初めてのバンコク旅行でおすすめ観光スポットはチャオプラヤー川沿いに多くあります。6つの観光スポットについて詳しく紹介します。
バンコク旅行 おすすめ観光地 2019
バンコクに旅行したら訪れておきたい場所がたくさんあります。初めての旅行でおすすめなのは、チャオプラヤー川沿いの観光スポットです。
- ワット・アルン
- ワット・ポー
- カオサン通り
- チャイナタウンとサンペーン市場
- アジアティック・ザ・リバーフロント
- アユタヤ
①~⑤は、チャオプラヤー川の水上バス(ボート)を使って移動できるので、交通渋滞の心配もなく、料金も安価です。ボートからの景色を楽しむこともできます。
ワット・アルン(Wat Arun)

ワット・アルン(暁の寺)は、タイを代表する寺院のひとつです。2013年から始まった大規模な修復工事を終えて、現在は白く美しい姿を見ることができます。拝観料は50バーツです。(※2020年6月より、100バーツに値上げ予定)
遠くからだと、真っ白に見えるワット・アルンですが、近くに寄ると、緻密で複雑な模様のカラフルなモザイク装飾が施されているのが分かります。その大きさと美しさに感動しました。


ワット・アルンへの行き方
ワット・アルンはチャオプラヤー川のほとりにあるので、チャオプラヤー川の水上バスを利用して行く方法がベストでしょう。チャオプラヤー川からの美しい眺めも楽しめます。
BTSのサパ-ンタークシン駅からすぐ近くにあるサトーン船着場から水上バスに乗ります。15分ほどでワット・アルンの船着場に着きます。船着場から寺院は目の前です。

私がいつも利用しているのは、チャオプラヤーツーリストボート。青い旗と船体が目印の、比較的新しい大きなボートです。料金は、それぞれの船着場で支払います。一律(一乗船)60バーツで、30分毎に運航しています。
ワット・ポー(Wat Pho)
ワット・ポー(涅槃仏寺院)は、ラーマ1世によって建てられたバンコク最古の寺院です。巨大な黄金の涅槃仏で有名です。仏像の平らな足の裏には、螺鈿細工による絵が108つ描かれています。

ワット・ポーはワット・アルンとは川を挟んで反対側に位置します。ワット・アルンと一緒にセットで訪れたい寺院です。
拝観料は100バーツ。拝観料を払うと、チケットにペットボトルの飲料水の交換券がついています。
ワット・ポーへの行き方
ワット・アルンの船着場から、小さい渡し舟(料金は4バーツ)に乗って対岸に渡ります。川を渡って、5分ぐらい歩くと到着します。
カオサン通り(Khao San Road)

カオサン通り(Khao San Road)は、バックパッカーの聖地と呼ばれる有名な通り。安い宿やゲストハウス、バーやカフェ、屋台やショップがひしめいています。夜になると大音量の音楽が流れ、店の軒先でお酒を飲んで楽しむ人でにぎやかです。
欧米などからの外国人旅行客が多く集まり、旅行者同士の交流が楽しめる場所にもなっています。
カオサン通りへの行き方
カオサン通りは、最寄りの駅からかなり離れています。行き方としては、ARL(エアポート・レール・リンク)の終点、BTS乗り換え駅のパヤタイ駅まで電車で行き、そこからタクシーやトゥクトゥクに乗る、という方法があります。
別の行き方として私のおすすめは、チャオプラヤー川を運航する水上バスの利用です。ワット・アルンへ行くのと同様に、サトーン船着場から水上バスに乗船し、終点(N13)プラ・アティット(Phra Arthit)で降ります。約30分で到着します。プラ・アティットからカオサン通りまでは、徒歩10分ちょっとです。
チャイナタウンとサンペーン市場
チャイナタウン(ヤワラ―ト)では安くておいしい食事が楽しめます。チャイナタウンからちょっと足を伸ばすと、サンペーン市場があります。

サンペーン市場は、アクセサリーパーツや布地、雑貨などが安価で売られている問屋街です。地元の女性でにぎわっていて、観光客らしい人はあまり見かけませんでした。

チャイナタウンやサンペーン市場への行き方
チャイナタウンに行くには、チャオプラヤー川の水上バス船着場N5のラーチャウォンで降りましょう。徒歩10分ほどです。
アジアティック・ザ・リバーフロント
アジアティック・ザ・リバーフロントは、2012年にオープンした、チャオプラヤー川沿いにあるナイトマーケットです。東京ドーム約2.5個分の広さがあり、店舗数は約1,500軒、レストランが約40店舗。
外国人観光客が多く、ローカルの人も含めて、若い人が多かった印象です。大きな観覧車があり、スピードが少々速くてびっくり。

飲食店は観光地価格でちょっと高めでしたが、美味しかったです。
アジアティック・ザ・リバーフロントへの行き方
サトーン船着場から、無料のシャトル水上バスに乗って10分ほどで行けます。
アユタヤ(Pra Nakorn Si Ayutthaya)
アユタヤは、バンコクから北へ約80kmの場所、チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地域にある、タイを代表する観光名所です。
アユタヤの遺跡群は、歴史公園として整備されており、ユネスコ世界遺産に登録されています。
アユタヤの見どころ
ワット・プラ・シーサンペット

寺院のシンボルである、3基の仏塔だけが残っています。
ワット・マハタート

木の根に埋もれて残る仏頭で有名な遺跡です。不思議な姿に思わず引き込まれます。
ワット・ロカヤ・スター

寺院や本堂はなく、大地の上に横になっている巨大な寝釈迦仏を拝むことができます。
アユタヤへの行き方
私は今回、タイ国鉄の列車でアユタヤまで行き、レンタサイクルで遺跡を周りました。
列車でアユタヤ駅へ

まず、MRTでフアランポーン駅まで行き、国鉄フアランポーン駅から特急か急行に乗りアユタヤ駅へ。
特急や急行を使えば、バンコクから1時間20分ほどで着きます(特急は345バーツ)。もちろん各停もあり、そちらの方が料金は安いのですが、クーラーがついていないし、時間がかかってしまうのでおすすめしません。
アユタヤまで列車で来る方法のほか、BTSのビクトリーモニュメント駅からアユタヤまで運行している10人乗り位のバンを利用する方法もあります。ただし、人数がそろわないと出発しないようです。
自転車を借りて遺跡周り

アユタヤ駅を降りて通りを渡ると、道の両側に自転車やバイクを貸す店がたくさんあります。遺跡の中心は、パーサック川をはさんで反対側の位置にあるので、川を渡る必要があります。
しかし、川の手前で自転車を借りると、離れたところにある橋を通って川を渡らなければならないため、かなり遠回りすることになってしまいます。渡し舟(料金は5バーツ)で川を渡って対岸で自転車を借りる方が便利です。

遺跡のほとんどは、約5キロ四方の中にあるのですが、徒歩で周るには距離があるし、暑くて大変です。私は自転車で周りましたが、観光客のほとんどはバンコクからのツアーで、大型バスやバン(8~10人ほど)に乗って周っている様子が多く見られました。
ツアーもおすすめ
初めての場合は、主要なホテルに迎えに来てくれるツアーで周る方が、多少お金がかかってもおすすめだと思います。日本人観光客向けに日本語のガイドがつくので、遺跡の歴史やくわしい説明が良く分かります。
再度訪れる場合には、列車や乗り合いバンでアユタヤまで来て、自転車やバイクを借りるのも良いと思います。
まとめ
チャオプラヤー川沿いにある、おすすめの観光地をご紹介しました。アユタヤを除いて、水上バスを利用した行き方をまとめて説明します。
水上バス船着場のまとめ

↑これは、チャオプラヤー川水上バス、チャオプラヤーツーリストボートの案内図です。
下から2番目のサトーン(Sathorn)が、BTSのサパ-ンタークシン駅から近い大きな船着場です。
ここから乗船して北上し、N5の船着場ラーチャウォン(Ratchawongse)で降りてチャイナタウンやサンペーン市場へ。
さらに北上してワット・アルン(Wat Arun)で降りれば、ワット・アルンとワット・ポーを拝観できます。ワット・アルンからワット・ポーへ行くには、渡し舟で川を渡りましょう。
終点N13の船着場プラ・アティット(Phra Arthit)で降りて、カオサン通りへ。
アジアティック・ザ・リバーフロントへは、サトーンから川を南下します。無料シャトル水上バスを利用しましょう。
交通機関を上手に利用し効率的に
私はバンコクを訪れるときは、マリオットバケーションクラブ・エンパイアプレイスに宿泊します。バンコクの中心地にあるので、観光や買い物に出かけるときは、公共交通機関を主に利用して、できるだけお金をかけず、効率的に移動しています。この記事が、バンコク観光の参考になれば嬉しいです。
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