2024年12月の長崎マリオットホテル宿泊記です。客室がアップグレードされて、10階の「かもめスイート」に滞在した際の様子をお届けします。
長崎マリオットホテル宿泊記(前編) ~ 角部屋の広い客室かもめスイート
2024年12月に、「長崎マリオットホテル」に宿泊した際の様子を2回に分けて紹介します。
前編のこの記事では、滞在した客室について詳しくレポートします。
客室は、マリオットボンヴォイエリート特典により10階の「かもめスイート」にアップグレードされました。
長崎マリオットホテル
「長崎マリオットホテル」は、九州では初めて、日本国内では9番目となるマリオットホテルとして、2024年1月16日にオープンしました。
西九州新幹線の始発駅「長崎駅」に隣接する商業施設「アミュプラザ長崎(新館)」の上層階(7~13階)に位置します。
施設名称:長崎マリオットホテル
住所:長崎県長崎市尾上町1-1
TEL:095-895-9995
FAX:095-895-9985
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
客室数:207室
アクセス
JR長崎駅かもめ口より徒歩約1分
鹿児島からのアクセス
今回は、前日に「シェラトン鹿児島」に宿泊したので、そちらからの移動となりました。
まずは、鹿児島中央駅から九州新幹線に乗車し、新鳥栖駅へ。新鳥栖駅からは、新幹線リレー号(西九州新幹線に接続する特急)に乗り、武雄温泉へ。そして、武雄温泉から西九州新幹線に乗り換えて長崎駅へ、という経路です。
「長崎マリオットホテル」は駅に直結しているので、アクセスが大変便利です。

APポイントで予約
長崎マリオットホテルは、マリオットバケーションクラブ・アジアパシフィック(AP)のバケーションエクスペリエンス(2024年12月現在)の対象施設なので、APポイントをそのまま使用して予約することができました。
エントランス
長崎マリオットホテルのエントランスは建物の1階にあります。

中に入るとカウンターがあり、スタッフがエレベーターに案内してくれました。エレベーターに乗ってフロントロビーのある7階へ上がります。
チェックイン
フロントデスクはシンプルですっきりした印象。運営スタッフはJR九州グループの社員だそうです。

予約したのは「スタンダード」客室でしたが、チェックインの際に、マリオットボンヴォイエリート特典により「かもめスイート」にアップグレードされました。
私はマリオットボンヴォイ チタンエリートなので、客室アップグレードも含めて、以下の特典(プラチナ以上の特典)を受けることができました。
- 客室アップグレード
- ウェルカムギフト(1000ポイント)またはオリジナルタンブラー
- レストランでの無料朝食
- レイトチェックアウト
- M CLUBへのアクセス
ウェルカムギフトとして、ボンヴォイポイント1,000ポイントまたはオリジナルタンブラーが選べます。
タンブラーを選択したところ、カードが手渡されました。それをロビーにある売店「Grab & Go」に持って行くと、タンブラーと引き換えてもらえます。

また、レイトチェックアウトについては、かもめスイートにアップグレードしたため、13:00までなら可能と言われました。

レストランでの朝食とM CLUBについては、次の記事↓で詳しくレポートします。

かもめスイート
今回滞在したお部屋は、10階の「かもめスイート」。
リビングとベッドルームが分かれており、面積は78㎡と、とても広くて豪華な客室です。
リビング
リビングは大きな窓から陽が入り、明るくゆったりとしたスペースとなっています。

大きなソファーが2台、L字型に配置されており、一人掛けソファーも置いてあります。

ローテーブルの上には、カードとウェルカムスイーツの「九十九島せんぺい」が用意されていました。(「せん『べ』い」ではなく「せん『ぺ』い」です。方言らしいです。)

大型テレビの近くの窓際には、丸テーブルとチェア2脚も置いてありました。

このタンブラーが、ウェルカムギフトとしてもらったオリジナルタンブラーです。

窓際の隅には黒色の空気清浄機。

お茶コーナー
リビングの手前にお茶コーナーがあります。

一人での宿泊ですが、ミネラルウォーターは4本も置いてありました。コーヒーマシーンはイタリアの「illy(イリー)」。

エスプレッソとデカフェの2種類のカプセルが用意されていました。

ミニ冷蔵庫の中は空っぽ。

引き出しの中には、グラスやカップ。

緑茶(長崎そのぎ茶)や和紅茶のティーバッグ、illyのインスタントコーヒー。

一番下の引き出しに電気ケトルが入っていました。

ベッドルーム
リビングの奥、壁で仕切られた向こう側はベッドスペースになっています。

2方向に大きな窓があるので、パノラマの景色が楽しめます。(眺望についてはこのあと詳しく書いています。)
ベッドはキングサイズ1台。フットベンチも付いています。

ベッドサイドには、スイッチ類とコンセントやUSBポートも付いています。カーテンはスイッチで自動開閉しますよ。


ベッドサイドテーブルの引き出しの中には、長崎の観光案内冊子と、充電ケーブルまで入っていました。

バスルーム
ベッドスペースの隣に広いバスルームがあります。

洗面台とは別に、ドレッサーもありました。

洗面台はダブルシンク。広々としています。

洗面台の上に置かれたバスアメニティは、歯ブラシセット、ボディウォッシュタオル、ボディローション、ヘアブラシ、コットンセット、カミソリ、バスソルトなど。


歯ブラシは木製の柄になっており、長崎マリオットホテルオリジナルの袋に入っていました。ホテルのこだわりを感じます。

アイロン、バスタオル、ドライヤーは洗面台の下に置いてありました。

浴室は洗い場付き。バスタブはとても大きくて使いやすかったです。

シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの両方が付いていました。

シャンプー類はマリオットホテルではおなじみのイギリスのスキンケアブランド”thisworks”。
浴室はガラス張りですが、引き戸を閉めればベッドルームからは見えません。


クローゼット
洗面台の奥はウォークインクローゼットとなっており、客室入口の方からも出入りすることができます。

引き出しの中には、セイフティボックスと紺色のナイトウェア。

ナイトウェアはワンピースタイプです。

そのほか、引き出しの中にはランドリーバッグとスリッパも。

引き出しの向かい側のクローゼットにはバスローブ2着。アイロン台のほか、傘も用意されていました。

トイレ
トイレはなんと2ヶ所もあります。
まず、客室の入口を入ってすぐ右側に個室トイレ。

中は広く、手洗いカウンターも付いていますよ。もちろんウォシュレット付き。

もう1つは浴室の隣にあり、こちらも個室になっています。

眺望
この客室は建物の角部屋に位置し、L字型のバルコニーが付いているので、ベッドスペースからはパノラマの眺望が楽しめます。

右手には、マリオットホテルのロゴが見えます。

眼下に見えるのは商業施設の中庭です。

バルコニーの角から見た景色。坂道の多い長崎らしい市街地の様子です。下は長崎駅のロータリーと市電の停車場。

バルコニーの左端へ行くと、西九州新幹線「かもめ号」が長崎駅に出入りするところを真上から見ることができます。

「かもめスイート」という客室名の由来のようですよ。
ちなみに、左手に見える真新しい白い建物は「ヒルトン長崎」です。
まとめと感想
2024年12月に滞在した「長崎マリオットホテル」の「かもめスイート」の様子を紹介しました。

かもめスイートは、ベッドルームとリビングが分かれていてとても広く、しかもトイレが2ヶ所もある客室で、1人での滞在はもったいないくらいのお部屋でした。
また、部屋から西九州新幹線が駅に発着する様子を見ることができたのは、鉄道ファンとしてはとてもよかったです!
次の記事↓では、M CLUBでの食事や、レストランでの朝食の様子をお届けします。


↓クリックお願いします!