2021年3月から始めた「ヒルトンオナーズ」へのステータスマッチ。期間内に宿泊数を達成してダイヤモンドステータスを獲得しました。今回はダイヤモンド獲得までの道のりをまとめて紹介します。
ステータスマッチのメリット
2021年3月、「マリオットボンヴォイ」から「ヒルトンオナーズ」へのステータスマッチにチャレンジしました。
90日間という期間内に9泊したことで、「ヒルトンオナーズ ダイヤモンド」を無事獲得することができました。
通常の「ヒルトンオナーズ」から始めるよりも、ステータスマッチを使えばダイヤモンド資格を簡単に得ることができます。
ステータスマッチとは
ステータスマッチとは、特定のホテルやマイレージの上級会員資格を持っていれば、ほかのホテルやマイレージの上級会員資格を得ることができるというシステムです。
あえてライバルのリワード会員(優良顧客)に対して、自社の優遇資格を一定期間与えて自社を利用させることにより、自社のリワード会員として囲い込みを図るために行われます。
ヒルトンオナーズの「ゴールド会員」や「ダイヤモンド会員」になるには、ステータスマッチがお得な方法です。
マリオットボンヴォイからヒルトンオナーズへのステータスマッチ
私はマリオットバケーションクラブ・アジアパシフィックのメンバーなので、マリオットボンボイの会員資格を持っていました。そこで、マリオットボンヴォイのからのステータスマッチを申請して承認されました。
申請の方法など詳細はコチラの記事をご覧ください。
ステータスマッチに必要な条件
マリオットボンヴォイ会員がヒルトンオナーズへのステータスマッチを申請するのに必要な条件は以下の通り。
- マリオットボンヴォイでゴールド以上の会員資格を持っている
- マリオットボンヴォイ ゴールドとして過去1年以内に宿泊実績がある
- ヒルトンオナーズのメンバーまたはシルバーであること
すでにヒルトンオナーズのゴールドになっている場合はステータスマッチできません
ステータスマッチにより得られる資格
ステータスマッチの申請が承認されると、暫定的に「ゴールド」の資格が90日間与えられます。
そして今年は、この90日間に5泊することで翌々年(2023年)3月末まで「ゴールド」資格が保持できます。9泊すると翌々年(2023年)3月末まで「ダイヤモンド」資格が与えられることになります。
従来の上級会員達成要件との比較
ゴールドやダイヤモンド達成に必要な条件は以下のようになっています。
2021年は従来の半分の泊数で資格を得ることができます。
さらにステータスマッチの場合は以下のようになっています。
今年度は達成要件が緩るユル!
コロナ禍という状況が影響しているのでしょう。今年は、資格を達成するために必要な泊数が従来の半分となっています。
つまり、少ない泊数で上級会員資格がゲットできるチャンスとなっています。
ヒルトンホテル宿泊履歴
今年のこの要件ならば、ダイヤモンド資格までゲットしない手はないと考え、90日間で9泊して無事にダイヤモンドを獲得しました。
宿泊したホテルは以下のようになります。
泊 | 宿泊先 |
---|---|
1泊目 | ヒルトン名古屋 |
2泊目 | ダブルツリーヒルトンby那覇首里城 |
3泊目 | ダブルツリーヒルトンby那覇首里城 |
4泊目 | ダブルツリーヒルトンby那覇首里城 |
5泊目 | ヒルトン沖縄瀬底リゾート →ゴールド達成 |
6泊目 | ヒルトン成田 |
7泊目 | ヒルトン成田 |
8泊目 | ヒルトン成田 |
9泊目 | ヒルトン成田 → ダイヤモンド達成 |
9泊の感想
「ダブルツリーヒルトンby那覇首里城」や「ヒルトン成田」は、宿泊料が安価という点で「ヒルトン修行」の宿泊先に選ばれることが多いようですね。
とくに「ダブルツリーヒルトンby那覇首里城」は宿泊料が安価なうえ、プールが無料で利用できたり、地元グルメを使った豪華な朝食ブッフェが気に入りました。場所は沖縄ですが、「ヒルトン修行」にはオススメです。
どのホテルの滞在も楽しめましたが、総合的には新しい「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」がよかったです。
それぞれのホテルについて宿泊記を書いていますので、ぜひそちらもご覧ください。
記事リンク
「ヒルトン名古屋」宿泊記
ヒルトン名古屋 宿泊記 ~ ヒルトンステータスマッチ チャレンジ中
「ダブルツリーヒルトンby那覇首里城」宿泊記
ダブルツリーbyヒルトン 那覇首里城~プレミアムルームと朝食ブッフェ
「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」宿泊記
ヒルトン沖縄瀬底リゾート宿泊記 ~ オーシャンビュー客室と豪華朝食
「ヒルトン成田」宿泊記
ヒルトン成田宿泊記 ~ 『ダイヤモンド修行』最終はデラックスプラスルーム
夫婦どちらもダイヤモンドステータスに
通常、会員資格の特典を受けることができるのはオナーズ会員本人のみとなります。(もし同室宿泊の同伴者がいる場合は、その同伴者1名にもゴールドやダイヤモンドの特典が適用されます。)
今回のステータスマッチは私一人で行いましたが、驚いたことに妻も同時にダイヤモンド会員となりました。この理由を簡単に説明します。
ヒルトンタイムシェア会員権を夫婦名義で所有
妻も同時にダイヤモンド会員になれた理由は、ヒルトンタイムシェア会員権を夫婦名義で所有しているからです。
ヒルトンオナーズに確認したところ、私は会員権を夫婦名義で所有していることにより、それに合わせてヒルトンオナーズの口座も「ミューチュアル(mutual)・アカウント」(=共有の口座)という夫婦名義の口座となっている特殊なケースであるとのこと。
それゆえ、一方が上級会員になるともう一方も同時に同じランクになり、特典も夫婦各々が受けることができるそうです。
ただし、ヒルトンオナーズアプリの表示などはメインの名義人である私(夫)単独となっているので、妻の名前で予約する場合は、ヒルトンオナーズへ電話してダイヤモンド特典が受けられることを確認しておくようすすめられました。
実際、ヒルトン系のホテルで妻と娘だけで宿泊や食事をした際、問題なくダイヤモンド会員としての特典や割引サービスが適用されましたよ。
注意点
ヒルトンタイムシェア会員権の夫婦所有により派生するヒルトンオナーズ「ミューチュアル・アカウント」は特殊なアカウントのため、その適用が受けられるか否かは、事前に各自でヒルトンオナーズへ必ず確認して下さい。
このレポートは、私個人が2021年8月14日現在、ヒルトンオナーズより適用を受けている内容であり、同様の特典を条件達成したすべての方が受けられることを保証するものではございません。
まとめと感想
ヒルトンステータスマッチを申請し、90日間の期間でダイヤモンド資格を獲得することができました。
ダイヤモンドとなると、客室アップグレードや無料朝食(ゴールド会員以上)に加えて、エグゼクティブラウンジにアクセスできるという魅力的な特典を受けることができます。ダイヤモンド特典でお得に充実した滞在を楽しんでいます。
私は「SPG AMEX」や「ヒルトンオナーズAMEX」を持っていません。これらのカード特典を使わなくても、ヒルトンオナーズのダイヤモンドを簡単に獲得することができました。
ステータスマッチはとても素晴らしい制度です。とくに今年は!!
私のようなマリオットバケーションクラブ・アジアパシフィックのメンバーの方には、この機会に是非チャレンジされることをオススメします。
達成要件がゆる~い今年度中が、超ねらい目ですよ!!
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