ハワイ島に旅行したときに訪れたUCC HAWAIIでコナコーヒーのコーヒー豆を購入しました。コナコーヒーが高級で美味しい理由と、コーヒーの淹れ方や味わいを紹介します。
ハワイの高級コーヒー豆のコナコーヒーを淹れてみた
今年2019年2月にハワイ旅行をした際、ハワイ島にあるUCC HAWAIIでコナコーヒーのコーヒー豆を購入しました。

そのコナコーヒーを、自宅で淹れてみました。
ハワイの高級コーヒー豆、コナコーヒー
コナコーヒーとはハワイの高級コーヒー豆です。高級で美味しい理由を説明しましょう。
コナコーヒーとは
ハワイ島の西岸にあるコナ地区でのみ栽培されている、アラビカ種のコーヒーです。ブルーマウンテン、キリマンジャロと並ぶ「世界3大コーヒー」のひとつです。
世界で流通しているコーヒー総生産量のたった1%以下という、大変希少で高品質なコーヒーです。
コナ地区はコーヒー栽培にぴったり
ハワイ島のコナ地区は、コーヒーの栽培に適しています。
その理由は…
- 火山活動によって形成された肥沃な土壌
- 溶岩地帯で水はけがよい(←水をあげすぎると根腐れしてしまう)
- 高い標高ゆえに昼夜の寒暖差が大きい
- 曇りがちの気候(←日当たりが良すぎるのはよくない)
…というわけです。
コナコーヒーは価格が高い
コナコーヒーは、ブルーマウンテンに次いで価格が高いことで有名です。
なぜ、そんなに高価なのかというと…
- 希少である
- 他の生産国に比べて、コーヒー栽培にかかる人件費・生産費などが高い
…という理由からです。
安価なコナコーヒーは「コナブレンド」
「コナ・ブレンド」書かれたコーヒーも売っていますね。ハワイ州の法律によると、コナコーヒー豆が10%以上ブレンドされていれば、「コナ・ブレンド」とすることができます。
100%純粋なコナコーヒーはかなり値段が高くなりますが、コナブレンドは比較的安価になっています。
人件費がかかる理由
ハワイは、コーヒー生産国の中でも先進国なので人件費が高い、ということに加えて、コーヒー豆の収穫が手摘みであることも、人件費が高くなる理由です。

コナコーヒーは、12月に最初の花が咲き始め、最後の花は5月に咲きます。そして、最初に咲いた花の実は8月からなり始めるのですが、全部が一斉に真っ赤にならず、最後に咲いた花の実はまだ青いまま。同じ枝に赤い実と青い実がついている状態なので、手摘みで赤い実から収穫していくのです。
(インスタントコーヒー用のコーヒーは、人工的に水をやることで一気に花が咲いて実がなるので、機械で摘むことができるそうです。)
味や香り
コナコーヒーの味や香りについては、一般的には、このように言われています。
コナコーヒーは、苦みが少なく柔らかな酸味と甘い香りで、すっきり爽やかな味わいが特徴です。
引用:HONOLULU COFFEE
「酸味」といっても、「すっぱい」というより、「後味がさっぱり」している、という感じでしょうか。
味覚は人によってさまざまです。唾液の量によっても異なるらしいですね。
コーヒープレスでコナコーヒーを淹れてみた
今回は、コーヒープレスを使ってコナコーヒーを淹れます。
先にお湯を沸かしておきましょう。
最初に、コーヒー豆が入っている袋を開けて、驚きました。豆がつやつやしていて輝いています!

まず、手挽きミルを使ってコーヒー豆を挽きます。コーヒー豆を入れて、ぐりぐり。いい匂いが漂います。

コーヒープレスにお湯を入れて温めておきます。(温まったら、その湯は捨てます。)
挽いたコーヒーの粉を、コーヒープレスに入れます。
沸かしておいた湯を注いで、フタをし、プランジャーを下げないまま置きます。

(お湯の適温は92~94℃だそうです。温度計がない場合は、沸騰してから30~45秒ほど、フタをせずに待つとよいとのこと。)
待っている間に、コーヒーカップも湯を入れて温めておきます。(お湯は捨てます。)
4分経ったら、プランジャーをゆっくりと押し下げます。

底の粉が入らないようにカップに注ぎます。これでできあがり。
コナコーヒーを飲んだ感想

やはり挽きたてのコーヒーは美味しいですね。甘い香りが漂います。
飲んでみると、やわらかい酸味と同時に、ほんの少し甘味も感じられます。少し苦味を感じるような気がしましたが、苦いというよりはむしろ、香ばしくて深いコクがあるという感じです。
甘いお菓子と一緒に、ゆっくりと少しずつ味わって飲むと良いかもしれません。
単に高級だからおいしいというのではなく、丁寧に栽培・収穫され、加工されているからこその味。ハワイのコーヒー農園を思い出しながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
ハワイ島コナを訪れた際は、ぜひコーヒー農園に足を運んでみてはいかがでしょう。そして、100%コナコーヒーは、自宅へのお土産におすすめです。(また行きたくなっちゃいますけど!)
ハワイ島のUCC HAWAII農園を訪れた際の旅行記は、コチラ↓の記事をご覧ください。


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