台北中心部での移動には、台北MRT(地下鉄)の1日券を使うと便利です。MRT1日券でまわった台北の観光地とグルメ情報を紹介します。
MRT1日券でまわる台北観光&グルメ
台北MRTの1日券(150台湾ドル)を使って、台北の観光とグルメのスポットを巡りました。
私が1日で楽しんだ観光&グルメスポットのルートはこんな感じ。
↓ (徒歩)
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↓ (タクシー)
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↓ (徒歩)
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暑い日だったため、途中、ショートカットするためにタクシーも利用しました。
龍山寺(ロンシャンスー)
龍山寺の最寄り駅は、MRT「龍山寺駅」。台北駅からは2駅のところです。龍山寺は駅から徒歩3分で着きます。
龍山寺の正式名称は「艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)」。1738年、清時代に建てられた台北最古のお寺です。仏教、道教、儒教、民間信仰の神様がまつられていて、さまざまなご利益にあずかることができます。
日本のお寺と違って、色鮮やかな建物に圧倒されます。台湾の地元の人がたくさん参拝に来ていました。拝観料は無料です。
龍山寺にはお守りや数珠を販売する売店があり、こちらも多くの人でにぎわっています。私も家族のお土産用に数珠を購入しました。
- 住所:廣州街211號
- 営業時間:毎日6:00~22:00
スターバックス(星巴克艋舺問市)
龍山寺から歩いて10分弱で行ける距離にスターバックスがあります。MRT「龍山寺駅」からは徒歩5分くらい。
日本統治時代の建物で台北市指定古蹟になった「萬華林宅」をリノベーションした店舗です。
外観はもちろん、店内の様子もレトロなたたずまいをそのまま活かしていて、とても素敵な雰囲気です。
ここでコーヒーブレイクをしたついでに、お土産も購入しました。
↑You are hereシリーズのミニサイズのカップとパイナップルケーキ。
- 住所:台北市萬華區西園路一段306巷24號&26號
- 営業時間:7:00(土日7:30)~21:30
鼎泰豐(ディンタイフォン)
小籠包で有名な「鼎泰豐(ディンタイフォン)」の本店(信義店)は、MRT「東門駅」の目の前にあります。
鼎泰豐(ディンタイフォン)は小龍包の名店です。いつ行っても行列が絶えないので、行列覚悟で行くのがよいでしょう。
店の入口には待ち時間が表示されています。店頭で番号が印字された整理券とオーダー票を受け取り、順番を待つことになります。わたしたちは昼食の時間帯をはずして行って45分待ちでしたが、この程度だったのはラッキーでした。
待っている間は、隣の土産物店を見たりして時間を潰しました。順番が来ると、モニターに番号が表示されて呼ばれます。待ち時間の45分より少し前に順番が来ました。
料理の注文は、オーダー票に記入して行います。日本語が併記されているメニューがあるうえ、日本語が話せるスタッフもいるので注文に困ることはありませんでした。
注文した料理は、名物の小龍包とパイコー炒飯です。
小籠包は小ぶりなので、レンゲに乗せてハフハフしながら肉汁と一緒に食べます。評判通り、熱々の肉汁があふれ出して、とてもおいしかったです。
パイコー炒飯は、炒飯はもちろん、上にのせてあるパイコー(豚のから揚げ)もかなりおいしかったです。
- 住所:台北市信義路二段194号
- 営業時間:(月~金)10:00~21:00、
(土日祝)9:00~21:00
微熱山丘(サニーヒルズ)
次に向かったのは、パイナップルケーキの店「微熱山丘(サニーヒルズ)」台北店。MRT南京三民駅から歩いて15~20分ほどかかりました。(ちょっと距離があるので、帰りは「台北101」へ行くのにタクシーを利用しました。)
台湾旅行の代表的なお土産の1つがパイナップルケーキですね。パイナップルケーキはスーパーなどでも買えるのですが、この微熱山丘(サニーヒルズ)のパイナップルケーキが一番美味しいと評判です。
民生公園近くにある台北店の店内にはカフェも併設されていて、試食もできます。カフェは順番待ちの人がいて、結構にぎわっていました。
↑お土産(パイナップルケーキとラスクの詰合せ)。袋も付けてくれました。
パイナップルの甘味と酸味がちょうどよく、おいしかったです!パイナップルが苦手な娘もおいしいと食べていました。
台北店のほか、桃園空港、台北101ショッピングモール、新光三越信義にもあります。
- 住所:台北市民生東路五段36巷4弄1号1階
- 営業時間:10:00〜18:00
台北101
台北101は「台北101/世貿駅」にあります。出口4のすぐ目の前が地下一階の入口です。しかし、わたしたちはサニーヒルズから台北101へは、タクシーを利用して行きました。
台北のシンボル「台北101」は地下5階+地上101階の超高層ビル。特徴的な外観は、縁起の良い竹をモチーフとしているそうです。屋内89階と屋外91階には展望台があり、地下5階から地上6階までが商業施設となっています。ショッピングモール、フードコート、お土産店などがあります。
ブランドショップの他、台湾の有名店や土産物店もあるので、あちらこちらに出かけなくても、ここで済ますこともできます。鼎泰豐やサニーヒルズもここにありますよ。
- 住所:台湾台北市信義区信義路五段7号
- 営業時間:(日~木)11:00〜21:30、
(金・土、祝日前)11:00~22:00
夕食の時間まではまだ少し間があるし、土産物などの荷物を置いていきたかったので、一旦ホテルに戻ることにしました。宿泊先はコートヤード台北で、最寄り駅は南港駅です。
MRTで台北101/世貿駅から南港駅へ行くには2回乗り換えが必要で遠回りにもなるので、タクシーで市政府駅へ行き、そこからMRTで南港駅へ行きました。
宿泊先のコートヤード台北について、詳しくはコチラ↓の記事をご覧ください。
カルフール
カルフール(Carrefour・家楽福)はスーパーマーケットです。宿泊先のコートヤード台北前の大通りの向かいにあり、南港駅からは数分のところにあります。
品数が多くて値段も安いお店です。ローカルの人が食べるものやビール、香辛料、お茶などが欲しい場合は、カルフールを利用するといいですよ。お土産品にもなります。
↑カルフールで買った五香粉。ひとふりかければ家で手軽に台湾の味が楽しめます。
- 住所:台北市南港區南港路二段20巷5號B1
- 営業時間:9:00~23:00
台北駅周辺のローカル食堂
台北駅(Taipei Main Station)は、台鉄、高鉄、MRTが通る台湾最大の鉄道駅です。重厚で台湾らしい外観も素晴らしいですね。駅の周りにローカル食堂がたくさんあります。
ローカルフードが食べたくて、台北駅周辺のローカル食堂に入りました。駅から5分ほどのところにあった飲食店です。
メニューの右下に「台湾傳統美食」とありますが、これが店名なのでしょうか。
創業1945年、つまり70年以上の老舗とのこと。地元の人々が利用する食堂で深夜12時までやっています。お店のおばあさんは、簡単な日本語でのやりとりができました。
↑肉細切り麺とルーロー飯(小)で85台湾ドルという、ローカルならではの安さ。もちろんおいしかったですよ。
士林市場(夜市)
台北の夜市といえば士林市場。最寄り駅はMRT「劍潭駅」で徒歩5分。
私たちは隣駅の「士林駅」から歩きました。士林駅からの方が少し距離がありますが、沿道にずらりと並ぶ屋台を楽しみながら歩くことができます。
士林市場(夜市)は、台北観光の名所だけあって、大勢の人で混雑していました。まるでお祭りのようで楽しい雰囲気です。
1階には衣類や土産物、雑貨などを販売している店がずらーっと並んでいました。地下の美食街には屋台がひしめいています。たくさんのお店があって、どこにしようか迷ってしまいました。
↑屋台飯(やきそばと空芯菜の炒め、台湾ビール)
- 住所:台北市士林區義信里 MRT 淡水信義線 劍潭駅あるいは士林駅
- 営業時間:17:00~24:00(店舗による)
まとめ
台北の観光とグルメのスポットをいくつか紹介しましたが、これらは1日で無理なく訪れることができます。
MRT1日券を使うことでお得な交通費で移動できますし、状況によってはタクシーを利用することで、効率的にまわることもできました。(タクシー料金も安いですよ。)
台北観光の参考になればうれしいです。
台北の交通手段についての記事もありますので、コチラ↓をご覧ください。
台湾鉄道で行った観光スポットについては、コチラ↓の記事をご覧ください。
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