ANA A380 フライングホヌの搭乗記です。【前編】では往路のプレミアムエコノミ-に搭乗した様子について紹介します。成田空港でANAラウンジを利用した様子もお伝えします。
ANA A380 フライングホヌ搭乗記〔前編〕~プレミアムエコノミー
2019年7月7日~12日の4泊6日、ANA A380(フライングホヌ)でハワイに行ってきました。
ANAのマイルがかなり溜まっていたので、往復ともビジネスクラスで!と意気込んで予約サイトにアクセスしたのですが、7月初旬の予約を3月にするのは遅すぎたようです…。
結局、行きはプレミアムエコノミークラス、帰りはエコノミークラスでの予約となりました。
大人2人で、使用したマイルは98,000マイル、他に諸費用が約65,000円かかりました。
それぞれのフライトの様子について、「前編」と「後編」の2回に分けて詳しく紹介していきます。
ANA A380搭乗記【往路】プレミアムエコノミークラス
成田→ホノルル の往路は、NH184プレミアムエコノミークラスに搭乗しました。 20:10出発、8:45(現地時間)到着予定のフライトです。
成田空港のANAラウンジ
チェックイン、出国手続きを終えた後、19:45の搭乗開始時刻まで、ANAラウンジで過ごすことにしました。
プレミアムエコノミークラスは、ANAラウンジを利用することができます。
ANAラウンジの場所
成田空港には、ANAラウンジが2か所(第4サテライトと第5サテライト)あります。
搭乗口が45番GATEなので、近い方の第4サテライトのANAラウンジを利用しました。出国審査の場所から、かなりの距離を歩いてやっとたどり着きました。
入口で搭乗券を見せて中に入りました。
ANAラウンジの利用
かなり混んでいましたが、空いている席はすぐに見つかりました。
食べ物や飲み物がたくさん用意されていました。サンドイッチやおにぎり、稲荷寿司や巻き寿司は、小さめで食べやすいサイズ。ついつい、あれもこれもトレーに乗せてしまいました。
サラダやパン、そば、うどん、カレーなどもあります。飲み物も各種揃っていて、バーカウンターでアルコールを楽しむこともできます。
機内食も楽しみたいので、誘惑に負けずにあまり食べ過ぎないようにしました。
ラウンジ内には、きれいな広いトイレやシャワールームもあり、搭乗前にゆっくり快適に過ごせる良い場所ですね。
ANA A380 プレミアムエコノミー
搭乗開始時刻が迫ってきたので、ラウンジを出て搭乗口の45番ゲートの方へ行くと、エメラルドグリーンの大きなA380が見えてきました。
土砂降りの雨の中、2号機のカイ君がにっこりほほえんでいました。A380はやはり大きいですが、フライングホヌの塗装で可愛く見えます。
フライングホヌに搭乗
予定通り19:45から搭乗開始。上位クラスから順に搭乗していきました。
A380は2階建てのキャビンとなっており、ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミーのクラスは2階から直接機内へ入りました。
プレミアムエコノミーのシート
座席の配列は2-3-2。38インチ(約97㎝)のシートピッチということで、足元がゆったりしています。
私たちの席は、左窓側の2席。窓側には収納ボックスがあります。
手荷物のバッグがすっぽり入りました。この上にちょっと物を置いておくこともできるし、窓側はスペースが広く使えて便利です。
座席の間には左右それぞれのひじ掛け(アームレスト)があり、ここからテーブルを出すことができます。約90度に回転する大型のテーブルです。
ヘッドレストは6方向に調整可能。下の部分を上げると首の後ろに当たるので、寝るときに楽です。左右の部分を内側に曲げれば、ネックピローがなくても頭が安定します。
足元にはフットレスト。飲み物を置いておく場所もあります。
座席の下のレッグレスト(下の写真の矢印が指す部分)を上げると、足がかなり楽。
座席の下側には、ユニバーサルタイプのPC電源、USBポートがあります。
パーソナルモニターは、15.6インチのクラス最大級タッチパネル式とのことで、大きくて見やすいです。
プレミアムエコノミーのアメニティ
シートに置いてあったアメニティは、枕、ブランケット、ヘッドホン、スリッパ、エコバック。
紺色のスリッパに、スリッパを入れる袋と靴ベラが付いています。さっそく履き替えました。ふわふわしていて履き心地がいいです。袋に入れて持ち帰って、ホテルでも使えますね。
フライングホヌの絵柄のエコバックは、エコバックを入れる小さなポーチと紙ナプキン付きです。
出発前に、CAが他のアメニティグッズを配布しました。フェイスマスク、アイマスク、歯ブラシ、耳栓です。希望するグッズをもらうことができます。
また、ネームタグ、ボールペン、ポストカードも希望すればもらえました。
遅れたテイクオフ
出発予定は20:10でしたが、20:15にようやく「扉を閉めました」とアナウンスがありました。しかし、なかなか出発しません…。
20:30頃、機内の照明が少し落とされ、天井がブルーやピンクなどに変化し始めました。
いよいよ出発かと思いきや、「成田空港が悪天候で離着陸が混み合っており、30分遅れで出発予定」というアナウンスが…。仕方がないのでモニターをいじったりして時間を潰しました。
ようやく出発したのは21:16。結局、搭乗してから出発まで、1時間半ほど機内で待機していたことになりますが、このくらいの遅延はよくあること。
到着予定は現地時間で9:16とアナウンスがありました。
プレミアムエコノミーの機内食
離陸してしばらくすると機内食が配布され始めました。私たちの目の前に配られたのは22:00頃。メインディッシュは和食か洋食か選ぶことができます。
食後にはハーゲンダッツのアイスクリームが配られました。カチコチに凍っていましたが、早く寝たかったので、手の平であたためて周りを溶かしながら急いで食べました。
食事が下げられて少しすると、巾着に入った軽食が配布されました。
メニューに「離陸後のお食事サービス後、以下の軽食もお召し上がりいただけます。」として、「きのこクリームスープパスタ」「プチフール」がありましたが、睡眠を優先したため、いただきませんでした。
快適なフライト
食後は、睡眠タイム。座席を後ろに倒し、レッグレストをあげて、枕は腰の後ろに置いて、耳栓とアイマスクを付けて、おやすみなさい~。案外ぐっすり眠れました。
収容人数が多いので、トイレが混み合わないか心配でしたが、並ぶようなことはありませんでした。
気流等の関係か、多少揺れたこともありましたが、気になるほどでもなくて、全体的には快適なフライトでした。
ホノルルに到着
9:20、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)に到着。ホノルルは快晴でした。
↑ホノルル空港に到着した時の、機外カメラからの画像。モニターで、機外カメラからの画像を見ることができます。
降機自体はスムーズでしたが、入国審査場に着くまでかなりの距離があり、時間もかかりました。
入国審査を終えてバゲッジクレームへ行くと、すでに荷物が降ろされていました。
プレミアムエコノミーのまとめ
最近利用したLCCやフルサービスのエコノミークラスに比べると、広くてゆとりのあるプレミアムエコノミーはかなり快適に感じました。
ハワイ線のフライトは夜の出発で朝の到着なので、できるだけしっかり睡眠を取っておきたいですよね。レッグレストを上げると、足が随分楽になります。横になれなくても、楽な態勢がとれてリラックスできました。
行きの便がプレミアムエコノミーでよかったです。
〔後編〕では、帰りの便のエコノミークラスについてレポートします。
ANA便でハワイに行ったら、ANAエクスプレスバスが利用できます。詳しくは
コチラ↓の記事をご覧ください。
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