2020年2月、オーストラリア旅行に行きました。初日から3泊したのはゴールドコーストのマリオットバケーションクラブ・アット・サーファーズパラダイス。この記事ではゴールドコーストを走るトラム「Gリンク」について詳しく紹介します。
オーストラリア旅行記 2020 ~ 便利な移動手段Gリンクに乗ろう!
2020年2月16日~22日、4泊7日でオーストラリアに旅行に行きました。ゴールドコーストのマリオットバケーションクラブ・アット・サーファーズパラダイスに3泊、シドニーのシェラトン・グランド・シドニーハイドパークに1泊しました。
この記事では、ゴールドコーストの移動に便利なトラム「Gリンク」に乗車した様子ついて詳しく紹介します。
Gリンクとは
ゴールドコーストの主要交通機関の1つであるGリンク(G:link)はトラム、すなわち、路面電車です。
ヘレンズベイル(Helensvale)からブロードビーチ(Broadbeach)まで運行しており、鉄道の駅やゴールドコーストの主要観光スポットへの移動に大変便利です。
Gリンクの運行情報
北の終点「ヘレンズベイル駅」と南の終点「ブロードビーチ・サウス駅」の間には全部で19の停車駅があり、所要時間は45分です。
基本的には午前5時~深夜12時まで運行しています。
日中(午前7時~午後7時)の運行間隔は、平日は7.5分毎、土日は10分毎です。午後7時以降は15分毎になります。
(※ゴールドコースト大学病院駅~ブロードビーチサウス駅間のみ土日の深夜12時~午前5時も30分毎に運行しています。)
詳細は公式サイトをご覧ください。
Gリンクの料金
Gリンクの料金は以下の通り(2020年2月現在)。
- 紙の切符:$4.90
- go card:$3.37(オフピーク時間帯※は$2.70)
※オフピーク時間帯:go card使用なら20%割引
平日は午前8時半~午後3時半、午後7時~午前6時、土日祝日は終日
トランスリンク(TRANSLink)の乗り物の運賃はゾーン制の料金となっており、トラムは「ゾーン5」という同一ゾーン内に属します。
トランスリンクはバス、電車、フェリー、トラムサービスをコーディネート・運行し、お客様への情報提供、乗車券販売、公共交通機関のインフラ整備を担う責任を有しています。
トランスリンクのネットワークはクイーンズランド南東部(ブリスベン、イプスウィッチ、サンシャインコースト、ゴールドコースト地区を含む)を網羅しています。また、リージョナル・クイーンズランドの一部地域のサービスも運行しています。
(公式サイトより)
IC カードの利用がお得
Gリンクに乗車するなら、ICカードを購入するほうが便利でお得です。
ゴー・カード
ゴー・カード(go card)とは、トランスリンクの ICカードです。日本のPASMOやSuicaのようなものです。
紙の切符は割高ですし、乗車のたびに購入する手間があるので、ゴー・カードの利用がおすすめです。
ゴー・カードのほかに、「ゴールドコースト・ゴー・エクスプロア・カード」というICカードもあります。
ゴールドコースト・ゴー・エクスプロア・カード
ゴールドコースト・ゴー・エクスプロア・カード(Gold Coast go explore card)は、終日乗り放題の一日乗車券として使えるICカードです。
ゴールドコースト内のバストやトラム、サンシャインコースト内のバスに乗車する際に利用できます。
一日分の料金は、大人用が$10、子供用(5~14歳)が$5、5歳未満は無料。
一度に8日間分までチャージでき、使用期限は購入日から12か月以内。
ゴー・カードは使うたびに残高が減ってしまいますが、ゴー・エクスプロア・カードは終日乗り放題なので、一日のうちに何度もバスやトラムに乗って移動する場合には、ゴー・エクスプロア・カードの方がお得です。
セブンイレブンなどのコンビニや、小売店、ホテル、トランスリンク案内所、トランスリンクのウェブサイト、ゴールドコースト空港などで購入できます。
わたしはまず、宿泊先の最寄りのセブンイレブンでゴー・エクスプロア・カードを1日分($10)購入しました。
そして翌日は、Gリンクの停車駅にある券売機で$10をチャージして使いました。券売機では日本語表示も選択できます。
Gリンクの乗り方
Gリンクの停車駅
停車駅には改札がなく、駅員もいません。しかし、不正乗車をする人はいないようです。
駅のホームには↑このような黄色い機械があります。トラムに乗る前にゴー・カードやゴー・エクスプロア・カードをタッチし、降りた駅でもカードをタッチします。
トラムのドアは自動で開きません。ドア横のボタンを押すとドアが開きます。
降りるときもボタンを押してドアを開けます。ちゃんと日本語表記もあります。
Gリンクの車内の様子
車内はとてもきれい。入れ代わり立ち代わり乗降客がいるので、座席はそこそこ埋まった状態が多いです。
座り心地は日本の電車にはかないませんが、まずまずという感じでした。
北上するにつれ郊外になると、路面電車というより、在来線の電車と同じような走行を感じます。駅の間隔も長く、直線が多くなるためスピードも出ます。
停車駅
Gリンクの停車駅をいくつかご紹介します。
ヘレンズベイル(Helensvale)
G:linkの北側の終点「ヘレンズベイル駅」では、鉄道とバス路線に接続しています。
鉄道「エアトレイン(Air Train)」に乗り換えると、ブリスベン空港へ行くことができます。
バス「TX7」に乗換えれば、ドリームワールド、ウェットンワイルド、ムービーワールドなどのテーマ・パークを回ることができます。
サーファーズパラダイス・ノース(Surfers Paradise North)
わたしが宿泊したマリオットバケーションクラブ・アット・サーファーズパラダイスの最寄り駅は、「サーファーズパラダイス・ノース駅」です。
ブロードビーチ・サウス(Broadbeach South)
「ブロードビーチ・サウス駅」は、G:linkの南側の終点です。
観光スポットの一つである巨大ショッピングセンター「パシフィックフェア」がすぐそばにあります。
また、動物園「カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー」行のバスがここから出ています。
パシフィック・フェアやカラビンワイルドライフ・サンクチュアリ―についての記事も書いています。コチラ↓をご覧ください。
まとめ
かわいいフォルムのGリンクの電車。アゲハチョウの幼虫を連想してしまうのはわたしだけでしょうか?
サーファーズパラダイスに宿泊してゴールドコースト観光をするのに、とても便利な移動手段です。本数も多いし、観光スポットへのアクセスもいいので、ぜひGリンクに乗ってみてください!
ゴールドコーストでの宿泊先「マリオットバケーションクラブ・アット・サーファーズパラダイス」についての記事↓もご覧ください。
総合旅行サイトHISでマリオットバケーションクラブ サーファーズパラダイスをチェック
サーファーズパラダイス周辺の観光スポットについては、コチラの記事↓をご覧ください。
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