2023年11月、4年ぶりにコートヤード バイ マリオット 新大阪ステーションに宿泊しました。滞在したエグゼクティブフロアのデラックスルームの様子や館内施設について紹介します。
コートヤードマリオット新大阪 宿泊記2023(前編)~デラックスキング客室と館内施設
2023年11月に「コートヤード バイ マリオット 新大阪ステーション」に宿泊した際の様子を2回に分けてお届けします。
前編のこの記事では、アップグレードされた客室(エグゼクティブフロアのデラックスルーム キング)の詳細と、館内施設についてレポートします。
前回の宿泊はちょうど4年前、感染症が拡大する少し前の2019年11月でした。2019年11月のコートヤードマリオット新大阪 宿泊記については、コチラの記事↓をご覧ください。
コートヤード バイ マリオット 新大阪ステーションとは
「コートヤード バイ マリオット 新大阪ステーション」は、新大阪駅から直結、しかも新幹線改札口から徒歩1分という大変便利な場所にあります。ビジネスから観光の拠点として、最高のロケーションに建つホテルです。
施設名称:コートヤード バイ マリオット 新大阪ステーション
住所:大阪府淀川区宮原1-2-70
TEL:06-6350-5701
FAX:06-6350-5702
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
コートヤード バイ マリオット 新大阪ステーションは、マリオットバケーションクラブ・アジアパシフィック(AP)の2023年度バケーション・エクスペリエンスの対象ホテルのひとつでもあります。つまり、APポイントをそのまま使って予約することも可能です。
しかし今回は、APポイントではなく、JR東海の「ずらし旅」というパッケージを利用して予約しました。
「ずらし旅」で予約
今回の滞在は、いつもの【往復新幹線+ホテル】がセットになっているJR東海「ずらし旅」を利用し、37,070円というお得な料金で予約できました。
実際に支払った料金は、ラウンジ&朝食料金7,885円と宿泊税100円が加算されて、合計45,055円となりました。(なぜ、ラウンジ&朝食料金がかかったのかについては、次の項目で解説します。)
もしも、一般的な方法で予約した場合にかかったであろう料金は、以下のようになります。
- ボンヴォイ公式サイトからコートヤード バイ マリオット 新大阪ステーションを予約した場合:
28,314円(全額前払い、スタンダードなコートヤードキング低層階) - 「のぞみ号」東京~新大阪往復の通常料金:
14,520円×2=29,040円 - 合計:
29,040円+28,314円=57,354円
つまり、57,354ー45,055=12,299円。全部で12,299円のお得だったことになります。
チェックイン
新大阪駅の新幹線改札口から歩行デッキを進むと、ホテルのエントランスが見えてきます。ホテルに入るとそこが3階のフロントロビーになっています。
到着したのは、チェックイン開始時刻を少し過ぎたころでしたが、フロントデスクはさほど混んでおらず、待つことなくチェックインすることができました。
ボンヴォイ特典がない…!
私はマリオットボンヴォイ チタン会員なので、通常ならさまざまな特典を受けることができます。
しかし、コロナ前は「旅行会社経由」でもボンヴォイエリート特典を受ることができたのですが、2023年7月にルール変更があったらしく、今回は「旅行会社経由」のため諸々の特典を受けることはできませんでした。
特に、エグゼクティブラウンジの利用や豪華朝食が楽しみだったので、結構ショック…。仕方がないので、今回はチェックイン時に追加料金(7,885円)を支払って「ラウンジ利用と朝食サービス」を付けることにしました。
先述した通り、ラウンジと朝食の利用料金を支払ったとしても通常の予約よりも1万円以上のお得になりました。
その他のサービス
一方で、チェックインの際、以下のサービスを受けることができました。
- 客室が高層階にアップグレードされた
- 通常チェックアウトは12:00のところ、13:00まで滞在OKになった
- 2023年9月1日からヘアブラシ、カミソリなど一部のアメニティが有料となったそうだが、無料でいただけた
※上記3点はラウンジ&朝食の追加料金を支払ったからではなく、ルール変更を知らなかったチタン会員である私へのせめてものサービスなのだろうか?と思いました.
なにはともあれ、ありがたいサービスでした。
客室アップグレード
予約した客室はスタンダードなタイプの「コートヤードルーム キング」でしたが、 17階エグゼクティブフロアの「デラックスルーム キング」にアップグレードされました。
(客室は4階~18階にあり、そのうち17階と18階はエグゼクティブフロアです。)
デラックスルーム キング
では、デラックスルームキングの客室について詳しく紹介していきます。
お部屋に入ってすぐ横に、カードキーを差し込むと電源がONになるスイッチが設置されています。
広さは30㎡。スイートルーム以外のお部屋はすべて30㎡なので、アップグレードされたとはいえ、広いお部屋になったわけではありません。しかし、一人で利用する分には十分な広さのお部屋です。
内装は以前と変わっていないようです。
高層階なので眺めが良く、新大阪駅に出入りする新幹線がよく見えました。
部屋の真ん中に置かれたベッドはシモンズ製のキングサイズ。
ベッドサイドには照明のスイッチがまとまっています。コンセントはありますが、USBポートはなし。
目覚まし時計も置いてありました。こちらに充電ポートが付いていました。
窓際には寛げるソファーチェアと丸テーブルが置いてあります。鮮やかな赤が映えます。
そのほか、もう一つ大きな丸テーブルとデスクチェアもあるので、デスクワークスペースとしても申し分ありません。
デスク脇にコンセント2つ、LANポートも付いていました。
全客室に有線LANとWi-Fiの設備があり、インターネットは無料で利用することが可能です。
空気清浄機も完備されています。
テレビは壁掛けで、BS・CS放送も視聴可能。
テレビの隣に荷物置き場があります。
下の引き出しの中にはナイトウェアが2着入っていました。
ナイトウェアはワンピースタイプです。
ミニバーの棚には、ペットボトルのミネラルウォーター2本(無料)、グラスとカップ、電気ポット。
インスタントコーヒーやティーバッグのほか、エスプレッソマシンも置かれています。エスプレッソマシンが客室に置かれているのは17・18階のみだそう。
ネスプレッソではなくイタリアの老舗エスプレッソブランドの illy(イリー)というカプセルマシンでした。
下にミニ冷蔵庫が収納されています。
中にビールやドリンク類がいくつか入っていましたが、これらは有料です。
次にバスルームへ。バスルームはユニットタイプですが、ゆとりがあります。洗面台はシンクが一つですが、幅が広くてすっきりしています。
洗面台に用意されているアメニティは、ボディローション、ボディスポンジ、綿棒、コットン、液体ハンドソープ、ボックスティッシュ、歯ブラシ。
カミソリ、 ヘアブラシ、 シャワーキャップ、ヘアゴム、 絆創膏はフロントにて必要な分だけもらうスタイルになっています(※ヘアブラシとシャワーキャップは有料)。
お風呂はバスタブにシャワーが付いているタイプで、洗い場はありません。
バスタブは広く、ゆったりとお湯につかることができました。シャワーはハンドシャワーのみ。
アメニティは、シャンプー、コンディショナー、ボディーウォッシュの大型ボトルが備え付けられていました。
トイレは洗面台と浴槽の間に設置されています。もちろんウォシュレット付き。
バスルームの向かいにクローゼットがあります。
中には、バスローブ、使い捨てスリッパ、セイフティーボックス、アイロンとアイロン台、靴ベラ、洋服ブラシが入っていました。
館内施設・サービス
次に、館内施設とサービスについて紹介していきます。
フィットネスセンター
フィットネスセンターは1階に位置します。3階のロビーから、1階行きのエレベーターに乗り換えて行きます。
営業は、年中無休、毎日24時間利用可能ですが、「利用時間は1時間程度で」と案内に記載されていました。宿泊者は無料で利用することができます。
ダイニング
飲食できる施設は、全部で4カ所あります。
Dining&Bar LAVAROCK」
3階ロビーフロアにDining&Bar LAVAROCK」(ダイニング&バー ラヴァロック)があります。朝食、ランチ、ディナーを提供しています。
ここでの朝食の様子は、次の記事で詳しく紹介します。
そのほか最上階の19階に、鉄板焼き「一花一葉」(いっかいちよう)と、バー「Bar 19」(バー ナインティーン)があります。
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジも19階にあります。エグゼクティブラウンジについても次の記事で詳しく紹介します。
エクスプレスチェックアウト
利用代金を清算済みの場合は、フロント手前カウンターに設置されているボックスにルームキーを入れるだけでチェックアウトすることができます。
Wi-Fi無料サービス
館内や客室ではWi-Fiが無料で利用できます。客室での利用はパスワードが必要ですが、チェックインの際にいただく案内に記載されています。
まとめと感想
4年ぶりに宿泊したコートヤード バイ マリオット 新大阪ステーションの、滞在したエグゼクティブフロアのデラックスルームの様子や館内施設について紹介しました。
コロナ前と後では、館内や客室の様子はほとんど変わっておらず、ゆったりとしたお部屋で気持ちよく滞在できました。変更点としては、アメニティの一部はフロントで必要な分だけ持っていく方式になり、そのうち有料のものもありました。
そのほか、大変残念だったのが、規約変更により旅行会社を通しての予約の場合は、マリオットボンヴォイ特典が受けられなくなったということ。
それでも、客室がアップグレードされたりしたのは、精一杯の配慮をしていただけたのかもしれません。できる範囲でのサービスを提供してくれたホテルには、感謝の気持ちでいっぱいです。
次の記事↓では、エグゼクティブラウンジと豪華朝食ブッフェについて紹介します。
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