2024年ハワイ旅行記② ~[成田→ホノルル]フライングホヌ(プレエコ)搭乗記

フライングホヌ プレミアムエコノミー座席

2024年4月のハワイ旅行記です。成田からホノルルへ、ANAのフライングホヌ(A380) プレミアムエコノミークラスに搭乗した際の様子を紹介します。また、成田空港のANAラウンジの最新の様子についてもレポートします。

目次

2024年ハワイ旅行記② ~[成田→ホノルル]フライングホヌ(プレエコ)搭乗記

2024年4月下旬にハワイ・オアフ島に行った際、ANAのフライングホヌ(A380)を往復利用しました。

この記事では、行き(成田→ホノルル)のプレミアムエコノミークラスの様子をお届けします。また、搭乗前に利用した成田空港の2か所のANAラウンジについてもレポートします。

※帰り(ホノルル→成田)はビジネスクラスを利用しましたが、その時の様子は追って記事にする予定です。

旅程や予約方法についてまとめた記事はコチラ↓をご覧ください。

フライングホヌについて

これまでも成田ーホノルル間のフライトには、ANAのフライングホヌ(A380)を何度か利用したことがあります。

パンデミックを経てサンセットオレンジの3号機が加わり、2023年12月6日からは1日2往復の運航となりました。まだ搭乗したことのない3号機に乗れるといいなと思っていたのですが、今回は往復ともANAブルーの1号機でした。

駐機中のフライングホヌ1号機

前回2023年5月のフライングホヌ エコノミークラスに搭乗した際の様子は、コチラの記事↓をご覧ください。

フライトの予約

1つ前の記事にも書きましたが、昨年(2023年)5月にハワイ旅行から帰国直後の5月末に、翌年(2024年)のフライトの予約を入れました。

できれば同じ5月が希望だったのですが、ビジネス2席をマイルで取れる日程が4月にあるのを発見し、すぐさま予約。

フライト情報

今回利用したフライングホヌのフライト情報と料金は以下の通りです。

往路:成田(21:30)→ホノルル(09:50) NH182 プレミアムエコノミー(2名分)

復路:ホノルル(11:35)→成田(15:15) NH183 ビジネス(2名分)

使用マイル数:合計121,000マイル(燃油サーチャージ・諸費用別)

日本出国時の必要書類

昨年の2023年5月12日より、米国入国時の新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示が撤廃されたことについては、以前のブログにも書いた通りです。

今回日本出発時に必要だったものは、①パスポート、②航空券、③ESTA(電子渡航認証システム)の登録。昨年必要だった「米国CDCへの情報提供」は不要でした。

成田国際空港には余裕を持って到着。第1ターミナル4階のANA国際線のチェックインカウンターは空いており、出発時刻の約4時間前でしたがチェックインできました。

ファストトラックと大きなモニター

保安検査は、上級クラスとスターアライアンス・ゴールドも利用できるファストトラックで、こちらもスムーズに通過し制限エリア内へ。

成田空港の2か所のANAラウンジ

航空券に記載されている搭乗開始時刻は20:45。

プレミアムエコノミークラス以上はANAラウンジを利用することができる(その他、スターアライアンス・ゴールドでも利用可能)ので、3時間以上ある待ち時間は、2か所のANAラウンジで過ごしました。

まず訪れたのは、2022年7月1日にオープンした、隈研吾氏が監修したという第2サテライトにあるラウンジ。クローズ時間が19:20と早いので、こちらの方を先に利用することにしました。

第2サテライトのラウンジ

まず最初に訪れた隈さんのANAラウンジは、第1ターミナル北ウイング第2サテライトに位置します。保安検査を通過後、24番ゲート付近にあるエスカレーターで1つ下の階(2階)に下りて向かいます。オープン時間は13:00~19:20。

成田空港第2サテライトのANAラウンジ入口

受付カウンターで航空券を提示して入店。木のぬくもりを感じさせる店内ですが、窓がないので駐機場や飛行機は見ることができません。

木製の壁で囲まれた店内

とても空いていたので、ゆっくりと食事やお酒を楽しむことができました。

フードや飲み物エリア
ラウンジで提供されている日本酒

飲み物は紅茶やコーヒー、ソフトドリンク類のほか、アルコール類も提供しています。

コーヒーマシーンとアルコール類
種類豊富なティーバッグ

生ビールサーバーもありました。

生ビールサーバーと冷蔵庫

食べ物も結構種類が多く、それぞれは少量ずつですが、あれもこれもと食べると搭乗前にお腹いっぱいになってしまいそうです。

フードエリアの様子

ANAオリジナルチキンカレー、温野菜、唐揚げ、ポテト、肉まん、ビーフコンソメスープ。

温野菜と唐揚げとポテト
生ビールとおかず

サラダ、サンドイッチ。

サラダバー

おにぎり、パン。寿司は人気のようで品薄でした。

おにぎりとパン

クラッカーやスナック。

クラッカー、スナックの小袋、調味料
スナック類と紅茶

野菜カレー、豚骨ラーメン、そば、うどんはオーダー制です。各テーブルに貼られているQRコードを読み込んで注文できます。

オーダーするためのQRコード
豚骨ラーメン

デザートとして、プチシュー、杏仁フルーツ。

杏仁豆腐、サンドイッチ、プチシュー

19:00ぐらいになると、そろそろクローズしますと声がかかったので、もう一方のANAラウンジへ移動することにしました。

第5サテライトのラウンジ

もう一方のラウンジは、南ウイング第5サテライトにあり、フライングホヌの搭乗ゲートである54番ゲートのすぐ近くです。オープン時間は7:00~ANA定期運航便最終出発まで。

第5サテライトのANAラウンジ入口

こちらは隈さんのANAラウンジよりもかなり広いスペースになっています。大きな窓からはこれから搭乗する1号機がよく見えました。

第5サテライトのANAラウンジ内
第5サテライトのANAラウンジから見た機体

飲み物や食べ物の提供内容は、隈さんのラウンジとまったく同じでした。先ほど腹ごしらえしたので、こちらでは飲み物を少しいただく程度にして、搭乗時間直前まで過ごしました。

フライングホヌに搭乗

時間通り、出発予定時刻45分前の20:45から搭乗開始となりました。搭乗口は54番です。

搭乗ゲート54番前

まず、介助が必要な人や小さな子供連れの乗客、そしてファーストクラス、ビジネスクラスと順に搭乗。人数が少なかったので、プレミアムエコノミークラスもすぐに搭乗の順がまわってきました。

上位クラスはアッパーデッキへ

ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミーは2階席の方へ進みます。

フライングホヌのドアから機内へ

座席は21Hと21Kで、プレミアムエコノミークラスの中では最前列・右の窓側の2席です。

フライングホヌ プレミアムエコノミー座席

非常口前の座席のため、CAさんから非常時の手伝いの依頼がありました。今年の正月に起こったJALの事故を思い出し、気が引き締まります。

プレミアムエコノミークラス最前列の目の前に非常口

21:10にドアクローズし、21:30の出発予定のところ21:15に出発となりました。乗客数が少なく、搭乗に時間がかからなかったようです。うしろの座席を見渡しても、空席だらけでした。

フライングホヌ(成田→ホノルル) プレエコの様子

プレミアムエコノミークラスの座席やサービスの様子をレポートします。最前列の席だったので、トイレが近くて便利でしたよ。

機内アメニティ

プレミアムエコノミークラスの座席に置いてあるアメニティは、枕、ブランケット、スリッパ、ヘッドフォン、ポーチ。

ヘッドフォン、ポーチ、スリッパ

スリッパが入っているビニール袋を開けると、スリッパのほかに、靴ベラと、スリッパを入れる袋も付いていました。

スリッパと靴ベラ

フライングホヌの絵柄のポーチには、紙ナプキンとエコバッグが入っていました。

ポーチの中の紙ナプキンとエコバッグ

そのほか、搭乗後すぐにCAさんが配布してくれるアメニティが、マスク、歯ブラシセット、アイマスク、耳栓です。

マスク、歯ブラシセット、アイマスク、耳栓

シート周り

窓側には収納スペースがあります。ポーチやショルダーバッグなどがすっぽり入って便利です。

窓際席の収納スペース

最前列なので足元は広々。レッグレストがあるのでこれを上げると寝るときにとても楽です。ヘッドレストは6方向に可動。

パーソナルモニターは、最前列は11.6インチで、プレエコ標準の15.6インチよりやや小さめだそう。

パーソナルモニター

大型テーブルはひじ掛けから引き出します。

ひじ掛けに収納されている回転式テーブル

そのほか、足元にUSBポートやユニバーサルタイプのPC電源が付いていました。

機内食

着席してからドアクローズまでの間に、CAさんが食事のオーダーを取りに来ました。メインディッシュは肉か魚のどちらかを選び、飲み物もメニューから選びます。私は魚とスパークリングウォーター、妻は肉とかぼすジュースを注文。

21:50にベルトサインが消え、22:00に食事が提供されました。

肉料理は「牛肉白味噌煮」↓。

プレミアムエコノミークラスの肉料理

肉の隣にあるのはごはん(白飯)です。

前菜はポテトサラダとスモークサーモン。クリームチーズやスナックもあります。デザートはフルーツとハーゲンダッツのバニラアイスクリーム。

魚料理は「真鯛とキャベツのブレゼ ほろ苦い菜の花ソース」↓。

プレミアムエコノミークラスの魚料理

こちらはごはんではなくパンが付きました。その他は肉料理と同じです。

ひじ掛けに飲み物が置けるので便利。

飲み物が置けるひじ掛け

美味しかったし、お腹いっぱいになりました。途中で飲み物の提供があり、温かい緑茶をいただきました。

そのあと、到着前の軽食が入った巾着袋が配られました。中身はマフィンとスナックです。

軽食のマフィンとスナックが入った袋

食事が終わるころ、機内は消灯。うとうとしていると、あと1時間で到着というアナウンスが流れ、飲み物が提供されました。

フライト

フライト時間は約7時間20分。飛行は順調でした。心配した揺れもそれほどなかったので、ぐっすりとまではいきませんが少しは眠ることができました。

窓から見える美しい海

早めに出発したため、ハワイ到着も予定より早くなりました。

機内の窓から見たダニエル・K・イノウエ空港国際

ハワイ入国手続き

降機した場所からイミグレーションまで12~13分ほど、かなりの距離を歩きます。風が吹き抜ける開放的な空港内を歩いていると、ハワイに来たことを実感し、眠気も吹き飛びます。

ハワイ到着直後の空港の景色

やっとバゲッジクレームに到着すると、すでに荷物は降ろされていました。

入国審査はあまり混みあっておらず、夫婦一緒に少し質問(申告するものがあるかどうか)されてすぐに通過。昨年の入国審査ではあれこれ聞かれたのですが、それは1人だったからでしょうか…?

まとめと感想

2024年4月、GW直前のハワイ旅行で成田からホノルルへのフライト(ANAのフライングホヌ プレミアムエコノミークラス)の様子をお届けしました。

出入国に関しては、時間はかからずスムーズでした。

フライングホヌのプレミアムエコノミークラスに搭乗したのは2回目ですが、相変わらずのきめ細やかなサービスで快適なフライトでした。特に最前列の席はわずらわしさが少なくて良かったです。

次の記事↓では、ダニエル・K・イノウエ国際空港から利用したレンタカーについて、予約方法・借り方・返し方の詳細を紹介します。

帰国の際に利用したフライングホヌのビジネスクラスについては、コチラの記事↓をご覧ください。

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