「ザ・ビーチリゾート瀬底ヒルトンクラブ」に宿泊しました。最大かつ最上級「3LDKプレミア・プラス」のお部屋の様子を詳しく紹介します。
ザ・ビーチリゾート瀬底 宿泊記①
~ 3LDKプレミアプラスのお部屋
2022年4月に「ザ・ビーチリゾート瀬底ヒルトンクラブ」に宿泊した際の様子を3回に分けてレポートします。
最初のこの記事では、3LDKプレミア・プラスのお部屋について詳しく紹介します。
ザ・ビーチリゾート瀬底ヒルトンクラブ
「ザ・ビーチリゾート瀬底ヒルトンクラブ」(以下「ザ・ビーチリゾート瀬底」)は、2021年10月沖縄県瀬底島にオープンしたヒルトン・グランド・バケーションズ国内2番目のタイムシェアです。
施設概要
施設名称:ザ・ビーチリゾート瀬底ヒルトンクラブ
住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底1081-4
TEL:0980-43-7901
客室数: 全140室
部屋タイプ:スタジオ・1LDK・2LDK・3LD
全室オーシャンビュー
アクセス
那覇空港から約95km。所要時間は車で1時間半~2時間。
※施設概要については、コチラの記事もご覧ください。
3LDKプレミア・プラスとは
部屋の間取りはスタジオ・1LDK・2LDK・3LDKの4種類ですが、それぞれ「プラス」・「プレミア」・「プレミア・プラス」の3種類のタイプがあります。
- プラス :2~4階
- プレミア:5~6階(3LDKプレミアは3~6階)
- プレミア・プラス:7~10階
今回、3LDKプレミア・プラスという最上級グレードのもっとも広いお部屋に宿泊しました。
3LDKは3~10階の、海に一番近い北側の角部屋のみに配置されており、最上階の10階は固定週・固定ユニットのお部屋となっているようです。
(出典:HGV公式デジタル資料)
室内の広さは約101㎡で、西側と北側にバルコニーが付いています。最大で8人まで宿泊可能です。
フルキッチンのあるダイニングキッチンとリビングルーム、マスターベッドルームとマスターバスルーム、ゲストルーム2部屋、ゲストバスルームからなる間取りです。
3LDKプレミア・プラスのお部屋の詳細
では、今回宿泊した9階の3LDKプレミア・プラスのお部屋の様子を詳しくレポートしていきます。
玄関
扉を開けてお部屋に入ると、玄関周りの床にだけ亀甲模様があります。
この亀甲模様は、リゾート内のあちらこちらで見られるデザインです。お部屋の外の廊下のカーペットにもこの模様が続いていました。
玄関の左手には高さのあるシューズボックスがあり、使い捨てスリッパが入っていました。
ここで靴を履き替えます。靴やサンダルなどたくさん収納できますね。
ダイニングキッチン
お部屋に入って左はキッチンと広いダイニングスペースとなっています。
長さのあるダイニングテーブルに椅子が8脚。
キッチンは壁付けのI型です。サンゴ模様の黄色とオレンジ色のタイルが明るい空間を演出しています。
キッチンの上にはペットボトルの水が8本置いてありました。(※写真では持参した水1本が含まれています↓)
コーヒーメーカーはネスプレッソ。3種類のカプセルが4つずつと、ミルクも用意されています。
蛇口はタッチレス水栓。手をかざすだけで水が出るので便利です。シンクは十分な大きさなので、鍋やフライパンを洗うのも楽。
3口のIHコンロ・グリル・オーブンレンジは日立製です。
IHコンロの下に蓋付きのグリル↓。
グリルの下は大きなオーブンレンジ↓。
炊飯器はバルミューダ、トースターはイギリスのRussell Hobbs(ラッセルホブス)製。
食器洗浄機はリンナイ製で大容量です。
食洗器用のタブレット型洗剤も用意されています。水に溶けるフィルムで包装されているのでそのまま投入しても大丈夫。
使うときは扉をぐっと押し込んでしっかり閉めないと作動しないのでご注意を。
引き出しにはカトラリーや調理用具がひととおりそろっています。
鍋やフライパン、水切りかご、包丁、まな板、キッチンペーパー。
カトラリーの奥にティーバッグや砂糖など↓。
食洗器の下の引き出しにはガラスのボウル、鍋敷き、ミトン。
オーブンレンジの横の引き出しには、フライ返し・お玉・菜箸・トング・計量カップなど。
その下の引き出しには、ウォーターピッチャー・電気ケトル・アイスペール。
各階に製氷機があるので、取りに行くときはアイスペールを持参しましょう。お部屋を出てすぐのところに製氷機室があったので便利でした。
上の棚はスイングダウンキャビネットとなっており、皿・カップ・グラスが収納されています。高い場所のものが楽に取り出せるので便利です。
左側の皿が収納されている方は重くて、棚を上に戻すには一度一番下まで降ろしきってから上げる必要がありました。(それに気づくまで、下げたキャビネットがどうしても上がらなくて困ってしまいました。隣のカップやコップ類の棚は一番下まで降ろさなくても上にあげることはできたので。)
左の棚の皿・サラダボウル・小鉢は8枚ずつ、右の棚のカップやグラス類は6つずつ入っていました。ちなみに、どんぶりはありませんでした。
大きな冷蔵庫もあります。
1LDK以上には冷蔵・冷凍のある225リットルタイプ、さらに「プレミア・プラス」のお部屋には、冷蔵・冷凍・野菜室のある272リットルタイプが完備だそう。
冷蔵庫の横には、横に引き出す大きな棚があり、そちらにカップやグラス類が2つずつ入っていました。(ダウンキャビネットの中にあるカップやグラス類と合わせて全部で8つずつそろっていることになりますね。)
近隣のスーパーで地元の食材を買ってきて、皆でワイワイ言いながら作って食べるのも、フルキッチンがあればこその楽しみ方ですね。
横に引き出す棚の隣にはクローゼットがあり、アイロン・アイロン台・傘・ほうきなどが収納されていました。
このように、調理や食事に必要なものはそろっているのですが油や調味料は置いてありません。必要なら持参するかスーパーで購入しましょう。1階ロビーのショップでも販売していました。
また、輪ゴム・ジップロック・サランラップ・アルミホイル・クッキングシートなども必要なら用意していくといいかもしれません。
室内の家電はほとんどが日本製なので使いやすいです。そのためなのか、タッチレス水栓とネスプレッソの説明書はキッチンに置いてありましたが、そのほかの家電の取扱説明書はありませんでした。
しかし、自宅で使っているメーカーと異なると使い方がいまいち分からないこともありますよね。その場合は、内線電話で依頼すると持ってきてもらえるのでご安心を。
リビングルーム
ダイニングキッチンの隣はリビングルーム。
沖縄の伝統的な織物である「八重山ミンサー織り」をモチーフにしたという、鮮やかな色合いの床のラグマットが目を惹きます。
大きなソファーと一人掛けソファーが2つ、中心にかわいらしいローテーブル。ソファーに置いてある抱き心地の良いクッションもミンサー織りのデザインです。
カーテンは電動式で、これはプレミア・プラスのお部屋ならではの設備。大きな窓からは抜群の眺望が楽しめます。
バルコニーには2脚の椅子と小さい丸テーブル。
目の前は遮るものがなく開けているので美しい青い海の景色が遠くまで見渡せます。
先に見える白い建物はホテル「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」です。
早朝は潮が満ちていて海がとても青く見えます↓
時間がたつと徐々に潮が引いていき透明度が増していきます↓
西向きなので夕刻にはすばらしいサンセットも楽しめます。
マスターベッドルーム
リビングルームの隣、角に位置するお部屋はマスターベッドルームです。
リビングから続く西側とさらに北側にも大きな窓とバルコニーがあり、パノラマのオーシャンビューが望めます。
ベッドはキングサイズが1台です。ヘッドボードにも色鮮やかなミンサー織りのデザイン。窓際に椅子と小さなテーブルもあります。
北側のバルコニーからはすぐ下に青い海が迫っている景色が見られます。
↑午後はかなり潮が引いて白い砂地が透けて見えてきます。
ベッドのヘッドボードには集中コントローラーがあり、両サイドにコンセントとUSBポートもあります。
電話や目覚まし時計もヘッドボードに置いてありました。
クローゼットには金庫と、引き出しの中にナイトウェアが入っています。
ナイトウェアは長めのワンピースタイプ。作務衣のようになっており、内側と外側の腰あたりの紐で結びます(帯はありません)。裾が、男性なら脛(すね)あたり、小柄な女性ならくるぶしあたりになります。ズボンはないので、はだけるのが気になる方は持参するといいかもしれません。
マスターバスルーム
マスターバスルームはマスターベッドルームから続いて配置されています。上吊りの引き戸があるので、それを閉めることで部屋を分けることができます。
↑引き戸を閉めた状態。上吊りなのですーっと動きます。
洗面台の壁はキッチンの壁と同じサンゴ模様の黄色とオレンジ色のタイル。
洗面台の上にあるバスアメニティはヒルトンおなじみの「クラブツリー&イヴリン」。シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・ボディーローション、固形石鹸、歯磨きセット、かみそりが用意されています。
バスアメニティの予備は左の引き出しの中にもたくさん入っていました。
(化粧水・乳液、クレンジング、シャワーキャップ、綿棒、コットン、くし、ごしごしタオルはありません。必要なら持参しましょう。)
洗面台を挟んで左右にシャワーブースとバスタブがあります。
シャワーブースには大きなハンドシャワーのほか、レインシャワーもついています。このレインシャワーはプレミア・プラスのマスターバスルーム限定の設備だそう。
ハンドシャワーのヘッドの後ろ側には水圧や水流の切り替えスイッチが付いています。
バスタブはあまり深くありませんが長さがあります。肩まで浸かるには寝転ぶような体制にならなければなりませんが、それでも足が伸ばせる長さです。
シャワーブースの横にはトイレ。
トイレには扉があり中が見えないようになっています。TOTO製でもちろんウォシュレット付き。用を足した後立ち上がると自動洗浄します。
ゲストバスルーム
バスルームはもうひとつあります。ゲストルームの近くに洗面所と浴室、そして独立した個室のトイレとなっています。
バスアメニティはマスターバスルームのものと同様です。
↑コップは軽いプラスチック製。
こちらも予備のアメニティが引き出しの方に入っていました。
ドライヤーとティッシュの詰め替えも用意されています。
ゲストルームの浴室は日本のお風呂タイプで、ハンドシャワーのある洗い場とバスタブという構成。
トイレはこちらもTOTO製のウォシュレット付き。鏡と手洗いカウンターもある個室です。
ゲストルーム
3LDKなのでゲストルームが2つあります。それぞれキングサイズのベッドが1台。大きめのクローゼットとテレビも各部屋に完備されています。
北側に床まで届く窓があり、見下ろすとまるで海がすぐそこまで迫っているかのよう。窓際には小さなソファーやテーブルも。
↑端のゲストルーム。カーテンはスイッチで自動開閉します。
大きなクローゼットも備え付け。
窓のすぐ下は青い海!
↑こちらはマスターベッドルームに近い方のゲストルーム。
こちらにも大きなクローゼット。テレビも完備。
室内の設備
続いては、そのほかの室内の設備や備品について紹介します。
洗濯乾燥機
洗濯乾燥機が室内(ゲストバスルームの近く)にあります。
シャープ製のタテ型で11㎏の大容量タイプ。柔軟剤入りジェルボール洗剤も用意されています。
室内にあるのでいつでも洗濯できるのが便利ですし、持参する着替えも少なくて済みますね。必要なら洗濯ネットを持参するといいかもしれません。
テレビ
テレビは各ベッドルームとリビングに設置されており、全部で4台もありました。
現地では日テレ系は放送されていません。
インターネット環境
Wi-Fiが完備されています。
アクセスコードはチェックインの際にいただいた案内に書いてありました。
客室清掃
ごみの回収と簡易清掃は毎日おこなわれます。5泊以上の滞在では、シーツ類の交換が入ります。
追加のタオルやバスアメニティにが必要な時は、その都度フロントデスクに依頼すると対応してもらえます。
まとめと感想
ザ・ビーチリゾート瀬底の3LDKプレミア・プラスのお部屋の様子を紹介しました。
最上級グレードのタイプで、フロート予約としては最上階の9階という、これ以上ない好条件のお部屋に宿泊できました。
なんといっても広々としたお部屋で眺望も抜群。必要なものはほとんどそろっている上にプレミア・プラスならではの設備もあり、贅沢で快適な滞在となりました。
次の記事では、リゾート内の施設やサービスについて詳しく紹介します。
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