ANA A380 フライングホヌの搭乗記です。【後編】では復路のエコノミ-に搭乗した様子について紹介します。往路のプレミアムエコノミーとの比較についても書いています。
ANA A380 フライングホヌ搭乗記〔後編〕~エコノミー
2019年7月7日~12日の4泊6日、ANA A380(フライングホヌ)でハワイに行ってきたときの搭乗記の後編です。
〔前編〕は行きのプレミアムエコノミークラスについての記事です。コチラ↓をご覧ください。
こちらの〔後編〕では、帰りのエコノミークラスの様子についてレポートします。
ANA A380搭乗記【復路】エコノミークラス
ホノルル→成田 の復路は、NH183エコノミークラスに搭乗しました。
11:30出発、14:45(現地時間)到着予定のフライトです。
ダニエル・K・イノウエ国際空港
ホテルから空港まではタクシーを利用しました。空港までの道のりは渋滞もなく、出発2時間前の9:30に到着。
タクシーの運転手から、搭乗する航空会社を聞かれたので、「ANAです」と告げると、「ターミナル2ロビー8」の前に車を着けてくれました。
出国手続き
ANAのチェックインカウンターは、ターミナル2の2Fにあるロビー8。空港の端の方に位置します。
チェックイン手続きは自動チェックイン機を使用。日本語表示もあるので分かりやすいです。チェックインをすると、ボーディングパス(搭乗券)と荷物のタグが出力されます。
チェックインが済んだ後は、荷物にタグを着けてカウンターに預け入れました。
そこからセキュリティチェックへ。いくつかあるセキュリティチェック場のうち、一番離れた場所を指定されたので、たどり着くまでちょっと歩きました。
米国からの出国審査というのはなく、チェックイン後はセキュリティチェックとなります。
セキュリティチェックでは、何かの探知犬が搭乗者一人一人についてチェックをしていました。
私の順番になった際、探知犬に一瞬ガン見されてしまい、ちょっと焦りました…。もちろん、やましいことは何もありませんが、普段からわんこにあまり好かれないのはなぜなのでしょうか…。
搭乗口はエバ・コンコース C4ゲート。ANAのチェックインカウンターからC4ゲートは遠く離れていて、まさに空港の端から端までの移動でした。
ANA A380 エコノミー
搭乗口はC4ゲート。復路のA380は、ANAブルーの1号機、ラニ君でした。
チケットに印字されている搭乗開始予定時刻は11:00。
まだ1時間以上もあるので、スターバックスで一休みしました。カラフルな”Tie-Dye Frappuccino”(タイダイフラペチーノ)は、甘くフルーティーで美味しかったです。
↑アメリカとカナダで期間限定の販売らしいです。
フライングホヌに搭乗
搭乗開始は予定より少し遅れて11:05から、というアナウンスがありました。
椅子に座って待っていると、フライングホヌの後方をJALの嵐ハワイジェットが通り過ぎていくのを発見!大喜びの妻が慌てて写真に収めました。
ほどなくして、搭乗開始となりました。
帰りの便は人数の多いエコノミークラスなので、搭乗に時間がかかるかと思いきや、意外とスムーズで、すぐに機内に入ることができました。
エコノミーのシート
エコノミークラスの座席のシートピッチは34インチ(約86㎝)。プレミアムエコノミークラスに比べると約10㎝狭いのですが、さほど窮屈ではなくゆったりしています。
座席の配列は3-4-3で、今回は中央の列の通路側の2席です。
エコノミーでは座席の間のひじ掛け(アームレスト)は1つなので、隣と争奪戦の可能性があるかも…。
ヘッドレストは、プレミアムエコノミーと同様、6方向に調整可能です。
足元にはフットレスト。プレミアムエコノミーにはあったレッグレストはありません。帰りの便ではぐっすり眠る必要はないので、なくても大丈夫でしょう。
モニターにトラブルが!
パーソナルモニターは13.3インチのクラス最大級タッチパネル式。プレミアムエコノミーのものよりは一回り小さいですが、それでも十分な大きさです。
出発前にモニターをいじってみると、なんだか反応が良くない…。ホーム画面とメニュー画面の切り替え以外は、どこをタッチしても反応しない状態でした。
CAに話したらリセットしてくれて、正常に反応するようになりました。モニターがおかしくなったら、CAにお願いしてみましょう。
エコノミーのアメニティ
シートに置いてあったアメニティは、枕、ブランケット、ヘッドホン、白いスリッパ。
エコノミーにもスリッパがあるのはうれしいですね。
エコノミーの機内食
予定時刻を少し遅れて出発しました。しばらくするとおしぼりが配られ、スナックと飲み物の提供がありました。
↑ホノルル線限定ドリンクの「ブルーハワイカクテル」。色は青いのですが、パイナップルのようなフルーティーな味で、甘くて美味しかったです。
出発して1時間半ぐらいすると、食事が提供されました。メインディッシュは和食か洋食か選べました。
食後のデザートは、マンゴーシャーベットでした。
到着の2時間前くらいになると、ボックスに入った軽食が配られました。
中には、サンドイッチとフルーツ、チョコ。美味しかったです。お腹いっぱいになりました。
成田に到着
7/12 14:23、成田国際空港に到着。成田は雨模様です。
降機はまず2階席から。1階席のエコノミークラスの降機まで時間がかかるかな、と思いましたが、それほど待ちませんでした。
↑到着時のモニターには、ホヌちゃんたちがハワイ観光する様子。また行きたくなってしまいます。
降機はスムーズでしたが、そのあと入国審査場までかなり歩きました。行きも帰りも、成田でもホノルルでも、空港内の移動距離が結構長いですね…。
さらに、入国審査自体はスムーズでしたが、バゲッジクレームでは、荷物が出てくるまでかなり待ちました。エコノミークラスなので、優先順位が低いのでしょうね。到着してから荷物を手にするまで約1時間もかかりました。
ANA A380まとめ
行きと帰りのフライトの様子を2つの記事に分けてレポートしました。プレミアムエコノミーとエコノミーの違いをまとめてみます。
プレミアムエコノミーとエコノミーの比較
今回は、往路はプレミアムエコノミークラス、復路はエコノミークラスの利用だったので、その違いがよく分かりました。
当然ですが、プレミアムエコノミーの方がワンランク上のサービスがありますし、シートの快適さも思っていた以上でした。
夜間の移動となる行きのフライトでは、時差ぼけしないようにしっかり眠っておく必要があるので、エコノミーよりはプレミアムエコノミーでよかったと思います。
しかし、エコノミーはあまり良くなかったということは全然ありません。
シートに関して言えば、2月にハワイ島へ行ったときに利用した、JALコナ線のエコノミークラス”JAL SKY WIDER”とほぼ同じくらいのシートピッチで、足元はゆったりしていて快適でした。
7~8時間のフライトでは十分リラックスできるし、食事その他のサービスも満足できる内容だと思います。今回は利用しませんでしたが、足を伸ばせるカウチシートも気になるところです。
フライトの感想
何と言っても、収容人数が520人という大型機なので、搭乗や降機に時間がかかるのではないか、食事の提供にも時間がかかるのではないか、トイレが混み合うのではないか、結構揺れるのではないか…など、搭乗前には不安な点がいくつかありました。
しかし、そのような心配は杞憂に終わりました。行きも帰りも、とても快適なフライトを楽しむことができました。
ANAの乗務員さんたちに感謝です。
MAHALO!
ANAでハワイに行くと、ANAマイレージ会員ならANAエクスプレスバスが利用できます。ANAエクスプレスバスについて詳しくは、コチラの記事をご覧ください。
今回のハワイ旅行ではコオリナに滞在しました。詳しくはコチラの記事をご覧ください。
フライングホヌの情報が掲載されているハワイのガイドブックはコチラ↓。
↓ハワイガイドブック最新版です
↓クリックお願いします!