2024年7月、会員制リゾートホテル「グランドエクシブ那須白河」に宿泊しました。滞在した「ラージグレード(Cグレード)」の客室の様子を中心にレポートします。
グランドエクシブ那須白河 宿泊記(前編) ~ 本館ラージグレード客室
「グランドエクシブ那須白河」の宿泊記を2回に分けてお届けします。
前編のこの記事では、グランドエクシブ那須白河の施設概要と、家族で滞在したラージグレード(Cグレード)客室の様子について詳しく紹介します。
グランドエクシブ那須白河とは
「グランドエクシブ那須白河」は、那須連山の麓に広がる大自然の中に位置する会員制リゾートホテルです。ゴルフ場やスパ&エステを備えた複合型総合リゾート「グランドエクシブ」として2005年4月にオープンしました。
「アメリカン・トラディショナル」を開発コンセプトとし、アメリカの古き良き時代のクラシカルな華やかさが感じられる施設となっています。
施設名称:グランドエクシブ那須白河
住所:福島県西白河郡西郷村大字熊倉字雀子山3
TEL:0248-25-8111
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
開業日:2005年04月15日
3つの建物と付帯施設
グランドエクシブ那須白河には、本館、ザ・ロッジ、ドギーヴィラの3つの棟があります。
本館(XIV棟)は、エクシブ会員または会員の紹介者(ゲスト)向けの宿泊施設で、客室は4つのグレード(スーパースイート、スイート、ラージ、スタンダード)が用意されています。
本館の東側につながるザ・ロッジ(ロッジ棟)は5種類の客室(ロッジスイート、デラックスツイン、ツイン、ダブル、シングル)が用意されており、こちらは一般(会員または紹介なし)でも宿泊可能です。
さらに、敷地内には愛犬と宿泊できるドギーヴィラがあり、エクシブ会員または会員の紹介者(ゲスト)が利用可能です。客室は4つのグレード(スーパースイート、スイート、ラージ、スタンダード)が用意されています。
付帯施設として、グランディ那須白河 ゴルフクラブ、グランディ羽鳥湖スキーリゾート(隣接でない)、テニスコート、那須白河温泉 健美の湯、スパ&エステ ロサージュ、ショップ アデッソ、コンベンションホール、ミュージックルーム、ブライダルサロン、そして、ドギーヴィラ用にドッグランとレンタルケージがあります。
アクセス
電車を利用する場合
東北新幹線「やまびこ号」または「なすの号」にて新白河駅下車(東京駅より約1時間20分)
新白河駅からホテルの送迎バスまたはタクシーにてホテルへ(約10分)
車を利用する場合
東京方面より:東北自動車道 白河ICから正門ゲートまで約2.7km(約8分)
送迎バス
JR新白河駅とグランドエクシブ那須白河の間を無料送迎バスが運行しています。所要時間は約10分、事前予約制です。
華やかなロビー
森の中の道を進み、グランドエクシブ那須白河の正門ゲートに到着。ゴルフ場もある広大な敷地面積を有するので、敷地内に入ってからもしばらく道が続きます。そしてようやく、建物が目の前に見えてきました。
よく手入れされた植栽の奥にたたずむ建物の様子は、まるで海外の邸宅のようです。
周りに広い駐車場がありますが、オーナー専用駐車場はエントランスに近い位置に設けられていました。
ロビーに足を踏み入れると、館内の様子を目にしてさらにびっくり。
ペールグリーンの壁、豪華なシャンデリア、そして、窓際には鮮やかな花柄のソファーが並んでいます。
先述したとおり、開発コンセプトは「アメリカン・トラディショナル」とのことで、クラシックさと華やかさが感じられる独特の雰囲気です。
大きな窓にはソファーと同じ花柄のカーテンが束ねてあり、外側にあるロビーテラス越しに遠くまで開けた景色が望めます。
ロビーテラスには池があり、まるで鏡のように景色を映し出します。午後は陽が入るのでレースのカーテンがかかっていますが、午前中はとても美しい景色を見ることができます。
チェックイン
フロントは入口を入って右側にあります。大きな花が飾られているホールの左奥はフロントデスクです。
それとは別に、右側にオーナー専用のレセプションがあり、こちらではソファーに座ってチェックイン手続きをしてもらえました。
チェックインの際、ロビーラウンジでドリンクが無料で飲めるオーナーカードをいただきました。滞在中何度でも利用でき、オーナーだけでなく同伴者も無料となります。
ラージグレード(Cグレード)客室
宿泊したお部屋は、本館の最上階4階の「ラージグレード」(Cグレードともいう)の客室です。
部屋へ続く廊下は、床、壁、そしてカーテンも豪華な内装。ルームキーは、今どき珍しいシリンダーキーでした。(オートロックではないので、出入りする際には、鍵をガチャリとかけなければなりません。)
入口のドアを開けて部屋の奥に進むと、思わず「わぁ!」と声が出てしまうほど華やかなお部屋です。
グリーンのカーペット、クリーム色の壁、そしてソファーはやっぱり花柄!カーテンやベッドスローも花柄ファブリックです。
家具調度品は木製のクラシカルなデザイン。ソファーは、2人掛けの大きなものと、1人掛けソファーが2台。うち1つは色が異なり、オットマン付きです。
ベッドは2台。
窓際にドレッサーもあります。
テレビが乗っているチェストに中には、ナイトウェアが入っていました。
テレビの横のキャビネットの上には、ペットボトル水4本、ティファールの電気ケトル、ウェルカムスイーツが置いてありました。
キャビネットの中には、お茶セット、コップやグラス、そしてミニ冷蔵庫が入っています。
その隣にクローゼットがあり、袋入りの白い使い捨てスリッパのほか、サンダルスリッパも置いてありました。
サンダルの方は、スパや大浴場へ行くときに使用することができます。
客室にはベッドスペースのほか、畳の和室もあります。和室はさすがに落ち着いた雰囲気。
座卓と座椅子4脚に、部屋の隅に行灯も置いてあります。
奥に観音開きの押し入れがあり、布団が3組入っていました。
この客室は、定員5名です。家族や友人と同じ部屋に宿泊できるのはとてもいいですね。(今回は家族4人での宿泊でした。)
部屋に入って左側に、バスルームがあります。
バスルームは大理石が使用され、色合いはモノトーンで清潔感があります。
アメニティとして、歯ブラシセットとハンド&フェイスソープ。
シャンプー・コンディショナー・ボディウオッシュは、一人分ずつのパックで用意されていました。
最近ホテルに泊まるとSDGsの一環として、シャンプー類は浴室内に設置されている大きなボトルに入っているのをよく目にします。それはそれで仕方がないと理解しますが、ボトルの中身のチェックや補充など、かえって清掃スタッフの手を煩わせているのではないのか、さらに設置型のボトルへの継ぎ足しなので衛生面でもどうなのだろうか、と気になっていました。エクシブのこの個別パックは、清掃スタッフの手間を削減し、かつ衛生的なところが良いと感じました。
そのほかのアメニティとしては、ヘアブラシ、カミソリ、ボディスポンジ、シャワーキャップ、コットンセットも用意されていました。
浴室は、深いバスタブと洗い場があり、シャワーは高さ調節できるハンドシャワーとなっていました。(大浴場やスパを利用したので、お部屋の浴室は利用しませんでした。)
バスルームの隣に個室トイレがあります。もちろんウォシュレット付き。トイレ内にも鏡付きの洗面台が設置されていました。
お部屋からの眺望は最高です。
左側に見えるのが、ロビーやフロントとその上階に位置するロッジ棟。ロビーテラスの池もよく見えます。
ロビーフロアの下はグランドフロアと呼ばれる階になっており、サンクンガーデンと呼ばれる広い中庭もあります。
視線を右に移すと、ゴルフコースが広がっています。
視界を妨げるものがないので遠くの山なみ(那須連山)がよく見えて、空がとても広く感じられます。
まとめと感想
グランドエクシブ那須白河の宿泊記の前編として、施設概要とラージグレード(Cグレード)客室の様子について紹介しました。
今まで他のエクシブに宿泊したことがありましたが、印象が全く異なりました。きれいで豪華な雰囲気は共通しているものの、花柄を多用したクラシカルな内装は独特で、まるで海外に来たかのよう。もしかしたら好みが分かれるかもしれませんが、慣れてしまえばなんてことありません。
スタッフの対応も丁寧だし、自然豊かな場所で非日常の滞在を味わうことができる素敵なリゾートだと思います。
次の記事(宿泊記 後編)↓では、温泉大浴場などの館内施設と、朝食ブッフェの様子を紹介します。
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