「ヒルトン成田」に2泊×2回 宿泊しました。アップグレードした客室や無料朝食、そして窓からの成田空港の景色についてレポートします。この宿泊でステータスマッチによるダイヤモンド資格を達成しました。
ヒルトン成田宿泊記 ~ 『ダイヤモンド修行』最終はデラックスプラスルーム
2021年3月末から始めた、マリオットボンヴォイからヒルトンオナーズへのステータスマッチ。5月に訪れた沖縄での宿泊により、2023年3月末までのゴールド会員資格を獲得することができました。
さらに、今年は資格を達成するための条件がとても緩いため、せっかくなのでダイヤモンド会員を目指すことに。
そこで、ダイヤモンド会員まであと4泊を達成すべく、「ヒルトン成田」へ2泊×2回することにしました。
ヒルトンステータスマッチについて詳しくはコチラの記事をご覧ください。
ヒルトン成田とは
「ヒルトン成田」は成田空港にほど近い高台にあるヒルトン系のホテルです。成田空港へのアクセスが良く、ヒルトンブランドのもと快適な滞在ができます。
そのため、渡航前/帰国後の宿泊客や、海外の航空会社クルーの利用が多いように感じました。
また、小~大規模の宴会場と会議室を各種揃えているため、婚礼やビジネスコンベンションのニーズにも対応できるホテルでもあります。
さらに、首都圏のヒルトンホテルの中では宿泊料金が一番リーズナブルなため、「ステータスアップ」を目的とした利用者も多いようですね。そういう自分もその一人なんですが…。
建物の外観は、大きな弧を描くような独特の形で、弧の外側がエアポートビューの客室となっています。
ヒルトン成田 施設概要
施設名称:ヒルトン成田
住所:千葉県成田市小菅456
TEL:0476-33-1121
FAX:0476-33-0369
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
オープン年月:2002年4月(リーガロイヤルホテル成田からリブランド)
建物規模:地上13階建、総客室数548室
アクセス
成田空港からホテルまで無料シャトルバスで約15分
JR・京成成田駅からホテルまでは無料シャトルバスで約20分(イオンモール経由便有)
※ホテル敷地内駐車場有(290台) 料金:宿泊者は24時間毎400円
客室の様子
2回ともヒルトンオナーズ ゴールド会員特典により客室がアップグレードされました。1回目と2回目とではちょっとだけ異なる客室でした。
デラックスプラスルームにアップグレード
2回の宿泊とも、3月のヒルトンオナーズキャンペーン価格の1泊約7,800円(税サ込)で予約しました。「ヒルトンツインルーム」という広さ25㎡の客室で、朝食無、事前決済という内容です。
それが、上層階11階の空港側のデラックスプラスルームへアップグレードされました。
さらに、2回目の宿泊では、前回よりもっと空港の眺めのよい方角のお部屋を用意してもらえました。
同じデラックスプラスルームですが、1回目はベッド2台の「デラックスプラスツイン」、2回目はダブルベッド1台の「デラックスプラスクイーン」というお部屋です。
ちなみに、当日のこの客室のヒルトンオナーズ料金は1泊約23,000円(税サ込)だったので、約3分の1の金額で宿泊できたことになります。
デラックスプラスルームは広さ35㎡。一人の利用では十分な広さです。
バスルーム
入口から入ってすぐ右のドアを開けるとバスルームがあります。
ユニットバスですがまあまあの広さです。洗面ボール1つの洗面台は広くて清潔。
バスアメニティはいつもの「クラブツリー&イヴリン」。
写真に写っていませんが、洗面台の左脇にはメイクに便利な拡大鏡もありました。
洗面台の奥にはトイレ(ウォシュレット付き)。
バスタブは十分な大きさです。シャワーはハンドシャワーだけでなくレインシャワーもありました。
クローゼット
バスルームの反対側にはクローゼットがあります。
アイロンとアイロン台、スリッパ、セーフティボックス、それに荷物を入れておける棚もありました。
ベッド
初回に宿泊した客室「デラックスプラスツイン」は、セミダブルサイズ(120m)のベッドが2台。
2回目に宿泊した客室「デラックスプラスクイーン」はキングサイズ(180m)のベッドが1台(クイーンなのにキング…)。
1回目と2回目の客室の違いはこのベッドだけです。そのほかについてはまったく同じ内容でした。
大きな違いはありませんが、ベッド1台の方が部屋の空きスペースが広い分、より開放感がありました。
窓側には小さなテーブル、ソファとオットマンも置いてあります。
備品・設備
壁付のテーブルの上には49インチ大画面液晶TVや電気ポット、ペットボトルの水2本。
テーブルの下にはミニ冷蔵庫(中は空)、ネスプレッソマシーンやお茶セットも用意されています。
テーブルの窓側の端はワークスペースとなっていました。新聞を広げて読むこともできるくらいの広さがあります。座り心地の良い椅子もありました。
客室のWifiはヒルトンオナーズ会員なら無料で利用できます。Wifiのほか、有線LANも用意されています。
エアポートビューの眺望
ベランダはありません。窓から外を眺めると成田空港とA滑走路が一望できます。飛行機好きにはたまらない眺望ですね!
窓は2重構造になっているため、飛行機の防音も完璧です。
初回のお部屋からの眺めもまずまず良かったのですが、2回目の宿泊前に空港の眺めがさらに良い部屋を希望したら、希望通りのお部屋を用意してもらえました。わがままを聞いてもらえてうれしい限りです。
↑真夜中にライトの点検でしょうか、時々すごく明るく光ったりしました。
館内施設
館内施設を簡単に紹介します。
コンビニ
ロビー階の正面玄関脇にコンビニエンスストア「セブンイレブン」があるので便利です。
レストラン
コロナ禍の影響でレストランは1箇所「テラスレストラン」のみの営業でした。ここで朝食をいただきました。
フィットネス
フィットネス施設(「ヘルスクラブ」)があります。ジムは宿泊者は無料ですが、プールやお風呂は有料です。
ワークスペース
ワークスペース(インターネットカフェ「Java cafe」)がレストラン内にあります。
パソコンが用意されており、24時間Wi-Fi無料で利用できます。
レストランで無料朝食
ヒルトンオナーズ ゴールド会員特典により、レストラン「テラスレストラン」での朝食ブッフェが無料でいただけました。
場所柄、海外の航空会社の到着クルーや外国人が多く見られました。そのためでしょう、レストランでの感染症対策は他のホテルに比べて徹底されていたように感じました。
ブッフェの内容は、外国人の利用者が比較的多いことから、メニューもそれに対応した料理がメインとなっていました。そのため、和食のメニューは限定的でした。
卵料理はオーダー制でお好みのスタイルを調理してくれます。
朝は和食派の私にとっては少々物足りない部分もありましたが、それでも十分な量をおいしくいただきました。
ホテル独自のオリジナル特典
ゴールド会員特典として、客室のアップグレードや無料朝食のほかに、1泊につき1回の「ウェルカムドリンク」のサービスがホテル独自に用意されていました。
テラスレストランにて、グラスビール、グラスワイン、ハイボール、ソフトドリンクバーのいずれかを選ぶことができます。地元クラフト瓶ビールや缶ビールのテイクアウトも可能でした。
そこで瓶ビールを頼んだところ、まだ冷えていないので後ほど部屋に持って行くと言われました。
部屋で待っていたらほどなくして届けてくれたのですが、サービスでおつまみも一緒に持って来てくれました。
このようなちょっとした気遣いがうれしいですね。
まとめと感想
「ヒルトン成田」は、空港へのアクセスが良く、またシャトルバスの利用で成田駅や市街地(成田山へのお参り)、大規模ショッピングセンター「イオンモール」へも行くことができるので、便利なロケーションにあるホテルです。
部屋も清潔だし、仕事をする広いスペースもあり快適に過ごすことができました。コンビニが併設されているのもなにかと便利です。
さらに部屋から成田空港を望むことができるので、飛行機好きな人はずっと見ていても飽きないでしょう。
ただ、ひとつだけちょっと残念な点としては、朝食の内容が外国人(主に北米)向きがメインであるため、特に「ヒルトン修行」で連泊すると飽きがきてしまうかもしれません。(あくまでも個人的な感想です!)
全体的には、スタッフのホスピタリティや対応も良く、大変満足な滞在となりました。
↓動画では客室の様子のほか、窓から見えた飛行機の離発着や深夜の滑走路の様子も見ることができますので、ぜひご覧ください↓。
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