2024年4月のハワイ旅行記です。初日からの3泊はマリオット・コオリナ・ビーチクラブに滞在しました。この記事では、マリオット・コオリナ・ビーチクラブの敷地内施設や目の前のビーチについて詳しく紹介します。
2024年ハワイ旅行記⑤ ~ マリオット・コオリナ・ビーチクラブの施設
2024年4月下旬にハワイ・オアフ島へ行きました。初日から3泊滞在した「マリオット・コオリナ・ビーチクラブ」に関する記事を2回に分けてお届けしています。
この記事では、プールなどの敷地内にある施設の様子と、目の前に広がるナイア・ラグーンについてレポートします。
マリオット・コオリナ・ビーチクラブの施設概要と、ハレ・ナイアの2BRオーシャンビューの客室については、1つ前のコチラの記事↓をご覧ください。
リゾートマップ
チェックインの際にもらったリゾートマップです。
マリオット・コオリナ・ビーチクラブには、3つの棟(北から「ハレ・モアナ」「ハレ・コナ」「ハレ・ナイア」)が建ち、それぞれの棟ごとに駐車場も完備されています。
広い敷地内には、3つのプール、レストラン、売店、フィットネス、スパ、芝生広場、BBQグリルなどの施設や設備があり、リゾート内でいろいろな楽しみ方ができます。
植栽はきれいに手入れされていて、鮮やかな草花や植物が目を楽しませてくれます。
リゾート内プール
マリオット・コオリナ・ビーチクラブにはプールが3カ所あります。
プールを利用する際は、チェックインのときにもらったプール用のリストバンドを付けます。リストバンドの色は毎年異なり、今年は紫色でした。
チェックインの時に人数分のタオルカードがもらえます。タオルハットでそのタオルカードを出すと、カードと引き換えにタオルを借りることができます。(使用後にタオルを返すと、タオルカードが返却されます。)
タオルは、大きな洗濯ピンチでサマーベッドに止めておくと便利です。風で吹き飛ぶ心配がありません。(昨年この様子を見ていたので、今年は洗濯ピンチを持参しました。)
ラグーンプール
ハレ・コナの前にある大きなプールが「ラグーンプール」です。
キッズエリア(ハレ・モアナ側)には、以前は砂が敷かれた浅瀬の部分がありましたが、改装工事が済んでスポンジ状の底に変わりました。
また、噴水やシャワーが吹き出す装置も設置され、そこで子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
ラグーンプールのキッズエリアと反対側の方は深さがあり、バレーコートやバスケットゴールも設置されています。
リフレクションプール
レストラン「ロングボード」の隣にある「リフレクションプール」は大人専用プールです。
子どもがいないので、静かにまったり過ごすことができます。
リフレクションプールの周りのサマーベッドはすぐに埋まってしまうので、席取り争いに注意※。
ナイアプール
ハレ・ナイアの前にあるのが「ナイアプール」です。
こちらは、滝があったり、スライダーがあったりするので、いつも子どもたちの歓声が響き渡っています。
ナイアプールの中心部にはナイアプールバーがあり、アルコールを含むドリンクや軽食を提供しています。
各プールの近くには、ジャグジーもあります。
【※注意】座席確保のルール
昨年の宿泊記でも触れましたが、プールサイドの座席取りに関して厳しいルールが設けられています。
席取りは、午前7:00にプールハットが開くと同時に始まるようです。タオルや荷物を置いて一時的に席を確保しても、一定時間利用がないと注意案内がクリップ留めされます。そこから1時間経過しても利用がない場合は、タオルと荷物は回収されてしまいます(荷物は一時預かりとなります)。
席を確保したら長時間離れないよう注意しましょう。特に「リフレクションプール」は席が埋まるのが早いようです。
リゾート内レストラン
リゾート内にあるレストラン2か所を紹介します。(この2か所のほか、ナイアプールにナイアプールバーもあります。)
ロンギーズ
ハレ・コナ1階に「Longhi’s(ロンギーズ)」というレストランがあります。
ブランチは8:00~15:00、ディナーは16:00~21:00の営業。庭やビーチも見渡せるテラス席もあり、オープンエアな空間でおいしい料理が楽しめます。
いいお値段しますが、美味しいですよ。今回は節約旅だったので利用しませんでしたが…。
参考までに、メニューはこんな感じ↓でした。
ちなみに、JCBカードで10%割引、オーナーは平日のブランチが10%割引になります。
ロングボード
ビーチサイドにあるのがカジュアルレストラン「Longboards Bar & Grill(ロングボード・バー&グリル)」。
テイクアウト用にオンラインオーダーを導入しており、パラソルの柱にもQRコードが貼り付けてあります。(もちろん店頭でオーダーも可能です。)
ときどき、スタッフがプールサイドを巡回してオーダーを取っていました。
昼食に注文したハンバーガーは$25(≒ ¥4,000!)↓。
すごいボリュームだったので、妻と半分ずつ食べてちょうど良いくらいでした。
その他のリゾート内施設とサービス
次に、プールやレストラン以外のマリオット・コオリナ・ビーチクラブの施設やサービスを紹介します。
フロント
フロントはハレ・コナにあります。
エントランスを入って進むと、なんだか違和感が…?なんと、ロビーでいつも出迎えてくれる「アウトリガーカヌー」が見当たりません!
あとで日本人スタッフに尋ねたところ、あのアウトリガー カヌーは博物館から借りていたもので、貸出期間が終了したため返却したとのこと。スタッフも皆、あれが借り物であることを知らなかったそうです。
なんだか残念ですが、また戻ってくることを期待したいです。
そのほかは、いつもと変わらぬ、明るく開放的なロビーの様子でした。
1つ前の記事にも書きましたが、日本語専用チェックインカウンターでチェックイン手続きをしてもらえました。日本人スタッフが親切にあれこれ教えてくれるので安心です。
また、例によってデスティネーションポイント販売説明会への参加を強く勧められましたが、すでに上級会員のオーナーであるし、滞在期間も短くて説明会に参加する時間的余裕もないため、丁重にお断りしました。
売店
ハレ・コナ1階に「The Marketplace(マーケットプレイス)」というショップがあります。
日用品からお土産品、テイクアウトのデリや飲み物、スナック類、アイスクリームも売っています。カウンターではスターバックスコーヒーも購入可能です。
ウォシュレット付トイレ
昨年、ウォシュレット付きトイレがハレ・コナ2階にある共用トイレに設置された、ということは聞いていました。
今年の案内には、ハレ・モアナ2階の男女共用トイレにも設置されていると書かれていました。もう一カ所増設したようです。
できれば、客室のトイレにウォシュレットを着けてほしいところです…。
ソフトドリンク飲み放題マグサービス復活!
コロナ前には、専用マグ(タンブラー)を購入すると1年間(暦年)ソフトドリンク類が飲み放題となるサービスを行っており、昨年まで中止となっていましたが、今年はようやく復活していました!
その名も「Endless Vacation Cup」。「たったの $45」でこのマグを購入すれば、ロングボードやナイアプールバーそばにあるドリンクサーバーからお替り自由で飲み放題です(11:00~営業終了時間まで)。
飲み物も売店などで都度買うと高くつきますからね。今回3泊の滞在中、このマグのおかげで十分モトが取れる量を消費したと思います。
ちなみに、客室には無料のペットボトル水は置かれていませんが、ウォーターサーバーがロビーやプールサイドにいくつかあるので、それを利用することもできます。(キッチンにあるピッチャーを使うと便利。)
ビーチパラソル・カバナ
ビーチパラソルとカバナの利用は、オンライン(英語サイト)あるいはメールにより予約することができます。詳しい案内はチェックインの際にもらえます。
昨年はカバナもパラソルも一律の料金でしたが、今年は場所によって料金設定が異なり、良い場所は少し高くなっていました。また、カバナに関しては、半日の貸し出しは無くなっていました。
カバナとパラソルの貸出料金(税別)
パラソル:1日(9:00~17:30)
Ocean(1列目) $50
Back Row(2~4列目) $40
カバナ:1日(9:00~18:00)
Ocean(1列目) $80
Sand (2列目) $70
Grass(3列目) $75
※海に最も近い列が1列目です
BBQグリル
リゾート内には、BBQエリアが3カ所あり、各棟の近くに設置されています。
トングなどのキッチンツールは、1セットずつ袋に入って用意されていました。
食材はいつも通りカ・マカナ・アリイのフードランドで購入。部屋のキッチンで肉や野菜をカットし、タッパーに入れてBBQエリアに持って行きます。
2日目の晩に利用したのですが、サンセットを眺めながらBBQを楽しみました。
夕方は多くの利用者で賑わいますが、充分な数のグリルが設置されているので、空いているグリルがないということはありません。
大人数で滞在しているのでしょうか、びっくりする量のパテを焼いている人がいたり、小さな女の子が寄ってきて「何を作っているの?(※英語)」などと聞かれたりして、楽しい時間でした。
焼いたものは部屋に持ち帰って食べました。
アクティビティ
リゾート内では毎日さまざまなアクティビティが行われています。
一部有料(ほとんどが$1~5)のアクティビティもありますが、多くは無料です。予約が必要なものもあります。キッズ向けのもの、工作系、運動系、文化系などバラエティ豊かに用意されていました。
また、日本語アクティビティは日・月・水・木・金曜日に行われており、日本人宿泊者との交流もできますよ。
カ・マカナ・アリイ行きシャトル
ショッピングモールの「カ・マカナ・アリイ」行き無料シャトルが毎日運行しています。
私が滞在していた時期は、コオリナリゾートからは13:00~19:00まで1時間半おきに出発、カ・マカナ・アリイからは13:45~19:45まで1時間半おきに出発、というタイムスケジュールになっていました。利用にはネットで予約が必要です。
ハレ・コナのエントランスの壁に案内が掲示されており、そのQRコードを読み取ると、時刻表を確認したり、予約できたりします。
今回はレンタカーを借りていたので、無料シャトルを利用することはありませんでした。
その他
そのほか、マリオット・コオリナ・ビーチクラブならではの個人的注目スポットを2カ所紹介します。
池
ハレ・コナの前に池があり、コイが何匹も優雅に泳いでいます。コイのエサも販売されていますよ。
ピーチクパーチクの木
ハレ・コナのエントランス前にあるロータリーの中心に、大きな木があります。
妻がこの木を勝手に「ピーチクパーチクの木」と呼んでいます。その理由は、この木は鳥の寝床になっているらしく、夕方になると鳥が一斉に戻ってきて「ピーチクパーチク」とそれはそれはやかましいのです。あまりにうるさくて、逆にそれが面白いんですけどね。
ナイア・ラグーン
コオリナには4つのラグーンがあります。マリオット・コオリナ・ビーチクラブの目の前に広がるのは第3ラグーンで「ナイア・ラグーン」と呼ばれます。「ナイア」はイルカを意味します。
ロングボード近くからの出入口は常に開放されています。
敷地の中心部に出入りするゲートからリゾート内に入るには、カードキーをかざして開錠する必要があります。
先述したように、ビーチに置かれた青いパラソルやカバナは有料で、事前予約が必要です。
それ以外の、パラソルのないビーチベッドは無料で利用することが可能です。
ハワイでは、ビーチは公共エリアなので、宿泊客以外も利用することができます。
今回は海に入ることはしませんでしたが、波打ち際で少し足だけつけたところ、水温は結構冷たかったです。
オーシャンビューの客室からは、ラナイから美しい海の景色を楽しめました。
おまけの情報~ワイキキのMVC新施設
おまけとして、新たにワイキキに建つマリオットバケーションクラブ施設「マリオットバケーションクラブ・ワイキキ」の最新情報です。
ワイキキ(旧キング・カラカウア・プラザ(通称ナイキタウン)跡、リッツ・カールトン・レジデンスの隣)に建設中のマリオットバケーションクラブ新施設はまもなく竣工予定のようです。外観はほぼ完成している様子?
4月の時点で、10月からの予約がすでに受付開始となっていました。いずれこちらにも滞在してみたいと思っています。
まとめと感想
2024年4月に滞在したマリオット・コオリナ・ビーチクラブの敷地内施設やビーチについて紹介しました。
11カ月ぶりのマリオット・コオリナ・ビーチクラブは、終日お天気に恵まれました。全体的には宿泊客は多くてにぎやかな様子だったものの、日本人滞在者はまだまだ少ない印象です。
3泊の滞在中2日目は、朝から1日中プールでのんびり過ごし、夕食はBBQをして、リゾートらしい過ごし方が楽しめました。物価高&円安のご時世なので、このような滞在ができるのは大きなメリットだと思います。
コオリナリゾートシャトルがまだ運休中だったのは残念でしたが、今回はレンタカーを借りたのでちょっとしたお出かけも楽でした。やっぱり、ワイキキに比べてゆったり過ごせるコオリナが大好きです。
次の記事↓では、今回の滞在中に訪れたコオリナ周辺スポットの情報についてお届けする予定です。
↓クリックお願いします!