国内会員制リゾートとタイムシェアはどう違うのでしょうか。会員制リゾートとタイムシェアの仕組みについて、その違いを3つのポイントに注目してまとめました。
国内会員制リゾートとタイムシェアの違い
今回は、私がタイムシェアの仕組みを初めて知ったとき「これは国内会員制リゾートと違うところだな」と気づいた点について、いくつか紹介したいと思います。
以下の3つのポイントでまとめてみます。
- 管理費(年会費)
- 宿泊費
- 手数料
① 管理費(年会費)
まずは、管理費(年会費)について比較してみましょう。
国内会員制リゾート
国内会員制リゾートは、会則や規約等に「物価変動等を考慮し管理費(年会費)を改定することができる」と定めているクラブがほとんどです。
しかし、タイムシェアのように管理費が毎年改定されることは滅多にありません。
現在、私の知る限りでは毎年管理費の金額を改定している国内のクラブは存在しないと推測します。
タイムシェア
タイムシェアは、各施設ごとにHOA(Home Owner’s Association)というマンションの管理組合のような組織があります。そのHOAが翌年の運営予算を立案し総会で承認の上、各オーナー(会員)へ管理費の請求がなされます。
よって毎年管理費が変動するということになります。
タイムシェアの管理費について詳しくは、コチラ↓の記事をご覧ください。
② 宿泊費
次に、宿泊費について比べてみましょう。
国内会員制リゾート
国内会員制リゾートは、毎年の管理費の他に、実際利用するときに宿泊費がかかるクラブがほとんどです。
1泊1名当り3,000円等のPC制、または1泊1室当り20,000円等のRC制があります。
タイムシェア
一方、タイムシェアは1週間分の宿泊費が管理費に含まれています。つまり、宿泊の際に宿泊費の支払いはありません。
ただし、滞在中にルームクリーニングをリクエストする場合等は別途費用がかかります。
また、利用税等の支払いが必要な地域もあります。
③ 手数料
最後に、手数料についてはどうでしょうか。
国内会員制リゾート
国内会員制リゾートは、一部を除いて同系列のクラブが展開する施設の利用について予約手数料はかかりません。
タイムシェア
一方、タイムシェアは同系列のクラブ施設であっても、基本のホーム予約(登記した部屋を1週間利用)以外は、原則予約手数料が発生します。
それは、基本的な利用方法以外のことはオプションオーダーとみなされ、手数料を徴収するのが海外のオペレーションの考え方なのかもしれません。
まとめ
国内の会員制リゾートとタイムシェアの違いを3つのポイントで整理してまとめました。
それぞれの仕組みがお分かりいただけたでしょうか。
タイムシェアについてさらに詳しく知りたい方は、コチラ↓の記事もご覧ください。
↓クリックお願いします!