2022年9月下旬に宿泊した「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」の宿泊記です。リーズナブルなマリオット系ホテルの客室の様子や施設サービスについてレポートします。
HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル 宿泊記(前編)~スーペリアツインとチャプターファクトリー
「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」に宿泊したときの様子を2回に分けて紹介します。
前編のこの記事では、マリオットボンヴォイ特典でアップグレードされた客室「スーペリアツイン」の様子と、このホテル独自の「チャプターファクトリー」について紹介します。
HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテルとは
「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」は京都のメインストリートのひとつである河原町通りに面し、観光の拠点として大変便利なロケーションにあります。
個性的でオリジナル性の高いマリオット系ホテルブランド「トリビュートポートフォリオホテル」から国内2軒目として2021年6月18日に開業しました。
施設名称:HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル
所在地:京都市中京区河原町通二条上る清水町341番地
TEL:075-221-3220(代表)
総客室数:全203室
構造:6階建
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
6階建ての低層ですが、建物の内側にも客室を配置しているため客室数は見た目よりも多いです。
アクセス
電車を利用する場合
京都市営地下鉄 東西線「京都市役所前」(3番出口)より 徒歩約4分
京阪本線「三条駅」より徒歩約10分
バスを利用する場合
京都駅前(烏丸口) A2 乗り場より4番バスに乗り「京都市役所前」下車し徒歩約2分
予約
ボンヴォイ公式サイトより、スタンダードな「モデレートダブル」(約20㎡)のお部屋を予約しました。
チェックイン
チェックイン開始時刻の15:00ごろにホテルに到着しました。
フロントの様子
エントランスから、和風な雰囲気の造りになっています。館内に入るとマリオットのフレグランスの香りが漂ってきます。
フロントロビーは広く、さまざまなソファーが配置されていました。
壁や天井は木の格子のデザインで、扇などの日本の伝統的なものもあちらこちらに飾られています。
ネスプレッソマシーンが置いてあり、宿泊者は24時間無料で利用することができます。
チェックイン
チェックインカウンターは3つあります。
マリオット会員専用の優先チェックインはありませんでした。
客室アップグレード
「モデレートダブル」を予約していましたが、マリオット・ボンヴォイ チタンエリート特典によりワンランク上の「スーペリアツイン」にアップグレードされました。
スーペリアツイン
今回宿泊するのは5階の「スーペリアツイン」というお部屋。
広さは約25㎡でコンパクトながらゆとりも感じます。内装はシックな色合いでまとめた和モダンの雰囲気。
まず部屋に入ると、日本家屋の玄関のような段差があり、スリッパが用意されていました。ここで靴を脱ぐシューズオフスタイルです。
ドアの内側にはマグネットのドアプレートが2種類。
「まだ夢の中にいます Dreaming big dreams」という文言が面白い。
ベッドはシングルサイズが2台、くっついて配置されています。
ベッドサイドにスイッチ類があります。丸いボタンがかわいらしい。
エアコンのコントローラーもあり、運転モードや温度調整も可能。
窓際にソファー、丸テーブルと椅子が置いてあり、ソファーは体が伸ばせる大きさです。
テーブル上の京都のお菓子(かりんとう・あられ)は部屋に置かれていたものではなく、フロントで渡されたものです。おそらくエリート会員特典のプレゼントだと思われます。
窓はワイヤーの入ったくもりガラスとなっていて、全開することができません。隣の建物と近いためか、眺望はほぼありませんね。
窓には障子風のロールスクリーンが掛かっていて、外側にスライド式の遮光カーテンもありました。
窓近くにチェストがおいてあり、その上には無料のお水が2本。
水の横には、6角形の深緑色のトレーにメモ帳とマルチUSBケーブル。
内線電話の横にUSBポートとアウトレット。
館内は無料で高速Wi-Fiが利用できます。
チェストの中は、ミニ冷蔵庫(温度調節あり)、電気ポット、カップやグラス、お茶セットが入っています。ミニ冷蔵庫の下の引き出しには金庫がありました。
お茶セットは京都の有名ブランドをそろえており、「小川珈琲」のドリップコーヒーに「辻利」の煎茶ティーバッグです。
チェストの横には空気清浄機。
部屋に入ってすぐ右側にはオープンクローゼットがあります。
紺色のルームウェアは上下セパレートタイプ。大浴場用サンダルと手提げ袋も用意されています。
ルームウェアやサンダルを着用したまま1階の大浴場へ行くことができます。
クローゼットの隣にバスルームがあります。
スーペリアツインのバスルームは、ユニットバスタイプとシャワーブースタイプがあるようですが、ここのお部屋はユニットバスタイプです。
シンプルできれいなバスルームです。鏡が大きく、ユニットバスとしてはまずまずの広さです。浴槽は深めで十分な広さ。
ハンドシャワーは3種類の水流に切り替え可能です。
バスタブの隅にイタリア製の「MILLENNIUM ORGANICS」のシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュのボトルが置いてあります。森林系のさわやかな香りです。
浴室のコップはプラスチックのものが多いですが、このホテルはガラスのコップですね。
バスアメニティは歯ブラシセット、カミソリ、綿棒、ボディタオルなどが木製の箱に入っていました。ヘアドライヤーは横の黒い袋の中。
また、シャンプー類と同じブランドのクレンジング、化粧水、乳液も用意されていました。
タオル類は、バスルーム内の棚に乗っていました。
トイレはウォシュレット付の自動洗浄。タンクレストイレなので、トイレ上のスペースも有効活用していますね。
大浴場を利用したのでこちらのお風呂は使いませんでした。(大浴場については、次の記事で紹介します。)
CHAPTER FACTORY
HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテルのコンセプト「ようこそ、京都という物語へ。」を具現化したサービスとして、「CHAPTER FACTORY(チャプターファクトリー)」というスペースが1階ロビーに広がっています。
「手のひら一筆箋」という、ガイドブックに載っていない京都が綴られている紙が壁一面に展示されています。
その横には大きな白地図があり、一筆箋で紹介しているスポットがどこにあるのか分かるようになっています。
これを見てから行先を決めて出かけるのも面白いですね。
活版印刷機を使って自分で一筆箋を作ることもできます(無料)。
まとめと感想
「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」のスーペリアツインの様子と、チャプターファクトリーについて紹介しました。
マリオット・ボンヴォイ特典で客室がアップグレードされてワンランク上のお部屋で過ごすことができました。客室は内装や備品が和テイストでくつろげる雰囲気がなかなか良かったです。
チャプターファクトリーはこのホテル独自の面白いサービスです。今回の滞在は所用で1泊だけだったのでゆっくり観光できなかったのですが、定番観光スポット以外を楽しむ余裕があるときにぜひ活用できたらと思いました。
また、食事や大浴場もとてもよかったので、満足度が高くて利用しやすいホテルだと感じました。食事や大浴場、その他の施設については、次の記事で詳しく紹介します。
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