2023年12月初旬に広島を訪れました。初日に宿泊したのは「ヒルトン広島」。ホテル概要とアップグレードされたエグゼクティブツインルームの様子を紹介します。
広島旅行① ~ヒルトン広島宿泊(前編) エグゼクティブツインルーム
2023年12月初旬に初めて広島を訪れ、2泊滞在しました。宿泊先は「ヒルトン広島」と「シェラトングランドホテル広島」です。
この記事では、初日に宿泊した「ヒルトン広島」のホテル概要と、エグゼクティブツインルームについて詳しくレポートします。客室は、ヒルトンオナーズ ダイヤモンド特典によりアップグレードされました。
ヒルトン広島
ヒルトン広島は、中国・四国地方において初となるヒルトンフラッグシップブランドとして2022年秋にオープンしたホテルです。
広島中心部の市街地や主要観光地へもアクセスしやすく、ビジネスでも観光でも絶好のロケーションにあります。
また、大規模なコンベンション施設を有しており、2023年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)でバイデン米大統領が滞在したホテルとしても話題となりました。
施設名称:ヒルトン広島
住所:広島県広島市中区富士見町11-12
TEL:082-243-2700
FAX:082-243-2777
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
客室数:420室
建物規模:地上22階(7階~22階が客室)
開業:2022年10月22日(グランドオープン)
アクセス
電車を利用する場合
JR広島駅から広島電鉄(路面電車)「比治山下」(8分) または「比治山橋」(10分)で下車
→ホテルまで徒歩約10分
タクシーを利用する場合
JR広島駅からホテルまで約10分
バスを利用する場合
- 広島駅南口から広島バス(エキまちループ線右回り)の「田中町」バス停で下車(約10分)
→ホテルまで徒歩約3分 - 広島駅南口から広島バス(東西線)の「宝町北(ヒルトン広島前)」バス停で下車(約10分)
→ホテル目の前 - 広島バスセンターから広島電鉄バス(3号線・7号線)「紙屋町西」で乗車後「中電前」で下車(4分)
→徒歩約10分
↑ホテルの目の前にある広島バスのバス停「宝町北(ヒルトン広島前)」。日中は30分に1本、広島駅までの運賃は220円。
飛行機を利用する場合
- 広島空港からリムジンバスで「広島バスセンター」下車(約55分)
→タクシーでホテルまで約10分 - 広島空港からリムジンバスで「広島駅」下車(45分)
→タクシーでホテルまで約10分
今回私は、羽田から広島空港まで飛行機を利用。広島空港からはリムジンバス(広島バスセンター行き)で移動し広島バスセンターで下車しました。所要時間は約1時間、料金は1,450円でした。
広島バスセンターからヒルトン広島まではタクシーで約10分の距離ですが、そのままホテルへ向かわず、平和記念公園(原爆ドーム)に立ち寄ることにしました。
広島バスセンターからは徒歩約10分弱で平和記念公園に到着。観光客がぞろぞろと歩いているのでそれが道案内となりました。(原爆ドームを見学した様子については、広島旅行⑤の記事にまとめる予定です。)
平和記念公園からは徒歩でヒルトン広島へ向かいました。距離にして約1.5km、徒歩20分弱ほどかかる計算ですが、途中で食事をするためお好み焼き屋に立ち寄ったので、それほど長い距離を歩いた感じはありませんでした。
チェックイン
ヒルトン広島に着いたのは14:30頃。オープンしてまだ1年過ぎたばかりなので、新しくてとてもきれいです。
エントランスホールには、大きな松の盆栽が飾られています。
また、「クリスマス・トレイン」が開催中。ジオラマと鉄道模型が展示されており、列車が走行する様子が見られます。期間は11月3日~1月14日までだそう(クリスマスデコレーションは12月25日まで)。
観覧料は無料ですが、クリスマスチャリティーとしての催しなので、寄付金を受け付けています。
通常チェックインは15:00からですが、早めに到着したにもかかわらず、混みあっていなかったせいもあり待たされることなくチェックインすることができました。フロントデスクのスタッフは対応が丁寧でスムースでした。
私はヒルトンオナーズ ダイヤモンド会員のため、その特典として客室がアップグレードされました。予約したのはスタンダードな「デラックスルーム」でしたが、エグゼクティブフロアの「エグゼクティブツイン」という客室がアサインされました。
また、翌日13:00までのレイトチェックアウトも可能になりました。
大規模なホテルですが、エレベーターは全部で6基もあるので混みあわず、待つことなく利用することができました。
エグゼクティブツインルーム
客室は7階~22階にあり、エグゼクティブルームは上層階の19階~22階に位置します。
私が滞在するお部屋は20階のエグゼクティブツイン。広さはゆとりのある35㎡。
ダイヤモンド会員なのでルームカードキーは木製です(10月に訪れたヒルトン宮古島リゾートでも同様でした)。
落ち着いた色合いの内装でとてもきれいな客室です。
高層階から美しい瀬戸内海を望む抜群の眺望が楽しめます。
ベッドは大きなサイズ(135㎜×200㎜)が2台。快適な寝心地でした。
ベッド側の壁に紅葉を散らした美しい装飾は、広島ならでは。
ベッドサイドに壁には照明のスイッチのほか、コンセントとUSBポートが付いています。
窓際には大きな丸いワークデスクと、ふかふかのクッションが置いてあるチェア2脚。
デスクの上には、ウェルカムスイーツとして広島銘菓のもみじ饅頭がおいてありました。
また、デスク横の壁にはコンセントやUSBポートも設置されています。Wi-Fiは無料で利用可能です。
ベッドの反対側の壁には、壁掛けの大型TVがあります。その隣にミニバーコーナー。
棚の上には、ネスプレッソマシーンと瓶のミネラルウォーター2本、緑茶のティーバッグ、急須と湯呑が置いてありました。
すぐ下の引き出しを引くと、それは引き出しではなくて、お茶やコーヒーを淹れるときの引き出し式のカウンターとなっていました。
さらにその下が本当の引き出しになっていて、ネスプレッソのカプセル、紅茶のティーバッグ、グラスやカップなどがきれいに並べて置いてありました。
冷蔵庫はどこかと思っていたら、上の棚の中にありました。電気ケトルやアイスペールも入っています。
ミニバーの横にクローゼット。クローゼットの中には、アイロンとアイロン台、セイフティボックス、スリッパが入っていました。
クローゼットの向かいに広い荷物置きの棚があり、引き出しの中にはナイトウェアが入っていました。
このナイトウェアは、形状は浴衣ですが、帯ではなくボタンで留めるタイプです。
これだと外国人でも使いやすそうですね。必ず左前になりますし。帯を思わせる紺色のラインに赤い折り鶴の刺繍が施されているところは、広島を意識したデザインなのでしょうね。
部屋に入ってすぐ右側、荷物置き場の手前はバスルームです。バスルームの扉は引き戸になっています。
扉を開けると正面に洗面台。右に個室のトイレ、左は浴室という配置。シンプルでまずまずの広さがあります。
洗面台の上に置かれたハンドウォッシュとボディーローションはヒルトンおなじみのクラブツリー&イヴリンの大型ボトルです。
洗面台の下にタオルと体重計。
ドライヤーとその他のバスアメニティは、バスルーム入口の左側の棚の中に納まっていました。
歯ブラシセット、カミソリ、コットンセット、シャワーキャップ、くしもクラブツリー&イヴリンでそろえています。
浴室は、洗い場とバスタブがあり、広いスペースです。
シャワーはハンドシャワーのみ。水圧も問題なし。バスタブは余裕で足が伸ばせる大きさでした。
シャンプー類はこちらも同じブランドの大型ボトルです。
トイレはウォシュレット付きなのはもちろん、蓋が自動開閉し、自動洗浄機能も付いていました。
館内施設
ヒルトン広島の館内施設について簡単に紹介します。
フローラウンジ
フロントデスクのある1階ロビーフロアには、Flow Lounge(フローラウンジ)があります。
営業時間は8:00~20:00。テイクアウト用のスイーツやドリンク類も販売しています。
宴会場・会議室
2階・3階に宴会場や会議室があります。中国・四国地方で最大規模の宴会場や会議室を有し、大規模国際会議にも対応可能とのこと。
4階にはチャペルとウェディングサロンもあります。
スパ・フィットネス・プール
スパ、フィットネスジム、屋内プールがあるのは5階。
フィットネスジムをのぞいてみたら、広くてきれいでした。
レストラン
6階にレストランが3軒はいっています。
オールディダイニング「モザイク」。ここでおいしい朝食ブッフェをいただきました。朝食の様子は次の記事で詳しく紹介します。
そのほか、日本料理「泉水」、バー&ラウンジ「ZATTA」もあります。
エグゼクティブラウンジ
最上階の22階にはエグゼクティブラウンジがあります。
エグゼクティブラウンジへアクセスできるのは、19階~22階のエグゼクティブルームやスイートルームの滞在者と、ヒルトンオナーズ ダイヤモンド会員となります。
エグゼクティブラウンジについても、次の記事で詳しくレポートします。
まとめと感想
2泊3日の広島旅行初日に宿泊した「ヒルトン広島」について、エグゼクティブツインルームを中心に紹介しました。
オープンしてまだ1年のヒルトン広島は、どこをとっても新しくてきれいだったので、気持ちよく過ごせました。スタッフの対応も丁寧でとても良かったですよ。
期待していた通り客室はアップグレードされ、高層階にあるエグゼクティブツインルームに滞在することができました。ゆとりのあるお部屋には、広島を感じられるデザインがちりばめられており、海外からの観光客のみならず、日本人の旅行者にとっても良い思い出になる滞在先という印象です。
次の記事↓では、オールディダイニング「モザイク」での朝食ブッフェと、エグゼクティブラウンジの様子について紹介します。
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