台湾旅行で利用できる移動手段はさまざまあります。交通網が発達している台北の交通事情、特に鉄道やタクシーについて、体験談をふまえて詳しく説明します。
台北の交通事情 ~便利な移動手段いろいろ
台北は交通網が発達しているので、移動に困りません。特に主要スポットへのアクセスは、MRTを使うと便利です。また、タクシーも、料金が安いので気軽に利用しやすい移動手段です。
台北で利用できる鉄道、バス、タクシーについて紹介します。
鉄道
台北を走る鉄道には、MRT、台鉄、高鉄があります。それぞれの利用について説明します。
MRT
MRT(地下鉄)
MRTは、大都市台北の地下を網羅している地下鉄です。台北の人々や観光客の交通の要となっています。
主要路線については、早朝から深夜まで約5分間隔で運行しているのでとても便利。

MRTの切符には、普通の切符、1日券、24時間チケット、イージーカード(交通ICカード)などさまざまな種類があります。スケジュールによって使い分けるとよいでしょう。
台北中心部で移動が多い日は1日券(150台湾ドル)を購入するとお得です。

切符の買い方は分かりやすく、迷うことはありませんでした。
桃園空港MRT(桃園国際空港へのアクセス)
桃園空港MRTは、2017年に新しく開通した、台北中心部と桃園国際空港を結ぶ路線です。このMRTが出来たことにより、桃園国際空港へのアクセスが格段に良くなりました。


↑トークンチケットというコイン型の切符を使います。(写真がボケていてすみません!)


台鉄(台湾の公営鉄道)
台鉄は、台湾の都市全域をつないでいる鉄道網です。特に、台湾北部を経由して東部地域へ移動する際に利用します。
運賃はMRTに比べて割安なのですが、運行本数が少ないのがちょっと残念。


遠距離移動する場合は、有料の特急や急行を利用しないと時間がかかってしまいます。

高鉄(台湾高速鉄道=新幹線)
高鉄は、台北(南港)から台湾島の西側に沿って、台中などの都市を通り、南部の主要都市である高雄までを結ぶ高速鉄道です。
日本の新幹線の技術を導入して作られたので、実際乗ってみると東海道新幹線そのものなのでビックリ!


↑高鉄の車内。日本の新幹線のよう。
料金は日本の新幹線よりも割安です。

路線バス
台北市内を巡るバスも運行しています。
台北運営バスは本数が多く、台北市内の移動に便利です。路線、番号、行き先を事前に調べておきましょう。
運賃の支払は、現金のほか、先ほどMRTの支払方法の一つとして挙げたイージーカードが利用できます。現金の場合は、お釣りが出ないので、小銭を用意しておく必要があります。
今回、私は台北市内ではMRTとタクシーでほとんどの目的地への移動が可能でしたので、利用しませんでしたが…。
移動費をとにかく安くしたい、という場合には一考しても良いかもしれません。
タクシー
台湾ではタクシーも利用しやすいです。車体の色はすべて黄色なので分かりやすいですよ。街中を流しているタクシーも多いので捕まえやすいのも便利。
料金が安く、安心安全
日本のタクシーに比べると料金が安いのが魅力。台北市内でMRTの駅から少し離れている目的地に行くときや、MRTでも行くことができても、距離的に遠回りになるような場所に行く場合にタクシーを利用しました。

↑パイナップルケーキで有名な「微熱山丘(サニーヒルズ)」。行くときは駅から歩いて行ったのですが、結構距離があったので、帰りはタクシーを利用。
台北中心部での利用は、メーター作動が当たり前なので「ボッタクリ」はまずありません。目的地が近くでも乗車拒否されませんし、下車する際には領収証とおつりがちゃんともらえます。
郊外の観光名所では定額料金も
十分や九份などの観光名所を流しているタクシーは、ドライバーが乗車前に目的地を示した料金表を提示してきます。(観光地なので仕方がないかもしれませんが…)ただ、目的地によっては、メーター料金よりも安くなるようなことも。
人数や提示された料金を勘案して、利用するかどうか決めると良いと思います。
タクシーでの会話
わたしは中国語ができないので、英語で行き先を伝えましたが、大体分かってもらえることが多かったです。
スマホやガイドブックを見せて目的地を示せば、確実に伝わります。まれに、日本語が多少分かるドライバーもいましたよ。
まとめ
台湾は交通網が発達しているので、どこへ行くにも便利です。
鉄道は、駅やホーム、そして車内もとてもきれいでした。日本の鉄道とほとんど変わらないので、とても使いやすかったですね。
タクシーも安心して利用できました。
いろいろな観光スポットに行くときには、鉄道やバス、タクシーを上手に利用してみてください。
台鉄に乗って観光地巡りをしたことを記事にしていますので、ぜひコチラ↓をご覧ください。

MRTの1日券を使って台北の観光地&グルメスポットをまわったことも書いていますので、コチラ↓の記事をご覧ください。

チャイナエアラインの搭乗記はコチラ↓の記事をご覧ください。


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