2024年3月のヒルトン東京ベイ 宿泊記です。ヒルトンルーム(ツインベッド・パークビュー)客室の様子を中心に、館内施設とサービスについてもレポートします。
ヒルトン東京ベイ 宿泊記2024(前編) ~ ヒルトンルームと館内施設
2024年3月下旬、約3年弱ぶりに「ヒルトン東京ベイ」に宿泊した際の様子を2回に分けて紹介します。
前編のこの記事では、客室「ヒルトンルーム」の様子を詳しくレポートし、さらに館内施設やサービスについてもお届けします。コロナ禍の前回とは異なった点についても触れていきたいと思います。
前回(2021年7月)のヒルトン東京ベイ宿泊記については、コチラの記事↓をご覧ください。
ヒルトン東京ベイとは
「ヒルトン東京ベイ」は東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルの一つです。
都心から約20~30分とアクセスが良く、充実した施設サービスや多彩なタイプの客室が用意されています。大人も子どももゆったり楽しく過ごすことができるホテルです。
施設名称:ヒルトン東京ベイ
住所:千葉県浦安市舞浜1-8
TEL:047-355-5000
FAX:047-355-5019
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
オープン年月:1988年7月
総客室数:828室
アクセス
電車でのアクセス
JR京葉線・武蔵野線「舞浜駅」下車(東京駅より快速にて約15分)
舞浜駅からは、
- ディズニーリゾートライン「リゾートゲートウェイ駅」よりモノレールに乗車し「ベイサイド駅」下車(約4分)
→ベイサイド駅からは、徒歩(約3分)または無料送迎バス(約1分) - ホテル直行の無料シャトルバス(約7分)
車でのアクセス
首都高速道路湾岸線の葛西ランプ、または浦安ランプで降りる
空港からのアクセス
羽田空港・成田空港からは「東京ディズニーリゾート地区経由ホテル行きリムジンバス」を利用し「ヒルトン東京ベイ」で下車。
今回は、舞浜駅からホテル直行の無料シャトルバスを利用しました。舞浜駅南口の改札を出て、エレベーターもしくは階段を降りるとロータリーがあります。無料シャトルバスの乗り場は、ロータリーを反時計回りにぐるりと半周歩いた場所です。
チェックイン
エントランスから広々とした明るいロビーへ。左の方へ進むとフロントデスクがあります。
フロントデスクには、ヒルトンオナーズ ゴールド・ダイヤモンド会員専用の優先チェックインカウンターもあります。こちらで待たされずに対応してもらえました。
フロントデスク近くにキッズエリアもあります。チェックインが混みあっていてもここで退屈せずに待てますね。
予約したお部屋は、ベイビューのヒルトンルームでしたが、パークビューのほうの客室になりました。
家族4人で2部屋を予約していたためか、より上位レベル客室へのアップグレードは叶いませんでしたが、14:00までのレイトチェックアウトは可能となりました。
ヒルトンルーム
アサインされたのは、8階のヒルトンルームです。
最上階は11階なので、8階はまずまずの高層階。パークビューなので夜には花火が見れるかも、と期待。
お部屋の内装は、和風の落ち着いた雰囲気。ディズニー感こそありませんが、とてもきれいなお部屋です。
ベッドとベッド周り
ベッドは2台。定員は2名~4名ということなので、ベッドを増やすこともできるのかも?
ベッド側の壁には読書灯、スイッチ類、コンセントが付いており、USBポート付きのアラーム時計も置いてありました。
デスクスペース
ベッドの対面には大きな壁掛けテレビ。
窓側にはデスクとイスが配置されています。
ここにもコンセント、USBポート、有線LANポートも付いていました。
デスクの上に何やら置かれていますね。ヒルトンの焼き菓子とバースデーカードです!
事前に誕生日の家族がいることを伝えておいたので、このようなうれしいプレゼントをしてもらえました。紙袋の中には、紙皿と木製のナイフとフォークが入っていました。自宅に持ち帰って食べましたが、バナナ風味でとてもおいしかったです。
ソファースペース
窓側にはローテーブルと2脚の腰かけ。障子から柔らかな光が差し込んでいます。
こちらのテーブルの上にも何やら置かれています。
SILSMARIAの生チョコレートです。これはヒルトンオナーズ会員へのウェルカムスイーツのようです。
クローゼット
クローゼットは左右に引き戸を開閉します。
左側には、セイフティボックス、予備の布団、アイロンとアイロン台、スリッパは使い捨てのものとビニールのものの2種類が置いてありました。
右側はゆったりとしたハンガースペースとなっており、下の引き出しの中にはナイトウェアが入っていました。
ひざ下丈のワンピースタイプです。
お茶コーナー
クローゼットの隣に大きな姿見があり、その隣にはお茶コーナーがあります。
キャビネットの上には、電気ケトル、アイスペール、ウォーターピッチャーが置いてありました。
以前はペットボトル水が用意されてましたが、現在は無くなりました。このようにプラスチック削減のための取り組みが多くのホテルで見られるようになってきましたね。
ウォーターサーバーが廊下に設置されているので、ピッチャーに必要な分の水を注いで利用します。
キャビネットの引き出しには、グラスやカップ、インスタントコーヒー、緑茶バッグが入ってました。
引き出しの下はミニ冷蔵庫。水を入れたピッチャーをそのまま入れることができました。
バスルーム
バスルームは、洗面所とお風呂とトイレが一緒のスペースに配置されているユニットタイプ。
壁一面に大きな鏡の付いた洗面所は、広くて使いやすかったです。
洗面台に置かれたアメニティは、クラブツリー&イヴリンのハンドウォッシュとボディローションのボトル。
コットンセットと歯ブラシも置いてありました。
ドライヤーは引き出しの中に。
ちなみに、スキンケアセットはフロントに言えば無料でもらうことができます。クレンジング、洗顔料、化粧水、クリームが入っています。
洗面台の下には、タオル類が置いてあります。子ども用の踏み台もありますね。
トイレはもちろんウォシュレット付き。
トイレを挟んで洗面台の対面にはシャワー付きのバスタブがあります。
シャワーは、オーバーヘッドシャワーとハンドシャワーの両方が設置されています。
壁には、クラブツリー&イヴリンのシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュのボトルが備え付けられていました。
眺望
眺望はパークビュー。前回もパークビュー側のお部屋で、その時は目の前が工事中だったのですが、そこにきれいなホテルができていました。ファンタジースプリングスホテルです。
このホテルは、アナ雪・ラプンツェル・ピーターパンの新エリア(ファンタジースプリングス)に直結しているそう。つまり、そのエリアに優先的にアクセスできるんですって。しばらくは予約が一杯らしいですよ。
夜はライトアップされて、昼間とは違った美しい景色が楽しめました。
ただ残念だったのは、期待していた花火が上がらなかったこと…。(おそらく強風のせいだと思います。)
館内施設・サービス
ヒルトン東京ベイにある館内施設やサービスを紹介します。
(※エグゼクティブラウンジについては、次の記事で詳しく紹介します。)
セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ
「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」は、ロビー階フロントデスクそばにあるイタリアンバール。
営業時間は8:00~22:00。
フレッシュ・コネクション
「フレッシュ・コネクション」は、テイクアウトだけでなく、客室から注文してデリバリーしてもらうこともできるデリ。こちらもロビー階にあります。
おいしそうな軽食やスイーツなどが並んでいます。お部屋に置かれたバースデープレゼントと同じ焼き菓子(バナナブレッド)はここで販売されていましたよ。
営業時間は、テイクアウト11:00~22:00、客室へのデリバリー17:00~23:00。
一献風月Delica
「一献風月Delica(イッコンフウゲツデリカ)」は、2023年10月にオープンしたばかりの、本酒と房総イタリアンのデリカテッセン。
日本酒がたくさん販売されています。お酒のおつまみにぴったりのフードも店頭に並んでいました。
営業時間は、平日16:00~22:30、週末11:00~15:00と16:00~22:30。
レストラン
レストランは複数あります。
ロビー階の奥にある「ザ・スクエア」という広いエリアに「フォレストガーデン」・「アチェンド」・「シルバ」の3つの店舗が入っています。朝食ブッフェはここが会場です。
その他、デザートブッフェの「ラウンジ・オー」、地下1階にある中国料理の「王朝」もあります。
ディズニー・ファンタジー
「ディズニー・ファンタジー」はロビー階にあるディズニーショップです。ミッキーが入口で出迎えてくれます。
営業時間は8:00~21:00。ここでゆっくりお土産を選ぶこともできますね。
コンビニエンスストア
ロビー階にはコンビニエンスストアのローソンもあります。
以前は1店舗でしたが、いつの間にか2店舗になっていました。スタッフさんの話によると、混雑してロビーフロアまで伸びる行列ができることがあったため、店舗を増やしたそうですよ。
もともとあった「LAWSON」の方は24時間営業で、医薬品の販売をしている時間帯もあります。
下の写真のディズニー・ファンタジーの奥に見える「S LAWSON」の方は営業時間は12:00~23:00。
レクリエーションルーム
レクリエーションルームもロビー階にあります。
カプセルトイやクレーンゲームがおいてありました。これも以前はなかったような…。
営業時間は6:00~24:00。
ヒルトン・グランド・バケーションズ クラブラウンジ
ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)クラブラウンジもロビー階にあります。
HGVのタイムシェアに興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。ヒルトンのタイムシェアはハワイなどの海外だけでなく、国内(小田原や沖縄)にもありますよ。
インターネット環境
ヒルトンオナーズ会員は無料でWi-Fiが利用可能です。チェックインの際にパスワードの書かれたメモがもらえます。
ノンストップチェックアウト
チェックアウト時に精算が無ければ、部屋を出る前に客室内の電話のボタン操作でチェックアウト手続きが完了します。
そして帰る際はフロントデスクに立ち寄らず、正面玄関前やロビー階エレベーターホールに置いてある回収ボックスにカードキーを返却すればOK。
まとめと感想
ヒルトン東京ベイの客室「ヒルトンルーム」の様子や、館内施設とサービスについて紹介しました。
バブル時期に開業し築年数は経っているものの、館内や客室はとてもきれいなホテルです。
ヒルトンルームは和風の落ち着いた雰囲気のお部屋で、気持ちよく過ごすことができました。バースデープレゼントもあり、こういったサービスは純粋にうれしいものですね。
前回はコロナ禍で営業時間や利用内容が制限されている部分もありましたが、今回はすっかりコロナ以前に戻り、外国人観光客も大勢訪れていてにぎやかな雰囲気のホテルになっていました。
また、前回休止中であったエグゼクティブラウンジでのラウンジサービスも復活していました。ラウンジでのカクテルタイムや朝食については、次の記事↓で詳しく紹介します。
この記事の内容は宿泊当時の情報です。最新情報は公式サイトでご確認していただくようお願いいたします。
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