2024年6月、軽井沢マリオットホテルのノースウイング2階の温泉ビューバス付プレミアルームに滞在しました。この客室の様子と、クラブラウンジや朝食の様子を紹介します。
軽井沢マリオット 宿泊記2024 ~ ノースウイング2F 温泉ビューバス付プレミアルーム
軽井沢マリオットホテルは、マリオットバケーションクラブ・アジアパシフィック(以下、AP)の2024年バケーション・エクスペリエンスの施設の1つで、APポイントをそのまま使って利用することができます。
今回は2回目の滞在です。前回は2021年4月、パンデミックがまだ落ち着いたとは言えない時期に、ノースウイング「1階」の「温泉露天風呂付プレミアルーム」に宿泊しました。
そして今回、2024年6月に、ノースウイングの「2階」の「温泉ビューバス付プレミアルーム」に宿泊しました。
前回との違いも含めて、客室の様子を詳しく紹介します。また、クラブラウンジや朝食の様子についても、最新情報をお届けします。
ホテル概要や前回の宿泊記については、コチラの記事↓をご覧ください。
軽井沢マリオットホテルへのアクセス
北陸新幹線に乗り、軽井沢駅で下車しました。軽井沢駅(南口)とホテル間は、ホテルの無料送迎バスが運行しています。
ちょうど良いタイミングで駅に着いたので、無料送迎バスに乗ることができました。所要時間は約15分。
軽井沢マリオットホテルには、メインウイング(本館)とノースウイングという建物、そしてドッグ対応コテージがあります。私は運転手の案内に従い、ノースウイングで下車しました。
チェックイン
今回、APポイントを使用して予約したのは、「スーペリアルーム」という、メインウイングにあるスタンダードなお部屋でした。
しかし、マリオットボンヴォイエリート特典により、ノースウイング2階の「温泉ビューバス付プレミアルーム」に客室がアップグレードされました。
チェックインについてもノースウイングの方で行いました。
客室アップグレードも含めて、マリオットボンヴォイエリート特典としては、以下のものを受けることができました。
- 客室アップグレード
- ウェルカムギフト
- 無料朝食
- ラウンジアクセス
- レイトチェックアウト
- 館内でWi-Fi無料
ウェルカムギフトは、マリオットボンヴォイ1,000ポイントまたはスナック&飲み物のどちらかを選びます。私はポイントを選択。
レイトチェックアウトについては、通常11:00チェックアウトのところ、12:00までにしてもらえました。(空室状況により最長で16:00まで可能ですが、私の都合で12:00にしました。)
温泉ビューバス付プレミアルーム
ノースウイングは、1階は専用露天風呂のある客室、2階はビューバスを備えた客室となっています。前回は1階だったので、今回の2階のお部屋とどのように異なるのか楽しみです。
お部屋に入ってすぐ左側に洗面所があります。
壁一面の大きな鏡、スクエア型のシンクで、すっきりとした洗面所です。
洗面台の上にはthis worksの固形石鹸とボディローションが置いてありました。前回はTHANNでしたが、最近のマリオット系ホテルはthis worksに置き換わっていますね。
アメニティについては、必要な分だけアメニティコーナーで取っていくシステムに変わっています。ヘアブラシとシャワーキャップは有料です。
洗面所の奥の扉はトイレです。もちろんウォシュレット付き。
客室は、ベッドのスペースとその奥に畳のスペースが続いています。広さは39㎡、2~4名の宿泊が可能です。
ツインのお部屋なのでベッドは2台。
ベッド横のスペースにはオープンクローゼットがあります。アイロンとアイロン台も置いてありました。
引き出しには浴衣、スリッパ、ランドリーバッグが入っています。クローゼットの隣に空気清浄機。
そしてキャビネットの上にはネスプレッソマシーンが置いてあります。
ペットボトル水が3本、除菌・消臭スプレーも。
キャビネットを開けると、右側には、お茶セット。
左側にセイフティボックスとミニ冷蔵庫が入っています。冷蔵庫の中には、シャンパンとグラスが入っていました。
これはなんだろう?とフロントデスクに問い合わせてみたら、ウェルカムドリンクなのでご自由にお飲みください、とのことでした。
畳のスペースには、ちゃぶ台に、背もたれイス2脚と丸いイスが2脚。やっぱり和室は落ち着きますね。
ちゃぶ台の上には、ウェルカムスイーツのマリオットチョコと「雷鳥の里」(ウエハース)が置かれていました。
ベランダがあり、外の緑あふれる景色が楽しめます。
駐車場が目に入るのが少々残念ですが、まずまずの眺めです。
和室の横に温泉ビューバスがあります。お部屋から丸見えですが、ブラインドを下ろして目隠しも可能。
和室の手前横の引き戸を開けると、脱衣所があります。タオルや巾着のほか、メインウイングの温泉大浴場へ行くときに使えるカゴも用意されています。
棚の下に置かれた白いものは、腰かけと洗面器です。以前はこれらはありませんでした。
脱衣所とお風呂の間にシャワーブースがあります。シャワーは、オーバーヘッドシャワーとハンドシャワーの2種類。
壁に備え付けられたボトル型のシャンプー類はthis worksブランドです。
シャワーブースで体を洗って、温泉ビューバスへ。
壁や窓で囲まれている分、1階の露天風呂ほどの開放感はない印象です。しかし、温泉に入って、やや上の方の外の景色に視線を移せば木々の緑が見えて、気持ちよい温泉タイムが楽しめました。
温泉大浴場
ノースウイングの客室の温泉は「塩沢温泉」と呼ばれ、ノースウイングの宿泊者だけが利用できます。
メインウイング地下1階の温泉大浴場・露天風呂は「小瀬(こせ)温泉」と呼ばれ、ノースウイングの客室とは異なる温泉を使用しています。営業時間は05:00~10:00と15:00~24:00です。
利用の際は、お部屋のタオルを持参する必要があります。特に、露天風呂は広くて気持ち良かったです!
脱衣所にドリンクサーバーが置いてありました(これは前回はありませんでした)。
クラブラウンジ
マリオットボンヴォイ プラチナエリート以上の会員(と同伴者1名)はその特典として、クラブラウンジを無料で利用することができます。
軽井沢マリオットには、クラブラウンジという独立したスペースはなく、メインウイングのロビー階にあるレストラン「Grill & Dining G」内の一角がクラブラウンジのスペースとして用意されています。
宿泊した際の営業時間は次のようになっていました。
営業時間 11:00~20:30
- ティータイム 日~金曜日:11:00~17:00
土・祝前日:11:00~15:00 - カクテルタイム 日~金曜日:17:00~20:30(L.O.20:00)
土・祝前日:15:00~20:30(L.O.20:00)
今回はティータイムは利用しなかったので、カクテルタイムの様子についてのみ紹介します。
カクテルタイム
カクテルタイムの営業時間は、日曜日~金曜日は17:00~20:30(L.O.20:00)、土曜日と祝前日は15:00~20:30(L.O.20:00)。
アルコール類はカクテルタイムからの提供です。
飲み物は、生ビール、缶ビール、サワー、ワインなど、さまざまな種類が用意されていました。
フード類は、おつまみ系や軽めのもの中心に提供されていました。
前回と比べて、品数はさほど変わっていない様子。つまり、あまり多くありません。
ただし、内容は少し異なっていて、ニラまんじゅう、チキンチーズ大葉巻き、
わさびゴマ豆腐、野菜ピクルス、
サラダ、春キャベツとツナの和え物などがありました。
クラブラウンジのメニューで物足りなければ、割引料金で注文できるレストランのメニューを頼むことも可能です。
フロントロビーのドリンク等サービス
メインウイングやノースウイングのロビーには、ドリンクなどが用意されていて、自由にいただくことができます。時間帯によって内容が異なるようです。
メインウイングのドリンクサービス
温泉大浴場を利用するためにメインウイングに行ったところ、ロビーにミカドコーヒーのエスプレッソと、キーコーヒーの水だしコーヒーが置いてありました。
大浴場の風呂上りに飲んだ冷たい水だしコーヒーはとてもおいしかったです。
(ほかの時間帯でどのようなものが提供されているかは不明です。)
ノースウイングのドリンク・フードサービス
ノースウイングのロビーにも、飲み物やちょっとした食べ物が提供されています。私が滞在中の夕方は、チュロスとアップルティーが置いてありました。
21:00~24:00の時間帯は夜食タイムということで、お茶漬けが提供されていました。
自分でご飯をよそって、お茶漬けのもとをふりかけ、お湯を注いで作ります。蓋つきの容器なので、お部屋に持ち帰っていただきました。これは以前はなかったサービスです。
朝はミカドコーヒーとTWININGSの紅茶が用意されていました。
時間帯によってさまざまに楽しめるサービスですね。
朝食
朝食は、メインウイングのロビーフロアにあるレストラン「Grill & Dining G」で提供されます。
営業時間は、月~土曜日は 7:00 ~10:30、日・祝日は 6:45~11:00。プラチナ会員以上(と同伴者1名)は無料でいただけます。
おいしそうな信州の地元グルメが数多く並びます。
信州といえば、お蕎麦。温かいものと冷たいものの両方が提供されていました。信州味噌の味噌汁も美味。
「浅野屋」のパンもいろいろな種類があって、これらが食べ放題とはなんという贅沢。
サラダバーにはさまざまな種類のレタスが並んでいました。
みそドレッシングや信州りんごドレッシングといった、地元食材を使ったものも含めて、ドレッシングは5種類も。
フルーツコーナー。やっぱり、りんごがありますね。
ホットミールコーナー。ローストトマトなんてのがありました。
お好みの卵料理を作ってもらえるエッグステーション。
小瓶に少量ずつ入ったフレッシュジュースやスムージー。甘酒もあります。
朝は和食派の私にとってはうれしいメニューばかりでした。
とはいえ、カレーがあれば必ず食します。
食後に甘いパンとフルーツ、ジュース、それにコーヒー。
朝食ブッフェはとても充実した内容で大満足でした。
ドッグ対応コテージ
軽井沢マリオットホテルには「ドッグ対応コテージ」という、ワンコと泊まれるお部屋があります。
もちろん、ドッグランもありました。
まとめと感想
軽井沢マリオットホテルの客室と、クラブラウンジや朝食の様子について紹介しました。
前回(2021年4月)の滞在と比べると、全体的にはさほど大きく変わってはいませんでした。
客室に関しては、今回宿泊したノースウイング2階の「温泉ビューバス付プレミアルーム」よりは、前回の「温泉露天風呂付プレミアルーム」(1階)のお風呂の方が、眺めや雰囲気なども含めて開放感があったという印象です。しかし、広い大浴場の方で露天風呂を楽しむことができました。
クラブラウンジのカクテルタイムに関しては、同じ旧ラフォーレ系の「伊豆マリオットホテル修善寺」と比較すると、物足りなさは否めないかな…と感じました(あくまでも個人的な感想です)。
しかし、朝食の内容は品数豊富で地元グルメを大変おいしくいただけたし、ロビーで提供している飲み物や食べ物のサービスもとても良かったです。
便利にアクセスできる自然に囲まれた場所で、温泉と地元グルメを楽しみながらゆっくり過ごせるホテルだと思います。
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