タイ・バンコクのドンムアン空港の2か所のラウンジ、「ミラクルコワーキングスペース」と「コーラルラウンジ」について詳しく紹介します。
バンコク・ドンムアン空港のラウンジ利用体験
先日(2019年5月4日~11日)、タイのバンコクへ行きました。その際、ドンムアン(Don Mueang)空港のラウンジ2か所を、プライオリティパスを提示して無料で利用しました。
利用したドンムアン空港のラウンジの様子について、詳しくお話しします。
プライオリティパスとは
楽天プレミアムカード会員になると、「プライオリティパス」が無料で発行されます。しかも、「プレステージ会員」が付帯されているプライオリティパスです。
プレステージ会員は、世界130カ国500都市1200カ所以上の空港ラウンジを無料で利用することができます。本来なら、プライオリティパスのプレステージ会員となるには、年会費が$429かかりますが、楽天プレミアムカードを作ることで無料で付帯されるのです。
今回、初めてこのプライオリティパスを使って、ドンムアン空港のラウンジを利用してみました。
ドンムアン空港
タイの首都バンコクには、2つの空港があります。スワンナプーム国際空港とドンムアン空港です。元々、ドンムアン空港が昔からある空港だったのですが、スワンナプーム国際空港が開港して以降、現在は主にLCCが発着する空港となっています。
ドンムアン空港にはターミナルが2つあり、第1ターミナルは国際線、第2ターミナルはタイ国内線の利用のために使われています。
ドンムアン空港のラウンジ
空港内にはいくつものラウンジがあります。プライオリティパスで利用できるラウンジについてお話しします。
6つのラウンジ
現在、プライオリティパスを提示して利用できるラウンジは6つあります。第1ターミナルに3カ所、第2ターミナルに3カ所です。
第1ターミナル:
- Miracle Lounge(2つ)
- The Coral Executive Lounge
第2ターミナル:
- Miracle Co-Working Space
- Miracle Lounge
- The Coral Executive Lounge
これらのラウンジは、プライオリティパス(プレステージ会員)により無料で利用できますが、プライオリティパスを持っていなくても、料金を支払って利用することも可能です。LCC搭乗者であってもエコノミークラスであっても、誰でも利用できます。
2つのラウンジを利用
今回私が利用したラウンジは2カ所です。
入国した際に利用したのが、第2ターミナルの制限エリア外にあるMiracle Co-Working Space(ミラクルコワーキングスペース)で、出国する際に利用したのが第1ターミナルの制限エリア内にあるThe Coral Executive Lounge(コーラルラウンジ)です。
この2か所のラウンジについて、詳しく説明します。
ミラクルコワーキングスペース
LCCの機内では食事を取らず、バンコク到着後に腹ごしらえをしようと考えていました。調べたところ、ドンムアン空港に到着して入国審査を終えた後に、制限エリア外に出てからでも使えるラウンジがあるのを知って、利用してみることにしました。
ミラクルコワーキングスペースの場所
ミラクルコワーキングスペースは、第2ターミナル4階にあります。制限エリア外にある唯一のラウンジで、入国時には入国審査後、出国時には出国審査前に利用できます。
第2ターミナル4階には飲食店などが立ち並んでおり、sleepboxの隣にミラクルコワーキングスペースがあります。
国際線の発着は第1ターミナルですが、移動にそれほど時間はかかりませんでした。
ミラクルコワーキングスペースの利用内容
- 営業時間:毎日午前6時~午後10時 最長2時間まで
- 料金:プライオリティパス(プレステージ会員)で無料
プライオリティパスがなくても350バーツで利用可能
2歳未満は無料 - 設備:軽食・飲み物、アルコール飲料、電話、ファックス、会議室、インターネット(PC)、Wi-Fi、テレビ、禁煙、冷暖房、新聞/雑誌、デジタルカード利用可
料金は、エアアジアの航空券の提示で10%割引になります。私が訪れた際は、どの航空会社のチケットでも10%割引になる、という看板が出ていました。
フードやドリンクが充実
「軽食」とは言えないくらい十分な種類と量の食べ物や飲み物が用意されていました。
アルコール類も無料で飲み放題です!ただし、プライオリティパスの保持者だけが無料で飲めるアルコールも一部あるので、要注意です。(プライオリティパスを持っていないのに誤って飲んでしまったら、罰金が科せられます。)
ペットボトルの水もいただけるので、持ち帰ることができて便利。
バンコクに到着後、チェックインまでの空いた時間を過ごすのに、ゆっくりくつろいで、お腹を満たすことができました。
コーラルラウンジ(第1ターミナル)
帰国の便は、深夜2:20発。帰りもLCCを利用し、機内で食事は取りません。早めに空港へ行き、搭乗前にラウンジで遅い夕食をいただきました。
到着時にはミラクル系のラウンジを利用していたので、帰国時はミラクル系ではないコーラルラウンジの方を利用してみました。
コーラルラウンジの場所
出国時に利用したコーラルラウンジは、第1ターミナル3階の制限エリア内、出国審査を通過したすぐ目の前にあります。隣はVAT払い戻しデスクです。
受付の右手にあるエスカレーターを下りると、ラウンジスペースが広がっています。
コーラルラウンジの利用内容
- 営業時間:毎日24時間 最長3時間まで
- 料金:プライオリティパス(プレステージ会員)で無料
プライオリティパスがなくても1200バーツで2時間まで利用可能
2歳未満は無料 - 設備:バリアフリーアクセス、軽食・飲み物、アルコール飲料、インターネット、フライト情報、Wi-Fi、テレビ、禁煙、冷暖房、新聞/雑誌、デジタルカード利用可
※トイレがラウンジ内にあるので便利
フートやドリンクがかなり美味しい
フードやドリンクのクオリティが高く、とても美味しい食事と飲み物がいただけます。ミラクルコワーキングスペースと比べてみても、甲乙つけがたいです。(どちらも美味しい!)
アルコールは無料ですが、バーカウンターで注文する方式です。コーヒーやカクテルを注文することもできます。
24時間営業なので、深夜便でも搭乗前にしっかり食べることができます。おかげで帰りの機内ではゆっくり寝ることができました。ペットボトルの水もあるので、ここでいただいて、機内に持ち込むことができます。
まとめ
バンコク・ドンムアン空港で利用した2か所のラウンジについてご紹介しました。
- プライオリティパスで無料で利用できるラウンジは6カ所ある
- 制限エリア外にもラウンジが1つある
- フードやドリンクが充実している
- 第1ターミナル(国際線発着)のラウンジは24時間営業なので深夜便でも利用できる
搭乗前後にラウンジでゆっくりと(しかも無料で)腹ごしらえできたことで、LCCで約7時間の移動でも疲労はずいぶん軽減されたと思います。
今後はラウンジの利用が旅の楽しみの一つになりそうです。
今回利用したLCCについての記事も書いていますので、詳しくはコチラ↓をご覧ください。
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