2024年11月ハワイ旅行記⑦ ~ ハワイアン航空[羽田↔ホノルル]エコノミー搭乗記

空港に駐機しているハワイアン航空

2024年11月のハワイ旅行記です。羽田↔ホノルルのフライトは、往復ともハワイアン航空を利用しました。この記事では、出入国や機内の様子についてレポートします。ハワイ入国はMPCを使用してみました。

目次

2024年11月ハワイ旅行記⑦ ~ ハワイアン航空[羽田↔ホノルル]エコノミー搭乗記

2024年11月上旬、ハワイ・オアフ島に行ってきました。ハワイ州内の離島間路線でハワイアン航空を利用した経験はありましたが、日本↔ハワイの国際線は初めてです。

この記事では、機内の様子のほか、羽田空港からの出国や、ダニエル・K・イノウエ空港でMPCを使用した入国についてもお届けします。

フライトの予約

JMB(JALマイレージバンク)のメンバーは、JMBサイトからJMB提携航空会社特典航空券でJALマイルを使用してハワイアン航空の予約ができます。

今回は往復ともエコノミークラスを選択し、予約時に座席を指定することも可能でした。

今回利用したハワイアン航空のフライト情報とマイル数は以下の通りです。

往路:羽田(21:20)→ホノルル(09:43)
 HA458 エコノミー(1名分)
復路:ホノルル(13:00)→羽田(17:10)
 HA863 エコノミー(1名分)

使用マイル数:合計45,000マイル(諸費用別:約8,000円)

羽田空港でのチェックイン

出発予定時刻1時間半前の19:50に羽田空港第三ターミナルに到着。

NカウンターでJALのスタッフがチェックインの対応をしてくれました。チェックインはスムーズに終了。

羽田空港 ハワイアン航空カウンター

出発時刻は21:20なのですが「20:30から搭乗開始」であることと、「搭乗口の149番ゲートが遠いので遅れないように」という注意がありました。

羽田→ホノルル

まずは、往路(羽田→ホノルル)の搭乗から機内の様子を。

搭乗から出発

搭乗してから出発まで、日本の飛行機に比べて時間がかかりました。

3連休の影響もあってか、機内は満席。こういう事情があって搭乗開始時間を早めているのかもしれませんね。

そのかいがあって、ほぼ定刻に出発。

機内の様子

満席の機内を見ると、ハワイ旅行者数は結構回復してきていると思うほど(実際はそれ程でもないようですけれど…)。

機材はハワイアン航空の最新機種エアバスA332(A330-200)です。エコノミーのシートピッチは78cm~81cmとのことで、広さはまずまず。

ハワイアン航空 羽田発ホノルル行きの満席の機内

座席配置は2席-4席-2席(43番シート以降は2-3-2)です。予約時は後方の中央通路側の席でしたが、チェックインの際に、モニターに不具合が生じたとのことで、中央付近の右通路側に変更になりました。

モニターはこんな感じ。フライングホヌなどに比べると、ちょっと小さいと思ってしまいます。

機内エンターテイメントのモニター

機内ではStarlinkの高速Wi-Fiを無料で利用することができます。上空10,000mに達してから接続可能という案内がありました。接続状況は良好で、YouTube動画も問題なく見ることができましたよ。

機内サービス

離陸してから1時間ほど経つと、機内食と飲み物のサービスが始まりました。(まず飲み物でそのあと食事ではなく、同時に提供されました。)

すでに寝ている客もいるので、CAが配膳を開始したらテーブルをセットしておかないと食事は提供しないようにしているようでした。

機内食は「ロコモコ」のメニュー1種類のみ。マカロニサラダとホノルルクッキーも付いていました。味はまずまず。

ホノルル行きの機内食ロコモコ

飲み物はマウイブリューイングの「ビキニブロンズ」を注文しました。

食事の提供から回収までは素早く、まだ食事中の乗客もいるようでした。食事が下げられると、ほどなくして消灯となりました。

到着90分前になると、軽食が提供されました。

ホノルル行きの機内食(到着前の軽食)

軽めのコンチネンタルブレックファストということで、内容はマフィン、フルーツ、ヨーグルト、ケーキバー(毎日果実)。

ホノルル行きの機内食マフィン、フルーツ、ヨーグルト

MPCでの入国手続き

フライトは順調で、ほぼ定刻の9:50にダニエル・K・イノウエ空港に到着。

窓口はほとんどフル稼働していましたが、一斉に飛行機が到着する時間帯なので、どこも長蛇の列ができていました。3連休の影響らしく、日本人がとにかく多く見られました。

今回、初めて「MPC(Mobile Passport Control/モバイル・パスポート・コントロール)」を使ってみました。

MPCとは、米国税関・国境警備局が提供するスマートフォン用のアプリです。渡航前にさまざまな情報を入力しておけば、入国にかかる時間が短縮されるというので、試しにやってみることに。
(検索すると、JALなど、詳しい使い方を公開してるサイトが見つかります。)

MPCでの入国は、一番端の1列の2か所で対応していました。並びながら様子を見ていると、MPCの画面とパスポートを担当官に見せて質問に答えている模様。一般のレーンよりも1人当たりの対応時間が短いのでどんどん進み、列に並んでから10分少々で通過できました。

MPCの画面

また、今回はESTAを更新しての入国でしたが、カメラと指紋の照合はありませんでした。質問も「ハワイは何回目?今回の滞在は何日?」だけ。

日本からの飛行機の到着時間帯だったため、MPCの列に並んでいたのもほとんどが日本人でしたが、MPCはまだそれほど知られていないように感じました。とにかく入国にかかる時間が短く済むので、MPCはおすすめですよ。

その後荷物を受け取り、空港の出口に着いたのは11:00前。とてもスムーズでした。

ハワイ滞在は5泊。マリオット・コオリナ・ビーチクラブに2泊、マリオットバケーションクラブ・ワイキキに3泊しました。それぞれの宿泊記はコチラの記事↓をご覧ください。

ここからは、復路の様子をお届けします。

ワイキキ→空港

ワイキキでの滞在先「マリオットバケーションクラブ・ワイキキ」をチェックアウト後、空港までの移動は、自分で手配しなければなりません。

まず、ハナタクシーの料金を確認後、ライドシェアの方もチェックしてみました。その結果リフトが最も安く、約$24という料金で空港まで行ってくれるドライバーが見つかったので、それを利用することにしました。

H1に入るまでは渋滞しましたが、H1からは順調に進み、約25分でダニエル・K・イノウエ空港・第2ターミナルに到着しました。

ダニエル・K・イノウエ空港でのチェックイン

空港に到着したのは10:36。

チェックインの際、席の変更は可能か尋ねたところ、満席のためダメでした。チェックインと荷物の預け入れが完了したのは10:45。

そして、11:00にはセキュリティを通過。とてもスムーズに出国手続きは終了。

空港ラウンジ(I.A.S.S Hawaii Lounge)

ダニエル・K・イノウエ空港にはラウンジがいくつかあります。

私は楽天プレミアムカードとプライオリティパスを所持しているので、それを使って利用できる空港ラウンジを調べたところ、「The Plumeria Lounge(プルメリア ラウンジ)」と「I.A.S.S Hawaii Lounge(アイ・エー・エス・エス ハワイ ラウンジ)」の2ヶ所があることが分かりました。

以前The Plumeria Loungeを利用したことがありましたが、かなり混みあっていた記憶があったので、今回はI.A.S.S Hawaii Loungeのほうに行ってみました。

ホノルル空港のIASS Lounge入口

場所は、ホノルル国際空港第2ターミナルのエアサイド。行き方は、保安検査を通過した後、階段を下りて庭園へ向かいます。庭園を囲むようにラウンジがいくつかあり、そのひとつがI.A.S.S Hawaii Loungeです。

ホノルル空港のIASS Lounge案内看板

対応スタッフはほとんどが日本人でした。サービス内容は、フリードリンクのみで食べ物はありません。そのほか無料Wi-Fiも利用可能です。

広さはそこそこ。ソファー席のほか、庭園側に1人用の席があり、コンセントも付いていました。出発まで過ごすのにはちょうどいい感じでした。

ただ、こちらもかなり混みあっていて、特に日本人が多かったです(なので、写真を撮るのは控えました…)。

ちなみに、プライオリティパスがなくても、日本のクレジットカード(ゴールド以上)を保有していれば、たいてい利用可能のようです(私はプライオリティパスではなく、楽天プレミアムカードを提示して入室しました)。

ホノルル→羽田

復路(ホノルル→羽田)の搭乗から機内の様子です。

搭乗から出発

搭乗口はA15ゲートでした。帰りの便も満席。

時間通りにドアクローズして出発したものの、テイクオフまで少々待たされました。なぜ時間がかかっているのかのアナウンスはなく、こういう点は日本のキャリアほどの丁寧さはないな、と感じました。

機内の様子

機材は行きと同じくエアバスA330(A330-200)です。座席は予約通りの後方の左窓側。

ホノルル空港に駐機するハワイアン航空機体

ハワイからの帰国の際は、いつも左窓側の席を予約するようにしています。離陸後に遠ざかっていくワイキキがよく見えるからです。

機内サービス

離陸してから1時間弱で機内サービスが始まりました。

まずドリンクサービス。ドリンクについては、行きと同じくビール(ビキニブロンド)をオーダー。おつまみも付きました。

ビキニブロンドとおつまみ

そのあとの機内食は、プルコギチキンとポーク焼きそばの2種類からどちらか選んでオーダーします。

プルコギチキンとポーク焼きそばから選ぶ

私は焼そばのほうを選択。焼そばには、フルーツ、パン、La Tour のクッキーも付いていました。味はまずまず。

さらに、ビール(ビキニブロンド)をおかわり^^;

ハワイアン航空 機内食のポーク焼きそば

到着の90分前くらいになると、2回目の機内サービスとして軽食の提供がありました。

内容は、ターキーとチーズのサンドイッチ、マカデミアナッツチョコ、ドリンクです。

ハワイアン航空 機内食(軽食)のサンドイッチ

まとめと感想

2024年11月のハワイ旅行で利用した、ハワイアン航空の往復フライトの様子についてレポートしました。

ロイヤルハワイアンセンターのALOHAオブジェ

ハワイアン航空の国際線は料金が安くてなかなか良いという評判なので、一度乗ってみたいと思っていました。JALのマイルを使用して予約できるのも選んだ理由の点のひとつです。

全体的な感想としては、同年4月のハワイ旅行でフライングホヌを利用していたので、それと比較すると正直言ってサービス内容や快適さは劣りますね(そもそも日本のキャリアと比較してはダメですが…)。

でも、今回ハワイアン航空を利用して良かった点は、JALマイルで提携特典航空券をとった場合、なぜか諸費用が安かったこと、受託手荷物は2つまで無料などです。また、Starlinkの高速Wi-Fiでインターネットを無料で利用することができたので、機内エンタメモニターはほとんど使わず、自分のスマホで好きなYouTube番組や音楽を楽しむことができました。それらを踏まえると、まずまず快適なフライトでした。

ナイアラグーン

7回に渡ってお届けした2024年11月のハワイ旅行記でしたが、いかがだったでしょうか。

日本人観光客の戻りが鈍いようですが、少しずつ回復傾向にあるのでしょう。物価高と円安がネックではありますが、できるだけ工夫して節約しつつ、ハワイを楽しむことができました。

2024年11月ハワイ旅行記を最初から読む場合は、コチラの記事↓からご覧ください。

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