2022年12月中旬に宿泊した「モクシー京都二条」の宿泊記です。JR東海ツアーズの「ずらし旅」を利用しました。遊び心あふれるホテルの客室の様子や施設・サービスについて紹介します。
モクシー京都二条 宿泊記 ~ 遊び心あふれるホテルを満喫
マリオット系ホテル「モクシー京都二条」に宿泊したときの様子を紹介します。
全国旅行支援の対象となっているJR東海ツアーズの「ずらし旅」を利用して予約しました。
京都という立地と独特の雰囲気が融合した楽しいホテルの様子をご覧ください。
モクシー京都二条とは
「モクシー京都二条」はJR・京都市営地下鉄「二条駅」より徒歩3分の場所にある、遊び心満載の楽しいホテルです。

マリオットのライフスタイルホテルブランド「モクシー」から、国内3軒目かつ京都初として2021年7月1日に開業しました。
施設名称:モクシー京都二条
住所:京都府京都市中京区西ノ京南聖町12番地
TEL:075-801-2200
FAX:075-801-2201
総客室数:全158室
構造:8階建
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
マリオットバケーションクラブ・アジアパシフィックの2022年度エクスプローラーコレクションでもあるので、ポイントをそのまま使って予約することができます。
最新(2023年度)のマリオットバケーションクラブ・アジアパシフィック バケーション・エクスペリエンスの国内ホテルについては、コチラの記事↓をご覧ください。

アクセス
JR山陰本線(嵯峨野線)・京都市営地下鉄 東西線「二条駅」より 徒歩3分
予約
今回も、東海道新幹線を使う際によく利用するJR東海ツアーズの「ずらし旅」で1泊の予約をしました。
東京-京都 往復のぞみ号、観光(ずらし旅 選べる体験クーポン)、宿泊が含まれるパッケージです。
新幹線はオプションでグリーン車指定席を追加し、宿泊は「うめスタンダードクイーン」の客室を選び、代金の合計は33,500円。これが全国旅行支援で8,000円割引されて25,500円となり、さらに地域クーポン3,000円が付きました。
通常、東京-京都 往復のぞみ号グリーン車の料金は38,080円です。同日のボンヴォイ公式サイトで確認した同じタイプの客室の宿泊費は14,039円となっていました。
つまり、通常なら合計52,119円かかったはずの費用が半額以下になったことになります!
私はマリオットボンヴォイ チタンエリートなので、ツアーであってもその特典が受けられるのかどうかを予約前にホテルに確認してみました。
すると、ツアー利用のためウェルカムギフトの特典は受けられないが、レイトチェックアウトとアップグレードの特典は受けられる、とのことでした。また、ツアー予約後に改めて連絡してほしいとも言われました。
ホテル外観
8階建てのモクシー京都二条の建物外観は四角い形状で、窓枠は4部屋ずつ四角で囲ったデザインになっています。

全体的にシックな色合いに対して、ピンクの「moxy」という文字が目立ちます。
昼間の外観は落ち着いた雰囲気でしたが、夜は窓枠とmoxyの文字が光って印象が変わります。

チェックイン
エントランスから中に入るとバーカウンターがあり、ここがチェックインカウンターも兼ねています。

12月の日曜日泊だったので混雑していましたが、ほぼ15:00ごろにチェックインできました。ちなみに、ボンヴォイエリート特典として翌日は16:00までのレイトチェックアウトが可能となりました。
チェックインの際、3,000円分の紙の地域クーポン券をいただきました。さらに、JR東海ツアーズ特典で付いていたウェルカムドリンクのクーポンもいただきました。

バー モクシー
バーの名前は「バー モクシー」。

チェックインしたときはちょうどDJが音楽を演奏中でした。バーカウンターでお酒を飲みながら聴き入ってるお客さんも見られました。ただし、ロビーにダンスをするようなスペースはありません。

チェックインの際にいただいたウェルカムドリンクのクーポンを使って、夜遅い時間にバーでお酒をいただきました。(ボンヴォイ プラチナエリート以上の特典としてもウェルカムドリンクが飲めるらしいのですが、今回はツアーに付いていた特典でいただきました。)

4種類あるモクシーオリジナルカクテルのうち、すでに1番上の「モクシーピンク」と2番目の「ハジカミ」は売切れ。それで3番目の「京DEトロピカル」をいただきました。ほんのり甘くてさっぱりしていておいしかったです!

ノンアルコールカクテルや、ローカルのクラフトビールなんかもありましたよ。アルコールを含むドリンクは24時間提供しています。
飲み物だけでなく食べ物のメニューもあります。朝食は6:30~10:00、その他の食事は11:30~21:00の提供。

バーには恐竜のトリケラトプスが座っていたり、カウンターに色とりどりのおもしろい小物が並んでいたりして、ノリノリの音楽も合わさって楽しい雰囲気になっています。

バーカウンターの下にはカバンを掛けるフックのほか、USBポートやコンセントもありました。

ロビー
1階ロビーにはバー以外にもさまざまな設備やサービスがあります。
フリードリンク
24時間セルフサービスで、コーヒー、お茶、ソフトドリンクがいただけるコーナーがあります。

ここはマリオットボンヴォイ ゴールド以上のメンバーのみが利用することが可能です。


部屋に持ち帰ることもでき、スタッフに声をかけるとふた付きカップも出してもらえます。

ライブラリー
ロビーの奥には、大きなテーブルのあるライブラリーコーナー。テーブルの周りにはいろいろな種類のイスが置いてあります。ここでPC作業をすることもできますよ。

壁にある英語の装飾は、百人一首を英訳したものだそう。

テーブルの上や棚にはカラフルな小物が並んでいて、それらを眺めるだけでも楽しい空間です。

畳の座敷
ライブラリーの隣に黒い枠で囲まれた小さな和室のようなスペースがあります。

大きなクマのぬいぐるみがだらんと寝ていましたよ。

ソファー
畳スペースの隣にはローテーブルを囲むようにソファーが置かれています。ソファーの上にはたくさんのクッション。ここにも大きなクマさん。


テーブルの中にはレコード盤を使った枯山水のような箱庭が。

ちょっとレトロな感じと和が組み合わさったおもしろい装飾です。
暖炉
エントランスから入ってすぐのスペースにソファーと大きな暖炉があります。

フェイクの火ですがリアルですね。暖炉の上に並ぶ小物もおもしろい。
うめ スタンダードクィーン
モクシー京都二条の客室は、「うめ」「さくら」「もみじ」の3つのカテゴリーに分かれています。ベッドタイプはツインまたはクイーンの2つのタイプがあります。
今回宿泊したのは「うめ スタンダードクィーン」というお部屋。アップグレードはされずツアーで申し込んだ部屋タイプそのままだったのですが、高層階の6階の客室がアサインされました。

京都らしい和をメインとしつつも、モクシーのポップなテイストも感じられる客室となっています。
ドアを開けるとまず目に入るのが、壁にずらりと並ぶフックに掛けられた、さまざまな室内アメニティ。

靴ベラ、案内用紙が掲示されているボード(ニコニコマークのマグネットがかわいい)、消臭スプレー、姿見まで。


部屋の奥の壁にはハンガー、バゲージラック、大型テレビまでも吊り下げられています。


広さは約17㎡ですが狭い感じはしません。

部屋の真ん中にクイーンサイズのベッドが1台。シモンズ社製のベッドということで寝心地は抜群でした。

ベッドには4つの枕のほか、ふわふわのクッションも2つ置いてありました。
ベッドスローの色合いやデザインが和風っぽくていいですね。このきれいなベッドスローの上に靴を履いたままの足を乗せる気にはなりませんが、外国人は気にしないのでしょうか?

ナイトウエアはワッフル地のワンピースタイプでした。

ベッドの下には収納も付いています。

ベッド下には人感センサー付きのナイトランプがあり、夜中トイレに行くとき便利でした。
ベッドサイドには懐かしい黒電話。しかし、ダイヤル式ではなくプッシュ式です。そのほか、黒いアナログ時計、メモ帳、壁にUSBポートやアウトレットと読書灯のスイッチ。

反対側のベッド横の壁にもUSBポートとアウトレットが付いています。ひじ掛けの付いたチェアと収納式のテーブルも置いてありました。

館内や客室内では無料Wi-Fiが使えますが、このテーブルはワーキングデスクとしてはちょっと小さいかも。PC作業は1階のライブラリースペースで行う方がよさそうです。

壁には和を感じさせるモダンな絵画が飾られていました。

大通り側のお部屋なので窓の外は開放的で、向かい側に佛教大学の建物が見えました。

ベッドルームの手前に置かれた棚の上にお茶セットが用意されています。

抹茶色のデロンギの電気ケトル、かわいいルザーンのカップが2つ、インスタントコーヒーやお茶。
棚の下にはセイフティボックスとミニ冷蔵庫が入っていました。

部屋に入ってすぐ右側の引き戸を開けるとバスルームがあります。

手前にトイレ。ウォシュレット付きタンクレストイレです。自動洗浄で水が流れます。

トイレの奥に洗面台。鏡の前に無料のペットボトルの水が置かれていました。

洗面ボウルはスクエア型。洗面台の下にはタオル、ドライヤー、使い捨てスリッパ。
洗面台の箱に歯ブラシ、カミソリ、くし、コットンと綿棒が入っています。

洗面台の隣にはシャワーブースがあります。レインシャワーとハンドシャワーの両方が付いていました。イスも置いてありました。

シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュは大型ボトルが壁に固定されています。
バスルームは清潔で全体的にモノトーンでまとまっていますが、洗面台にあるハンドウォッシュやシャワーブースにあるシャンプー類ボトルの鮮やかなピンクがアクセントになっています。
朝食
申し込んだツアーは朝食付きのプランではなかったのですが、おいしそうだったのでいただきました。朝食の時間帯は6:30~10:00。料金は 1,500円(税込)です。
朝食メニューは、3種類のメイン料理(おかゆ、豆乳にゅう麺、ホットサンド)の中から1つと、サイドメニューを2つ選びます。

飲み物はコーヒー、紅茶、ジュースをお代わり自由でいただけます。

メイン料理はスタッフにオーダーし、料理受取カウンターで受け取ります。
サイドメニューはピックアップエリアに置かれており、自分で好きなものを2つ持っていきます。

サラダ、フルーツ、シリアル+ミルク、ヨーグルト+ミルク、クロワッサン、ベーグル、マフィンがありました。

私は豆乳にゅう麺、サラダ、マフィンをチョイス。朝食としては十分な量で、おいしくいただきました。

館内施設
1階ロビー以外のホテル内施設やサービスを紹介していきます。
ルーフトップテラス
宿泊した客室と同じ6階にルーフトップテラスがあります。事前情報によるとヨガクラスをここで開催しているらしいのですが、そのような案内はなかったので、寒い時期のため休止中だったのかもしれません。

宿泊した客室とは反対の方角にあり、高い建物がないので遠くの山なみが見えたりして、お部屋からとは違った景色が楽しめました。


テラスの隅にピンクの小鳥の巣箱のようなものがありましたが、これはただの装飾のようです。

アイロンルーム
各フロアにアイロンルームがあります。

ピンクのバスローブを着たイケメン君がアイロンをかけている絵が壁に描かれていました。
ロッカー
1階にロッカースペースがあります。無料でチェックイン前・後にも利用できるのがいいですね。

ロッカーに入らない大きなスーツケースはフロントデスクでの預かりとなります。
フィットネスセンター
地下1階にフィットネスセンターがあり、宿泊者は24時間無料で利用できます。

結構いろいろなマシーンがそろっていました。1時間ごとの予約制とのこと。

タオルや水は用意されています。ここの棚に並ぶ小物もおもしろい。
コインランドリー
地下1階にコインランドリーがあります。

ドラム式の洗濯乾燥機が3台置かれていました。
スタジオ
地下1階にはスタジオ(会議室)もあります。こちらは予約制とのこと。
イベント
モクシー京都二条では、さまざまなイベントも行われています。

DJライブのほか、落語会なんかも行われているんですね!
まとめと感想
「モクシー京都二条」のうめスタンダードクイーンのお部屋の様子と、館内施設やサービスについて紹介しました。

モクシーブランドのホテルには初めて宿泊しましたが、そのポップで華やかな様子に驚きつつも楽しい滞在となりました。
細部までこだわりのある小物、備品、装飾が見ているだけで面白いです。京都という立地ならではのデザインも印象的でした。
どちらかというと若者向けな雰囲気だとも思いますが、いい年のおじさんも楽しめるホテルでした。スタッフの対応も細やかで良かったです。

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