2023年4月下旬、ホテル阪神大阪に宿泊しました。全室天然温泉が楽しめるホテルでゆっくりくつろげることができました。滞在したハリウッドツインルームと朝食、周辺グルメスポットについて詳しく紹介します。
ホテル阪神大阪 宿泊記 ~ 客室で天然温泉が楽しめるホテル
2023年4月下旬、「ホテル阪神大阪」に宿泊しました。ホテル阪神大阪は、全客室の浴室に天然温泉を供給しているホテルです。
滞在したハリウッドツインルームの様子を中心に、朝食ブッフェや館内施設についてもお届けします。
また、周辺のグルメスポットについても紹介します。
ホテル阪神大阪
「ホテル阪神大阪」は、大阪駅・梅田駅からひと駅の「福島駅」の目の前という、観光やビジネスに大変便利なロケーションにあります。ユニバーサルシティ駅へは電車で約15分です。
客室はすべて14階以上の高層階にあり、各客室の浴室で天然温泉が楽しめるホテルです。
施設名称:ホテル阪神大阪
住所:大阪市福島区福島5丁目6番16号
TEL:06-6344-4661
FAX:06-6344-9860
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
総客室数:全290室
建築:1999年
増改築:2018年7月
アクセス
- 電車を利用する場合
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- JR大阪環状線「福島駅」下車すぐ
- 阪神電車「福島駅」西出口2下車すぐ
- JR東西線「新福島駅」1出口徒歩2分
- 車を利用する場合
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- 阪神高速「梅田」「福島」「出入橋」 出口より約5分
- 関西国際空港より約60分
- 大阪伊丹空港より約20分
- 空港からのアクセス
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- 伊丹空港より「ホテル阪神前」行きリムジンバス約30分
- 関西国際空港より「ハービス大阪」行きリムジンバス約60分→下車し徒歩10分
予約
今回も、東海道新幹線を使う際に何度も利用しているJR東海ツアーズの「ずらし旅」で1泊の予約をしました。
東京-新大阪 往復のぞみ号(往復とも普通車指定席)、観光(ずらし旅 選べる体験クーポン)、宿泊が含まれます。
朝食付きシングルルームのプランを選んで、代金の合計は31,700円。これが全国旅行支援『日本中から「大阪いらっしゃいキャンペーン」』で5,000円割引されて26,700円となり、さらに地域クーポン2,000円が付きました。
フロント・ロビー
ホテル1階のロビーはまずまずの広さ。シンプルですっきりしています。
シングルルームを予約していましたが、チェックインの際「高層階(21F)角部屋のハリウッドツインルーム」へ無料アップグレードされました。
また、朝食券と、デジタル地域クーポンのQRコードが記載された用紙もいただきました。
アメニティーバー
ロビー階のクローク横にアメニティーバーがあります。室内にアメニティは置いていないので、ここから必要なものを自由に取っていきます。
ハブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、ティーバッグも置いてありました。
ティーバッグは、ほうじ茶、煎茶のほか、リプトン紅茶のさまざまなフレーバーが用意されていました。
エレベーター
エレベーターは4基あり、14階~23階にある客室へ行くのは2基のみです。
カードキーをセンサーにタッチすると自動的に客室の階数ボタンが点灯します。セキュリティはばっちりですね。
エレベーターホールには新聞(無料)も置いてありました。
ハリウッドツインルーム
今回宿泊したお部屋は21階角部屋のハリウッドツインルーム。最上階の客室が23階なので、かなり高層階のお部屋がアサインされました。
では、お部屋の様子を紹介していきます。
入口
お部屋に入ると、左に大きな姿見。重厚な枠で囲まれています。
クローゼット
ドアのすぐ右わきにはクローゼットがあり、使い捨てスリッパ、消臭スプレー、セイフティボックスも入っていました。
ベッド
お部屋の広さは20m²でシングルベッドが2台。
ベッドはぴったりくっついて置かれています。
落ち着いた雰囲気のお部屋で、一人で宿泊するには十分な広さです。
ベッドの上に置かれたナイトウェアはワンピースタイプでした。
ベッド周り
ベッドの隣に小さめのデスクが置いてあります。
デスクの端にコンセントと有線LANの配線も付いています。
デスクの引き出しには、折りたたみ式の卓上ミラーが入っていました。
ベッドサイドにはUSBポートもあります。Wi-Fiも無料で利用できるうえ、テレビのミラーリング設定も可能になっていました。
ベッドサイドの電話やアナログ時計はレトロ感がありますね。
眺望
宿泊したのは南側の客室で、窓からの眺望もよかったです。
特に夜景がきれいでした。京セラドームや国際会議場が見えるらしいのですが、どれがどれだか…。
客室設備
お部屋の備品としては、空気清浄機が完備。
デスクのほかに、窓際に丸テーブル。
窓の下、丸テーブル脇に避難用脱出口がありました。窓は開かないので、緊急時にはこの避難用脱出口を開けて外の通路へ出て避難するようです。
手すりはありますが、なかなかスリルがある通路ですね…!
壁掛けテレビの横の棚には無料のミネラルウォーター2本、マグカップ、ティファールの電気ケトルが置かれていました。
その下の扉を開けるとミニ冷蔵庫。
丸テーブルにイスがないな…と思ったら、テレビの下に腰かけがありました。
バスルーム
クローゼットの隣にバスルームがあります。ユニットバスですが、バスタブは十分な広さ。
トイレはウォシュレット付きです。
バスアメニティは、トイレの後ろのカウンターにドライヤー、ボディタオル。
洗面台にはPOLAのハンドソープが置かれています。ひねるタイプの三角蛇口がレトロな感じ。
浴槽の隅にある大型ボトルのシャンプー類はPROVINSCIA(プロバンシア)という香りの良いブランドを使用。
このホテルの目玉ともいえるのが客室で楽しめる天然温泉です。レバーを切り替えると、天然温泉が出てきます。
大阪の中心部で、客室のお風呂で天然温泉に入れるというのは珍しいですね。
ホテルのサイトに掲載されていた「浴室での温泉の楽しみ方」に従って入浴してみました。蛇口から出る温泉は高温なので、早めに湯をためておき、いい感じに冷ましてから入ります。
温泉は茶褐色で無臭。
湯上り後は体がなかなか冷えず、ずっとぽかぽかしていました。
朝食
今回予約の際に、朝食付きプランを申し込みました。
朝食会場は2階のマルシェダイニング「ネン」です。朝食営業時間は7:00~10:00(L.O. 9:40)。和洋ブッフェスタイルで提供しています。
焼魚、ごはん、みそ汁、納豆、香の物、ベーコン、ソーセージ、サラダ、パン、カレー、各種ソフトドリンク等、定番メニューが多く並んでいました。
大阪名物や特産品のメニューはほとんどなかったように思います。
まずまずのお味でおいしくいただきました。
レストランの入口付近には、客室へ持ち帰り用のコーヒーがセルフサービスで用意されていました。
館内施設・サービス
続いて、ホテル内の施設やサービスについて紹介します。
天然温泉スパ&サウナ
7階に男性用の「阪神サウナ」、6階に女性用の「テフ」というスパ&サウナがあります。
一般客の入浴料が2,750円のところ、宿泊者は優待料金800円で利用でき、部屋付けもOKだそうです。
男性用の阪神サウナの様子については、サウナは広かったのですが、浴槽はそれほど大きくはなかったです。露天風呂もありましたよ。サウナ好きの人は結構楽しめるのではないかと思います。
自販機・製氷機
客室の各階(14階~23階)に、自動販売機と製氷機が設置されています。
自販機は小さくて種類は少なめですが、アルコール類も販売されていました。
周辺の飲食店
ホテル建物の中・下層階にはオフィスや会議室が入っていて、オフィスビルも別棟として隣接しています。ホテルを含めたこれらの建物は「ラグザ大阪」と呼ばれ、1階にコンビニ、地下に飲食店街もあります。
コンビニエンスストア
ホテルとは別棟のオフィスビル1階にファミリーマートがあります。
ラグザスクエア
ホテルとオフィスビルの地下は「ラグザスクエア」という飲食店街になっています。
回転寿司、中華、居酒屋、ラーメン、焼肉、カフェ、ジェラート屋などいろいろそろっています。
ちなみに、土日はホテル内のバーは営業していなかったのですが、地下の飲食店は営業していました。
まとめと感想
「ホテル阪神大阪」のハリウッドツインのお部屋の様子と、館内施設やサービス、周辺グルメスポットについて紹介しました。
すっきりとしてコンパクトな客室で、ところどころにレトロ感があるのも今の若い人には楽しめると思います。
なんといっても、客室で天然温泉のお風呂に入れたのがよかったです。温泉に入れるというシティホテルには今までにも宿泊したことがありますが、シティホテルの客室で100%天然温泉が楽しめるというのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
周辺には大阪ならではの美味しい飲食店も多く、バスや電車を利用すれば梅田もすぐです。
観光やビジネスの拠点として利用するのにぴったりなホテルです。
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