2025年1月にタイを訪れ、パタヤとバンコクに滞在しました。この記事では、タイ航空の東京(羽田)・バンコク(スワンナプーム)線の往復フライトについて紹介します。また、羽田空港やスワンナプーム空港での出入国や空港ラウンジについてもレポートします。
タイ航空 [羽田↔バンコク] 搭乗記 ~ B777-300ERとエアバスA350-900
2025年1月に4泊5日でタイ旅行に行きました。東京(羽田)・バンコク(スワンナプーム)の往復に利用したフライトはタイ航空です。
往復で機材が異なり、往路はB777-300ER(B77W)、復路はエアバスA350-900(A359)でしたが、それぞれの機内サービスの様子などをお届けします。
また、羽田空港での出国手続きの様子やANAラウンジについてと、スワンナプーム空港での出国手続きやロイヤルオーキッドプレステージラウンジについてもレポートします。
2025年1月タイ旅行の旅程のまとめ
TG683 HND(10:35)→BKK(15:40) エコノミークラス
パタヤに移動し「コートヤード・ノース・パタヤ」に宿泊
「コートヤード・ノース・パタヤ」については、コチラの記事↓をご覧ください。

バンコクに移動し「ロイヤルオーキッド・シェラトン・リバーサイドホテル・バンコク」に宿泊
「ロイヤルオーキッド・シェラトン・リバーサイドホテル・バンコク」については、コチラの記事↓をご覧ください。

「マリオットバケーションクラブ・エンパイアプレイス」に宿泊(2泊)
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TG660 BKK(14:50)→HND(22:30) エコノミークラス
羽田空港での出国手続き
まずはチェックイン。
羽田空港の第3ターミナルにある自動チェックイン機を使用して発券できました。次に荷物を預け入れようとカウンターに行きましたが、エコノミークラスのカウンターはとても混雑していました。

しかし、ANAのSFC特典(スターアライアンス・ゴールド扱い)により、空いているロイヤルシルク(ビジネスクラス)のカウンターでほとんど待つことなくチェックインができました。
羽田空港のANAラウンジ
タイ航空はANAと同じスターアライアンス加盟航空会社です。なので、今回予約したシートはエコノミークラスですが、私はSFC特典により、ANAラウンジを利用することができました。

羽田空港での国際線ANAラウンジを利用するのは今回が初めてでした。場所は、出国審査後右に進んだ先の110番ゲート付近に位置します。
営業時間は、5:00~第3ターミナル ANAグループ運航最終便出発まで。スター アライアンス・ゴールドメンバー本人および同一便利用の同行者1名は無料で利用可能です。
連休前のせいか、あるいは時間帯のせいなのか、結構混みあっていましたが、搭乗までの時間をゆっくり過ごすことができました。

サービス内容は、ドリンク、軽食、シャワー、トイレなど。もちろんWi-Fiも接続できます。
機内食が出ることを考慮して、とりあえず、いつものオリジナルカレーだけ小盛りでいただきました。やっぱり相変わらずおいしい!

ラウンジの窓越しに、これから搭乗するタイ航空の機体がよく見えました。

羽田からバンコクへのフライト
搭乗するフライトは、羽田国際空港 10:35発のタイ航空TG683便。バンコクのスワンナプーム国際空港には 15:40(現地時間)到着予定。フライト時間は7時間05分です。
日本とタイの時差はマイナス2時間なので、時差ボケの心配がないのがいいですね。
機材と機内アメニティ
機材はボーイング(BOEING) 777-300ER(B77W)でした。少々古い飛行機です。
座席数は348席で、ロイヤルシルククラスが42席、そのほかの306席がエコノミークラス。機内はほぼ満席でした。

エコノミークラスのシートピッチは81cmと、足元はまずまずの広さ。フットレストもついていました。

座席配置は3-3-3。パーソナルモニターは12インチ。

機内アメニティとしては、ブランケット、枕、イヤホンが用意されていました。
機内食
1回目の機内食は、メインディッシュをイエローチキンカレーまたは豚肉から選びます。カレー好きの私は迷うことなくチキンカレーを選択。

付け合わせは、梅風味のそうめん、パン、デザートのケーキ、ミネラルウォーター。ドリンクはタイのシンハビールをいただきました。久々のタイ料理はおいしかったです!

到着前の2回目の機内食は(写真を撮り忘れました…)、ブリトーのようなものが提供されました。
到着
予定では15:40到着のところ、20分遅れの16:00に到着。
到着後の入国審査は、外国人観光客がそれほど多くなかったため、時間はかからずに済みました。ただし、予約していた送迎車に乗り込むまで、思いのほか時間がかかってしまいました。
ここからは、帰りの便についてレポートします。
滞在先からスワンナプーム空港へ
滞在していたマリオットバケーションクラブ・エンパイアプレイスを10時にチェックアウト。

空港までの無料送迎サービスは、マリオットバケーションクラブ・アジアパシフィックのエグゼクティブレベル以上の会員特典のひとつです。事前に予約しておいたところ、チェックアウトの時間には送迎の車がすでに待機していました。
空港までの道のりに渋滞はなく、約40分でスワンナプーム空港に到着。
スワンナプーム空港での出国手続き
スワンナプーム空港でのチェックインも自動チェックイン機を使用しました。日本語も選択できるので操作は分かりやすかったです。
預け入れの荷物がある場合は、発券と同時に荷物タグが出力されます。タグを自分で荷物に取り付けて、セルフドロップインすれば、預け入れは完了。
そのあとのセキュリティチェックもスムーズに通過しました。また、今回のスワンナプーム空港での出国手続きは、成田や羽田と同様にパスポート自動認証ゲートで行うようになっていました。
それにより、前回までのように出国手続きに時間がかかることがなく、空港に到着してからわずか約20分ですべての手続きが終了し制限エリア内に入ることができました。

スワンナプーム空港のロイヤルオーキッドプレステージラウンジ
スワンナプーム国際空港には、スター アライアンス・ゴールドのメンバーであれば利用できるラウンジがいくつかあります。今回利用したのは、コンコースEにあるタイ航空の「ロイヤルオーキッド プレステージラウンジ」です。

はじめは空いていましたが、昼過ぎから徐々に利用者が多くなってきました。

サービス内容はとても充実しており、アルコールを含む各種ドリンク類やフード類も種類豊富に提供されていました。

アルコールは、冷蔵庫から自由に取り出せる缶ビール類のほか、専用カウンターでカクテルを注文することもできます。

ホットミールはハラル向けのものも用意されていました。

春巻、ポテト、キッシュ、チキンロール、ツナパフ、中華揚げパン。


サラダとフルーツコーナー。

サンドイッチコーナー。

デザートも数多く用意されていました。彩りがきれいでかわいいタイのスイーツのほか、ミニケーキ、フルーツ、アイスなど。



ハーゲンダッツのアイスも食べ放題。

機内食もあるので、食べ過ぎないようにと思っていましたが、結局あれやこれや食べてしまいました…。




新ターミナルの出発ゲート
空港ラウンジに入った時点では出発ゲートは決まっていませんでしたが、特に心配はしていませんでした。
ところが、もうそろそろラウンジを出ようとした際に搭乗ゲートを確認したら「S110」との表示が…。「S」って?スワンナプーム空港は何度も利用していますが、初めてアルファベットが付いている…。
一見すると案内図にも載っていなかったので、ラウンジの受付で確認したところ、「新ターミナル(サテライトターミナル)」とのこと。そして、その新ターミナルに行くには、ターミナル間を運行する専用電車で向かう必要があると聞いて、にわかにあせってしまいました。

とにかく急いで新ターミナルに向かい、何とか間に合うことができました。こういうことがあるので、時間に余裕を持って移動しないとダメですね。

バンコクから羽田へのフライト
搭乗するフライトは、スワンナプーム国際空港 14:50発のタイ航空TG660便でしたが、少々遅れて15:10の出発になるとの案内が事前にありました。フライト時間は5時間40分です。
機材と機内アメニティ
機材は往路とは異なるエアバス A350-900(A359)。こちらは新しい飛行機です。座席数は321席で、ロイヤルシルククラスが32席、そのほかの289席がエコノミークラス。

エコノミークラスのシートピッチは81cmと往路と同じで、足元はまずまずの広さでした。座席配置もは3-3-3と同じ。

機内アメニティとしては、ブランケット、枕、イヤホンが用意されており、サービス内容も往路と同様でした。

機内食
最初の機内食は、チキンヌードル(焼きそば)またはカツ丼のどちらかを選びます。私はやきそばにしましたが、普通においしかったです!

そのほか、ハムサラダ、パン、デザート、ミネラルウォーターが付きました。デザートのケーキはとっても甘かったです。
到着前の機内食は、どら焼きとミネラルウォーターでした。

到着
予定では22:30到着のところ、少々過ぎて22:42に到着。出発が遅れたので、ほぼ定刻通りといえますね。
まとめと感想
2025年1月に4泊5日でタイ旅行に行った際の、東京(羽田)・バンコク(スワンナプーム)の往復に利用したタイ航空について、機内サービスの様子などをお届けしました。また、空港での手続きの様子やラウンジについてもレポートしました。

羽田空港でもスワンナプーム空港でも、手続きは時間がかからずスムーズでした。
特に、自動チェックイン機やパスポート自動認証ゲートは便利でした。タイ航空は、2020年5月に経営破綻した後はサービス内容がイマイチでしたが、再建が進んでいるとみえてコロナ前のレベルに戻ってきたように感じます。機内食もおいしくなっていてホッとしました。機内は行きも帰りもほぼ満席でしたよ。
空港のラウンジについては、羽田空港国際線のANAラウンジは安定のおいしさだし、スワンナプーム空港でのロイヤルオーキッドプレステージラウンジも品数豊富に食べ物や飲み物が提供されていて満足度が高かったです。
やっぱりフルサービスキャリアはサービスが充実しているのがいいですね。
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