バンコク旅行で利用したLCC、スクート航空とノック・スクート航空についての搭乗記です。より安く予約できた方法と、それぞれの搭乗体験について詳しく紹介します。
バンコク旅行2019~成田⇔バンコク 最安値のLCC
2019年5月4日(土)~5月11日(土)の7泊8日で、タイのバンコクへ行ってきました。
往復のフライトは、最安値の格安航空会社(LCC)を利用しました。
行き:成田→バンコク(ドンムアン空港)
スクート航空
帰り:バンコク(ドンムアン空港)→成田
ノック・スクート航空
格安航空券サイトで予約~スクート航空とノック・スクート航空
バンコクへの渡航は4回目です。
今回は一人での渡航なので、できるだけお金をかけないことを目標にし、フライトは格安航空券サイトで探しました。
「成田⇔バンコクの直行便、出発日5月4日」で検索して、一番安かったものを往復で予約したのが、これ↓です。
行き:スクート航空
¥14,586(諸費用込み)
帰り:ノック・スクート航空
¥11,285(諸費用込み)
座席はもちろんエコノミーです。
ところが、カード決済の不具合があったようで、帰りの便の予約がとれなかったというパプニングが発生しました…。
そのため、同じ航空会社(ノック・スクート航空)に直接アクセスして同じ時間の帰りの便を手配するよう、格安航空券サイトの方から依頼されました。
その結果、料金がオーバーした場合は、差額は負担してもらえるとのことでした。
ノック・スクート航空のサイトでさらに安く
というわけで、帰りの便については、ノック・スクート航空のサイトから直接予約をすることになりました。
焦ってすぐには予約は入れず、何度かサイトにアクセスし、料金をこまめにチェックしました。というのも、LCCの航空券の料金というのは、刻々と変動するようなんです。
そして、運よく、当初の予約金額より安い料金で出ていたタイミングで予約を入れることができました。
そのお値段、なんと、¥7,627!
当初の料金よりだいぶ安く予約できたので、少し広めのスーパーシートの座席指定をすることにしました。座席指定はプラス¥2,000なので、合計で¥9,627。それでも当初よりも安い料金となりました。
「災い転じて福と為す」とはまさにこのこと!
【成田→バンコク】 スクート航空
成田からバンコク(ドンムアン空港)へのフライトは、スクート航空TR869(10:05発15:00(現地時間)着)を利用しました。スクート航空は、シンガポールのLCCです。
フライト時間は約7時間。日本とタイの時差は2時間で、タイの方が2時間遅くなります。
チェックインに時間がかかる
空港では、チェックインのための長い列ができていました。出発の3時間前からカウンターが開くので、余裕を持って早めに行くことをおすすめします。
並びたくない人は、WEBチェックインをしていくといいですよ。
私は、自宅で事前にWEBチェックインをして、印刷したチケットを持参していったおかげで、ほとんど並ばなくて済みました。
LCCなのに、座席間隔が狭くない
通常LCCは、既存の航空会社(FSC=Full Service Carrier)に比べると、シートの間隔が狭い場合が多いですね。料金が安い分、少々窮屈なのは仕方ないのですが…。
しかし、スクート航空は、FSC並みのシート間隔なので、LCCの座席にしては広くてゆったりしています。
【バンコク→成田】 ノック・スクート航空
帰りのバンコク(ドンムアン空港)から成田へのフライトは、ノック・スクート航空XW102(深夜2:20発 10:25着)を利用しました。ノック・スクート航空は、タイのLCCです。
帰りの便も行きと同じく、フライト時間は約7時間です。
帰りのチェックインも時間がかかる
帰りの便のノック・スクート航空も、チェックインは出発の3時間前から受付けが開始されます。
帰りの便については、印刷手段がなかったので、WEBチェックインはせずに空港へ行きました。
深夜なので、多少空いているのではないかと期待していたのですが、予想に反してかなり並びました。深夜でも念のため、早めに空港へ行くことをおすすめします。
(帰国後調べてみたら、ノック・スクート航空では、WEBチェックインはシンガポール空港でしか行っていないようです。)
広いシート指定で快適
ノック・スクート航空のエコノミークラスのシートは、座席間隔がFSCより少々狭いです。
深夜の出発便なので、少しでも快適に眠れるよう、通常のシートより広めのスーパーシートを予約しておいて正解でした。これはプラス¥2,000の料金となります。
足元だけでなくシートの幅も広く、しかも、リクライニングでかなりの角度まで座席を倒すことができました。(後ろの人を確認すると、同じくかなり倒していたので迷惑にはなっていないようでした。)
おかげで、帰りはゆったりと寝て過ごすことができました。
スクート航空とノック・スクート航空はおすすめのLCC
スクート航空は座席の間隔がFSC並み、ノック・スクート航空は広めのシート指定にしたので、以前利用したタイのエアアジアX航空よりも、快適に過ごすことができました。7時間のフライトですから、座席の広さは大事なポイントですね。
座席以外のことについても、気付いた点をいくつかあげてみます。
オプションなしでも満足
機内サービスはすべてオプションで有料となります。これもLCCなので仕方ないですね。私が使ったオプションは、座席指定のみです。
しかし、とくに不満を感じることはありませんでした。
ただし、座席背面のモニターが設置されていないので、フライト中はかなり退屈です。本やゲームなど、機内で時間つぶしできるものを持っていくといいですよ。
日本人CAが乗務で安心
行きのスクート航空も、帰りのノック・スクート航空にも、日本人のCAが乗務していました。
日本語でのアナウンスがあるので安心ですね。
手荷物は機内持ち込みサイズで
エコノミーで機内持ち込み可能な荷物については、スクート航空は10kgまで、ノック・スクート航空では7kgまでです。
もしも荷物を預けるとなると、片道約¥4,000ほど料金がアップしてしまいます。結構かかりますね。
今回私は、往復とも機内持ち込みサイズの荷物のみだったので、荷物に関わる料金は発生せずに済みました。
航空券の価格とコスパ
航空券の価格については、シーズンにもよりますが、大体片道¥15,000前後で販売されているようです。
スクート航空もノック・スクート航空も、往復\30,000という金額ででこの快適さが味わえるというのは、十分満足できるコスパだと思うのでおすすめです。
航空券の取り方の裏技!?
今回はたまたま、格安航空券サイトで帰りの便が予約できなかったことで、むしろ安い航空券を購入することができました。
時間に余裕があれば、まず格安航空券サイトで安い航空券の料金を調べたうえで、念のために航空会社のサイトの料金をチェックしてみてください。
航空会社のサイトから直接予約を入れれば、より安い料金で航空券を購入することができるかもしれません。今回のように、エコノミーの通常シートが¥7,000台、という驚きの安さで出ることがあるかもしれませんよ。
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