2025年1月下旬に滞在した「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」について、ホテル概要とアップグレードされた温泉ガーデンルームの様子を紹介します。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts宿泊記① ~ 天然温泉が堪能できる温泉ガーデンルーム
2025年1月下旬に京都を訪れ、「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」に滞在しました。その際の宿泊記を、3回に分けてお届けします。
1回目のこの記事では、「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」のホテル概要と、温泉ガーデンルームについて詳しくレポートしていきます。客室は、ヒルトンオナーズ ダイヤモンド特典によりアップグレードされました。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」は、京都市内北部の鷹峯三山の麓にヒルトンのラグジュアリーブランド「LXR ホテルズ&リゾーツ」として、2021年9月16日にオープンしたホテルです。
敷地内には一級河川の天神川が流れ、雄大な自然に囲まれた環境にありながら、有名な観光名所の神社仏閣にも徒歩圏というロケーションにあります。
スタッフの話によると、ホテル開業以前はボーリング場だったそうです。
施設名称:ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
住所:京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1
TEL:075-320-0111
FAX:075-320-0112
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
客室数:114室
開業:2021年9月16日(グランドオープン)
駐車場:有(44台)
アクセス
京都駅からアクセスする場合
・JR東海道線「京都駅」からタクシーで約30分
・京都市営バス「京都駅前」からに乗車し「金閣寺道」で下車(約45分)→「金閣寺道」より徒歩約15分
北大路駅からアクセスする場合
(「北大路駅」は京都駅から地下鉄烏丸線で約13分)
・「北大路駅」よりタクシーで約10分
・京都市営バス「北大路駅」より乗車し「金閣寺道」で下車(約11分)→「金閣寺道」より徒歩約15分
車を利用する場合
・名神高速道路「京都南IC」より約40分
・名神高速道路「京都東IC」より約45分
今回私は、京都駅から北大路駅まで電車(地下鉄烏丸線)で行き、北大路駅からタクシーを利用してホテルまで行きました。料金は1,700円、所要時間は約10分でした。
ポイントで予約
予約した客室は、最もスタンダードなデラックスルーム。ヒルトンオナーズのポイントで予約しました。使用したポイントは、120,000ポイントです。
ヒルトンオナーズ公式サイトを確認したところ、チェックイン日のデラックスルームは1泊約21万円(!)となっていました。(※ヒルトンオナーズポイントと料金は、日にちによって変動します。)

この日は1ヒルトンオナーズポイントが1円以上の価値があったということになり、つまり、ヒルトンオナーズを使用したことでお得に予約できたということになります。
チェックイン
ホテルに到着したのは、チェックイン開始時刻の15:00より30分ほど早い時間。

正面玄関前のロータリーには、北山杉が植えられているのが目に留まります。この北山杉は別の場所から移植したらしいですが、なんと樹齢400年とのこと。

ホテルロゴのデザインのモチーフにもなっています。

建物入口はオープンな空間になっています。

真ん中の四角い池を挟んでレセプションとTea House(ティーハウス)というラウンジが配置されています。


我々はティーハウスのソファー席に案内され、ウェルカムドリンクとしてシナモン風味のほうじ茶をいただきました。


そこにスタッフがやって来てチェックイン手続きをしました。
ヒルトンオナーズ ダイヤモンド特典として客室がアップグレードされ、温泉ガーデンルームに滞在することになりました。
客室アップグレードを含めて、ダイヤモンド特典としては、以下のものがありました。
- 客室アップグレード
- レイトチェックアウト(13:00まで)
- 朝食無料サービス
- ミニバーの一部アイテム無料
温泉ガーデンルーム
滞在する「温泉ガーデンルーム」は、1階にあります。

渡り廊下を進むと、客室エリアに入る格子戸のような扉が見えてきました。この扉は、カードキーをかざして開錠します。

「温泉ガーデンルーム」という名の通り、天然温泉のお風呂があり、坪庭も付いているお部屋です。

広さは、客室が50㎡、 プライベートガーデンが17㎡で、合計 67㎡。和風の落ち着いた雰囲気のお部屋です。


サービス案内
客室内の大型テレビで、ホテルの案内を見ることができます。

館内やサービスについての詳細が分かるようになっています。
ベッド
ツインの客室なので、シングルサイズベッドが2台。(キングサイズ1台のお部屋もあるようです。)

窓側のベッドサイドテーブルには、電話、メモ帳とボールペン、TVリモコン、各種案内や本が置かれていました。

スタッフに確認したところ、ボールペンは持ち帰ってよいとのことだったのでいただきました。
ベッドサイドテーブルの下の引き出しにはUSBポートが付いていました。

もう一方のベッドサイドテーブルには、バルミューダのスピーカー、時計、木の形をした木製のカードが置かれていました。

2台それぞれのベッドの横に、スイッチ類やアウトレットとUSBポートも設置されていました。

ベッドシーツの交換を希望する場合は、この木のカードをベッドの上に置いておくというもの。

ミニバー
ベッドの横の、格子の扉のある棚はミニバーコーナー。


下の段に置いてあるのは、コーヒーメーカーとコーヒーカップ、急須と湯呑。ミネラルウォーターは、日本国内初のHAVARY’Sの紙パックウォーターです。

上の段には、有料のアルコール類と無料のスナック。

引き出しを開けると、コーヒーカプセルとティーバッグ。

ティーバッグは、緑茶・紅茶・茉莉花茶の3種類。
お皿やカトラリーも用意されていました。

ほかの引き出しには、グラス類。

真っ黒なアイスペールと電気ケトル。

ミニ冷蔵庫は珍しい引き出すタイプ。飲み物がぎっしり入っていました。

ダイヤモンド特典で無料になる飲み物と有料のものがあるので、うっかり間違えないようにしないと…。
眺望
大きな窓の外は、プライベートガーデンとなっています。

壁に囲まれているシンプルな庭ですが、奥の山や木々も見えるので、結構いい眺めです。
ブラインドを下ろすこともできました。

テーブル
窓際のスペースには、丸テーブルと1人掛けソファー2脚。

テーブルの上には、鉢植えの植物と、ウェルカムスイーツ(プレミアムカカオクッキー)が置かれていました。


温泉風呂
窓際には、プライベートガーデンの景色を眺めながら天然温泉が堪能できるお風呂もあります。浴槽とテーブルスペースの間には仕切りがなく床続きになっているのが なんとも不思議な配置…。

ちなみに、テーブルや浴槽のあるスペースとベッドエリアの間は、引き戸を閉めて目隠しすることができます。

源泉は80℃という高温のお湯が出るので注意しなければなりません。水が出る水栓も同時にひねって、温度調節をしながら湯を溜めます。
洗面台とシャワーブース
洗面台は2ヶ所あり、シャワーブースを真ん中に挟んで左右に配置されています

写真では分かりづらいのですが、客室の手前から窓側に向かって、洗面台→シャワーブース→洗面台→浴槽、という独特の配置となっています。

洗面シンクは丸い陶器。重厚感があっておしゃれです。

それぞれの洗面台に置かれたアメニティは、陶器のコップ、マウスウォッシュ、歯ブラシと歯磨き粉、固形石鹸、ローション。

そのほか、引き出しの中に、箱に入ったヘアブラシ、シェーブングキット、シャワーキャップ、コットンセット、ピーリングパッド。

レプロナイザーのドライヤーもありました。

シャワーブースには、レインシャワーとハンドシャワーの両方が付いていました。


棚に置かれた大型ボトルのシャンプー類は、オーストラリア生まれの高級スキンケアブランドSodashi(ソダシ)。

この部屋の水回りは独特の配置なうえに、洗面台とシャワーブースの間には仕切りや段差がないので、シャワーブースで体を洗ったあとは洗面台の床までびしょ濡れになってしまいました…。
トイレ
トイレは部屋に入ってすぐ右側にあり、ほかの水回りとは独立した個室になっています。

陶器の手洗いシンクも付いていて広いトイレです。

もちろんウォシュレット付きで、さらに自動開閉、自動洗浄機能付きでした。
クローゼット
部屋に入ってすぐ左側に広いウォークインクローゼットがあります。

肌ざわりのよいバスローブが2着。

アイロン台とバゲージラックも置いてあります。

引き出しの中には、洋服ブラシやナイトウェアが入っていました。ナイトウェアはセパレートタイプです。

それから、黒い雪駄と白いふわふわスリッパ。


ロビー、ティーハウス、レストラン以外の場所は、バスローブと雪駄で移動可能とのことです。
もちろんセイフティボックスもあります。

コードレスアイロンも。

リクエストアメニティ
スキンケアセットやネイルセットなど、リクエストすれば無料でいただけるアメニティがあります。(リクエストアメニティの案内は、ベッドサイドテーブルに置かれていました。)

このスキンケアセット↓は日本のフレグランスブランドSHOLAYERED(ショーレイヤード)。

メイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液のセットです。

アメニティ類はさすが良いものを用意していますね。
まとめと感想
2025年1月下旬に宿泊した「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」について、温泉ガーデンルームを中心に紹介しました。

ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXR ホテルズ&リゾーツ」としてはアジア初進出で、かつ、京都というロケーションということもあり、一度宿泊してみたいと思っていたホテルです。
この記事で取り上げた温泉ガーデンルームに関しては、日本人の感覚からすると水回りの配置が独特で、正直言って使い勝手があまり良くなかったのが残念でした…。どちらかというと外国人観光客を意識した高級ホテルという印象ですね。(私の滞在時は、外国人宿泊者はさほど多くない様子でしたが…。)
しかし、建物やお部屋の雰囲気はとても良くて、ゆったりとくつろぐことができました。
次の記事↓では、レストラン「TENJIN」でのディナーと、翌朝の朝食ブッフェの様子について紹介します。


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