滋賀旅行3日目は近江八幡に行きました。近江八幡は、豊臣家の城下町の景色やレトロモダンな建物が残る場所です。歴史を感じながら散策したり、美味しい食事を食べたりしました。
滋賀旅行 近江八幡めぐり~新町通り・八幡堀・日牟禮八幡宮
2019年11月に2泊3日の滋賀旅行に行きました。3日目は近江八幡めぐり。新町通りの街並みや、八幡堀沿いを散策しました。日牟禮八幡宮にお参りしたり、レトロモダンな建物も見学。歴史を感じる景色と美味しいものを堪能した様子を紹介します。
宿泊したホテルは、「エクシブ琵琶湖」です。エクシブ琵琶湖について詳しくは、コチラの記事↓をご覧ください。
滋賀旅行1日目は、彦根城や夢京橋キャッスルロードなど彦根めぐりをしました。詳しくはコチラの記事↓をご覧ください。
滋賀旅行2日目は、陶芸の森と信楽陶芸村など信楽めぐりをしました。詳しくはコチラの記事↓をご覧ください。
近江八幡駅
宿泊したホテルの最寄り駅は米原駅。ホテルをチェックアウトし、荷物を持って近江八幡駅へ。
米原駅から近江八幡駅まではJR琵琶湖線で1本で行けます。
コインロッカー
まずは、近江八幡駅で荷物を預けました。
北出口にコインロッカーがあるのでそこへ行ったのですが、あまり数がなく、しかも、キャリーケースが入るサイズのコインロッカーに空きがありませんでした。
それで、同じ北出口側の端の方にある北口観光案内所に行ったら、その中にあるコインロッカーを使うことができました。荷物は16:30までに引き取りに来るよう言われました。
新町通りの近江商人屋敷
近江八幡駅北出口からタクシーに乗車して「市立資料館」へ行きました。この資料館がある通りは「新町通り」と呼ばれます。
新町通りは、江戸~明治時代に活躍した近江商人の屋敷跡が軒を連ねる通りです。
歴史を感じさせる建物を見ながらぶらぶらと散策し、気になったお店の中を覗いたりしました。
素敵なお店もたくさん
↑お麩屋さん「麩の吉井」がありました。
滋賀旅行1日目に食べたすき焼きに入っていたお麩が美味しかったことを思い出し、いくつか購入しました。
お麩のラスクの試食もできました。サクサクして口の中ですぐに溶けてしまってすごく美味しかったです。
↓近江の麻を扱うお店(「麻香(あさがお)」)。素敵な麻の商品がたくさんそろっていました。
入口は一緒ですが、右側が「麻香」、左側は「アトリエ伸」という、よし筆やよし紙を扱う別の店です。また、店内の奥は「ギャラリー淡海座」という展示スペースになっています。
八幡堀沿い
新町通りを進んで行くと、八幡堀沿いの道につきあたります。
色づき始めた紅葉がお堀にきれいに映って、とても美しい風景です!
八幡堀
八幡堀は、豊臣秀次の居城だった八幡山城の堀で、琵琶湖へと続く水路です。
八幡堀沿いは、白壁の蔵や町屋建物が軒を連ねていて、風情のある景色を楽しむことができます。
時代劇のロケ地として使われることも多いそうです。近くのポン菓子屋のおじいさんが、「俳優の○○や△△が来たことがあるよ」と教えてくれました。
とび太くん
滋賀県発祥の「とびだしぼうや」とび太くん。近江商人風のとび太くんなどあちこちに見られました。
どのお店やカフェも、古民家を改装したような素敵な店構えです。
日牟禮八幡宮
八幡堀に沿って進むと、大きな鳥居が見えてきました。
日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)
日牟禮八幡宮は、平安時代の131年創建とされる古い神社です。
大きな楼門が歴史を感じさせます。
わたしたちが訪れた際は、七五三祝いモードとなっており、境内にアンパンマンが飾ってありましたが、荘厳な雰囲気の神社でした。
美味しい漬物屋
鳥居をくぐって左側に「山上」という漬物屋さんがありました。たくさんの種類の漬物が販売されていて、試食もできました。
どれも美味しくて、ついつい買い込んでしまいました。特に、「チーズの味噌漬」が絶品でしたよ。
レトロモダンな建物
近江八幡の町なかには、レトロモダンな建物もたくさんあります。
ヴォーリズ建築
アメリカ人の建築家ヴォーリズが手掛けた建築は必見です。
旧八幡郵便局
旧八幡郵便局は、大正時代のヴォーリズ建築で、昭和まで郵便局として使われていたそう。懐かしい雰囲気の建物で、特に窓の感じがいいですね。中の見学もできました。
アンドリュース記念館
アンドリュース記念館は、ヴォーリズの親友アンドリュースを記念して造られた、ヴォーリズ設計の第一号の建築。和と洋が融合された素敵な建物です。
白雲館
日牟禮八幡宮の鳥居の向かいに立つ白雲館は、明治10年に学校として建設された建物で、現在は観光案内所となっています。
日本的な瓦屋根の上に、モダンな六角形の太鼓楼があるのが不思議とマッチしています。
館内にはお土産も少しありましたが、それほど種類や数は充実していない感じでした。館内にタクシーの電話番号が掲示されており、帰るときはここからタクシーを呼んで駅まで戻りました。
酒游舘でランチ
昼食は、「酒游舘(しゅゆうかん)」というお店でいただきました。
酒游舘は、享保2年(1717年)創業の老舗酒造で、酒蔵を改装した素敵なカフェレストランです。
お酒を飲みながらまったり…といきたいところでしたが、昼間なので食事のみで我慢しました。
↑ことぶき弁当。黒毛和牛のローストビーフ、色々な種類の煮物など。ランチなのにこの量、食べられるかな、と思いましたが、あまりの美味しさにペロリでした!
滋賀旅行まとめ
今回の2泊3日の滋賀旅行は琵琶湖の東側~南側だけでしたが、とても楽しむことができました。
京都などより観光客も少ないので、ゆっくりと散策したり食事をしたりできます。滋賀にはまだまだ魅力的な場所がたくさん!また機会を見つけて訪れたいと思います。
旅行の事前準備
今回の滋賀旅行で参考にしたものを紹介します。
滋賀のガイドブック
滋賀についてのガイドブックを求めて本屋に行きましたが、見つからず…。
それで、ネットショップでるるぶのガイドブック「滋賀 びわ湖 長浜 彦根 ’20」を購入しました。エリア別にまとまっていて分かりやすかったです。
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ここ滋賀
ガイドブックやネットで調べて旅行計画を立てたのですが、その計画で無理なく周れるのかちょっと不安でした。特に移動手段としてバスを利用したかったのですが、バスの時刻表を調べると本数があまり多くないようでした。
そこで、日本橋にある滋賀のアンテナショップ「ここ滋賀」に行き、相談してみました。
金・土・日曜日はコンシェルジュが来ているそうですが、そうとは知らずに訪れたのが運よく金曜日だったので、コンシェルジュに丁寧に教えていただけました。
行こうと思っている場所については、計画通りで良さそうでしたが、移動手段については、バスは本数が少ないので、観光用として利用するには不便かも、ということでした。
4人での旅行だったので、近い距離でタクシーを利用しても1人分の料金はバスに比べてあまりかからないし、待ち時間が無駄にならずに効率的に移動できるのでは、とのこと。
また、観光地を回ってガイドしてくれる観光用タクシーを利用する方法もある、と教えてもらいました。
「ここ滋賀」には滋賀の土産品はもちろん、パンフレットやチラシなどもたくさん置いてあったので、いくつかいただいて帰りました。ガイドブックよりも詳しい地図が載っているものもあり、現地の移動でとても役にたちました。
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