リゾート交換会社「RCI」について紹介します。HGVオーナーであれば誰でもRCIを利用することができます。
リゾート交換会社「RCI」とは
「RCI(Resort Condominium International)」は、ヒルトングランドバケーションズ(HGV)オーナーであれば誰でも利用することができるリゾート交換会社です。
この「RCI」について詳しく紹介します。
RCIとは
RCIの概要をまとめると以下のようになります。
- RCIはタイムシェアの世界的な交換会社
- ヒルトングランドバケーションズやウィンダム等のリゾート会社が加入
- 世界中に300万人を超えるメンバーを保有
- 交換対象施設は4300ヶ所以上の提携リゾート
(参考:RCI公式サイト)
ちなみに、マリオットが加入している交換会社は「インターバル・インターナショナル」です。
インターバル・インターナショナルについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
交換のしくみ
リゾートの交換は原則1週間単位となります。1週間というのは、金・土・日曜日のいずれかのチェックイン日から7泊です。(※施設によっては、3泊・4泊等もあります。)
自分の所有するリゾートを1週間単位でRCIに預け入れ、希望するリゾートの1週間単位の宿泊を探します。
使用ポイント
HGVの場合は交換に必要なポイントを拠出することになります。必要なポイントは利用を希望する施設・シーズン・部屋タイプによりさまざまです。
交換表にはシーズンが色分して表示されています。(レッドは繁忙期、ホワイトは通常期、ブルーは閑散期)
※HGVは2022年2月にクラブポイント数の変更を予定しております。よって、下記交換表のポイント数も変更となる可能性がございます。
交換に使用できるHGVポイント
クラブポイントやセーブドポイントはもちろん、リザーブドポイントも利用可能です。感染症拡大の影響で余りがちなリザーブドポイントが利用できるのはありがたいですね。
クラブポイントやセーブドポイントは、HGVリゾート等で使用しない場合はRCIに預け入れることができます。
具体的な施設は決まっていないが、HGVポイントを延命したいときには、RCIへの預け入れも有効な対策であると思います。
ただし、預け入れには手数料として154USDが必要です。
※リザーブドポイントはRCIへの預け入れはできません。
交換手数料
交換(予約)が確定すると、1室1件当たり以下の交換手数料が発生します。※通貨はSGDシンガポールドル(2022年2月現在1SGD=約85円)
- 1週間:321SGD
- 3日:133SGD
- 4日:174SGD
また、オーナー以外が利用する場合はゲスト証明書発行料(106SGD)が必要になります。
支払いは、クレジットカード(VISAまたはMaster)で決済となります。
予約の期限
予約は最長で2年先まで可能です。
人気の施設は事前にリクエスト申し込みをした方が交換成立が高くなります。
リクエストは無料で行うことができます。
利用できるリゾートの検索と予約方法
では実際にどのようなリゾートや施設が利用できるのでしょうか?
例えば、ハワイにある施設を検索し、その中からシェルバケーションクラブ「イリカイホテル」を予約したい場合の手順を説明します。
(出所:RCI公式サイト)
「イリカイホテル」は、ヒルトンハワイアンビレッジにあるHGV施設(特にラグーンタワー、グランド・ワイキキアン)に滞在経験のある方ならご存知の方も多いと思います。
ロイヤルハワイアン方面へ向かうトロリーなどのバス停そばにあるのが、イリカイホテルです。
検索や予約方法
まず、HGVのオーナーサイトを経由してRCIのサイトへ移ります。以下の順で進めます。
- 「バケーション交換」を選択
- 場所の入力欄に「Hawaii」と入力して検索
- 表示された検索結果の中からシェルバケーションクラブ「イリカイホテル」をクリック
- 詳細が表示されるので希望の日程を選択(3泊・4泊で交換できる日程が表示されたので3泊を選択)
- カレンダーの中から希望のチェックイン日を選択
- 結果が表示されるので必要ポイント数と交換手数料を確認して予約確定
(出所:RCI公式サイト)
このようにして利用できる施設を検索して予約することができます。
ちなみに、2022/9/11(日)からの3泊で、960HGVポイントと交換手数料(3泊)133SGD(約11,000円)で交換利用が可能です。
※別途、現地払いで州税・清掃代等がかかります。
まとめ
HGVオーナーが利用できるリゾート交換会社RCIについて紹介しました。
現在、感染症拡大の影響でリザーブドポイントやセーブドポイントが余りがちな状況です。それらのポイントの有効活用としてRCIの利用は非常におすすめです。
さらにHGVタイムシェアが希望通りに予約できない場合のバックアップにもなります。
例として紹介した「イリカイホテル」は、ヒルトンハワイアンビレッジのすぐ隣にあるので、アラモアナセンターへのアクセスも良くとても便利な施設です。
また、RCIの施設は日本国内にもあるので、海外渡航が難しい現状でも利用することができます。RCIへ加入している日本の施設については今後の記事で取り上げたいと思います。
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