24時間営業です。

まずまずの数のマシーンがそろっているようです。
スパ
「eforea」というスパがロビー階にあります。営業時間は10:00~20:00。

THREESIXTY JAZZ LOUNGE & ROOFTOP BAR
31階に「THREESIXTY ROOFTOP BAR」と32階に「THREESIXTY JAZZ LOUNGE」があります。

360度の絶景を眺めながらお酒や音楽が楽しめるようです。私はエグゼクティブラウンジでの滞在で十分だったので(ダイヤモンド特典で無料だし)、こちらは利用しませんでした。
周辺施設
ホテルの周辺の様子や施設について紹介します。
チャオプラヤー川沿い
チャオプラヤー川沿いが遊歩道となっています。

そこから見える船の往来と川沿いの夜景がとてもきれいでした。
ミレニアム・ヒルトン・バンコク専用の無料シャトルボートが発着する桟橋へ行く途中に「Thai Spirit House」があります。

スピリットハウスというのは、日本で言う神棚のようなものだそうです。枝を大きく広げた大木があり、カラフルな布が飾られています。木の下に小さな祠があります。

夜はライトアップされて、より神聖な雰囲気が漂っていました。
桟橋へ行く途中にはビアバーもありました。

対岸には「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」の大きな建物や、ショッピングモール「リバーシティ バンコク」がよく見えます。


セブンイレブン
コンビニエンスストアのセブンイレブンも近くにあります。(ホテル入口の向かい側)

ICONSIAM
「ICONSIAM(アイコンサイアム)」というバンコク最大級の規模を誇る巨大ショッピングモールが徒歩数分、ほぼ隣接しているといってもいい場所にあります。

世界的なブランドショップも入っているためか、商品価格は他のショッピングモールに比べて高めの設定となっています。日本の高島屋やユニクロも入っています。スシローなど日本の飲食店も多く出店していますよ。
アイコンサイアムなどバンコク滞在中に訪れたお買い物・グルメ・観光スポットについては、別記事で詳しく紹介する予定です。
まとめと感想

「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」の客室、エグゼクティブラウンジやレストランでの朝食、そしてホテル内の施設ついて紹介しました。
ミレニアム・ヒルトン・バンコクは、前日まで滞在していたマリオット系のホテル(「アロフト・バンコク・スクンヴィット11」と「バンコク・マリオットホテル・スクンビット」)とは明らかに雰囲気が違うホテルでした。
マリオット系のホテルでは、外資系ながらもタイらしさが感じられましたが、ミレニアム・ヒルトン・バンコクは主に米国や欧州からの観光客を意識している感じがしました。実際、エグゼクティブラウンジではアジア・インド系の滞在者は見かけませんでした。(個人的見解)
とはいうものの、エグゼクティブラウンジをはじめホテルスタッフの対応については、ヒルトンブランドの細やかなホスピタリティを感じることができました。
また、レストランでの朝食は質・品数ともにとても満足の行く内容でした。このホテルに滞在するなら必ずレストランでの朝食をいただくべきだと思います。
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