2023年9月中旬、国内の会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」に宿泊しました。滞在したツインルームの様子について紹介します。
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢 宿泊記(前編) ~ゆったりツインルーム
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢の宿泊記を2回に渡ってお届けします。前編のこの記事では、東急ハーヴェストクラブ 旧軽井沢の施設概要とツインルームについて詳しく紹介していきます。
都心からアクセスしやすい避暑地にある会員制リゾートホテルに滞在して、ゆっくり過ごすことができました。
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢とは
「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」は、軽井沢の大自然に囲まれた場所にある会員制リゾートホテルです。JR軽井沢駅から徒歩圏内に位置し、都心からのアクセスも良好です。
施設名称:東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1178-493
TEL:0267-41-3000
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
総客室数:156室
開業:2001年
構造:地上2階、地下1階
客室は156室のうち10室は東急不動産の所有で、「ホテルハーヴェスト旧軽井沢」の客室として稼働していますが、東急ハーヴェストクラブ会員用の客室と区別した運用とはなっていません。
ただし、隣接する「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢アネックス」については東急ハーヴェストクラブ会員のみが利用可能となっています。
東急ハーヴェストクラブについて詳しくはコチラの記事↓をご覧ください。
アクセス
- 車を利用する場合:
上信越道「碓氷軽井沢I.C.」より約12km - 電車を利用する場合:
北陸新幹線「軽井沢駅」より徒歩約12分、 - バスを利用する場合:
「渋谷マークシティ」より東急高速バスで約180分 、「軽井沢駅」より徒歩約12分
東京駅から軽井沢駅まで、北陸新幹線での所要時間は65分という速さです。
軽井沢駅で下車し、駅北口から徒歩で東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢へ向かいました。
チェックインとロビー
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢の外観は、スコットランド調のデザインだそう。2001年オープンの建物で少々古さを感じるところもありますが、よく管理されている印象です。
エントランスのドアを通り抜けると、正面奥の緑あふれる中庭が目に入ります。
エントランスホールの左右に大きな扉がありますが、左側はフロントデスクに通じ、右側はレストランの入口となっています。
左の扉を抜けるとすぐ正面にフロントデスクがあります。
私が到着したのはチェックイン開始時刻の15:00より少し前の14:30頃。しばらくロビーで待っていたところ、14:40頃に「お部屋の準備ができましたのでチェックインできます」とスタッフよりアナウンスがありました。
すると、ロビーで待っていた人たちが一斉に並び始めて、フロントデスクはかなり混雑した状態に。一方で、フロントデスク横に設置されてある自動チェックイン・チェックアウト機は誰も使っていませんでした。
それで近くにいたスタッフに尋ねたところ、このタブレットはチェックインなら誰でも利用可能で、チェックアウトはクレジットカード決済であれば利用可能とのこと。
待たずに済むので私はこのチェックイン機の方でチェックインをしました。予約氏名を入力し、指示に従って手続きを進めると、カードキーが発行されます。
この機械を使った方が早くて便利だと思うのですが、スタッフが積極的に案内していなかったためか、あまり使う人がいませんでした。(チェックアウトの際も並ばずに済ますことができたので、クレジットカード決済でもOKの場合はフロントデスクに並ぶよりも自動チェックイン・チェックアウト機を使う方がおすすめですよ。)
ロビー
フロントロビーには、暖炉の周りにハロウィンのかわいい飾りつけがしてありました。
2階への通路も兼ねたロビーにはソファーがいくつも置かれていて、中庭の景色を眺めながらくつろげます。
セルフラウンジ
ロビーには宿泊者専用のセルフラウンジがあり、水やコーヒーが無料で提供されています。
提供時間はチェックインやチェックアウト前後の時間帯だけのようで、15:30には撤収していました。
ツインルーム
今回滞在したのは、1階のツインルーム。広さ31㎡の洋室で、定員2名のお部屋です。
天井が高くゆったりとした造りの室内で、大きな窓からは緑あふれる景色が楽しめます。
ベッドとベッド周り
ベッドはセミダブルサイズが2台。いろいろな種類の枕が置かれています。
ベッドの間に置かれたベッドサイドテーブルには電話とメモ帳が置かれ、壁には照明のスイッチ類やコンセント(1口)が付いていました。
ベッド周りにUSBポートがなくコンセントも1口だけというのは、今どきの設備としてはちょっと残念かも…。
テラスと眺望
大きな窓のカーテンを開けると、まるで森の中にいるような景色!
1階なのでイスとテーブルが置かれたテラスがあり、ゆったり緑を楽しめます。
部屋の中からもこのような自然の景色が眺められるのは、とても素敵ですね。
デスクと案内
窓際にデスクと1人掛けソファー2脚が配置されています。
デスクの上には、いろいろな案内が置いてありました。館内はWi-Fiが無料で利用可能で、パスワードが記載された案内もここにありましたよ。
↓これは「ハーヴェストスマートガイド」というサービスの案内です。
このスマートプレートに自分のスマホを近づけると、ホテルの案内や最新情報などを確認することができます。
今まで紙により提供していた案内等が、コロナ禍に非接触で安心・安全・簡単に届くようになったそうです。
ミニキッチン
客室内にはミニキッチンがあります。
コンロはありませんが、小さなシンクが付いています。
シンクの横には日本茶のティーバッグやコップとカップ。クッキーが置いてありこれがとてもおいしかったので、お土産に買って帰りました。(売店で販売しています。)
下の扉を開けると、電子レンジと電気ポットが入っていました。
すぐ隣のクローゼットの中に少し大きめの冷蔵庫(1ドア・冷凍なし)も完備されています。
こういうキッチンがあると、小さな子どものいるファミリーは使い勝手が良いでしょうね。
クローゼット
クローゼットの引き戸には姿見が付いています。
先述しましたが、クローゼットの中に冷蔵庫が入っています。冷蔵庫の上の棚には蚊取り器も。
浴衣・帯・丹前、スリッパもクローゼットの中に用意されていました。
大浴場への移動は、浴衣姿やスリッパでもOKです。
バスルーム
クローゼットの向かいにバスルームがあります。扉を開けると、右側に広い洗面台、左側にトイレ、奥に浴室という配置になっています。
シンク1つの洗面台は横幅が広く、鏡は壁一面のとても大きなものになっています。
イスやカゴが置いてあるのも使いやすくていいですね。
バスアメニティは一通りそろっています。
歯ブラシセット、カミソリ、ヘアブラシ、シャワーキャップ、ヘアゴム、綿棒。
ハンドソープのほか、ドライヤーとヘアトリートメントも洗面台に置いてありました。
トイレは洗面台の向かいにあり、もちろんウォシュレット付き。
トイレと洗面所の間に扉がないのがちょっと残念…(今回は1人での滞在なので問題ないですが)。
浴室には広い洗い場と大きな浴槽。イスや洗面器もあり、家のお風呂と同じような感じです。
シャンプー類は大型ボトルが洗い場の棚に置いてありました。
使いやすそうな浴室でしたが、大浴場の方で入浴したので室内のお風呂には入りませんでした。
まとめと感想
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢のツインルームについて紹介しました。
自然に囲まれた場所に建つ東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢は、都心から気軽に訪れることができる利便性抜群のリゾートホテルです。前回訪れたのは6年半前、まだ雪が降る春先でしたが、今回は緑に囲まれたすがすがしい景色が楽しめました。
この夏は9月になっても猛暑が続いていおり、軽井沢もまあまあ暑かったものの、都内に比べると多少は涼しかったです。(もう少し秋めいてくると、滞在するのに一番気持ち良い季節かもしれません。)
今回は1人でツインルームを利用したので、ゆったりのんびり過ごすことができました。食事もおいしかったし、大浴場もとても良かったですよ。
食事や大浴場については、次の記事↓で詳しく紹介します。
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