「変なホテル東京銀座」に宿泊しました。フロントにいる人型ロボットや客室の最新設備など、他のホテルとは一味違うおもてなしが提供されており、都会のホテルステイを楽しむことができました。
変なホテル東京銀座 宿泊記
ホテル名が印象的で以前から気になっていた「変なホテル」。
2021年2月某日、ついに「変なホテル東京銀座」に宿泊してみることにしました。
一般的なビジネスホテルとは少々異なるその特徴について、実際に宿泊してどのような様子であったのかリポートします。
「変なホテル」とは
「変なホテル」とは、H.I.S.グループのH.I.S.ホテルホールディングス株式会社により運営されているホテルです。2015年に長崎県のハウステンボスに開業して以来全国展開しており、東京都内には現在7か所あります。
「変なホテル」は「世界初のロボットが働くホテル」としてギネスに認定されており、さまざまな最新技術を取り入れています。
「変なホテル東京 銀座」とは
「変なホテル東京 銀座」の特徴といえば、まずはヒューマノイドロボット(人型ロボット)があげられます。そのほか、「LGスタイラー」という衣服のクリーニングマシンが全客室が完備されているなど、様々な先端技術が備わっています。
施設名称:変なホテル東京銀座
住所:東京都中央区築地2-2-1
TEL:03-3547-2500
FAX:03-3547-2501
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
アクセス:新富町駅から徒歩約2分、築地駅から徒歩約5分
「銀座」といっても、最寄り駅は「新富町」です。いわゆる銀座の中心地からは徒歩15分くらい。銀座や築地が徒歩圏なので、ビジネスや観光の拠点として利用するのに便利な立地です。
変なホテル東京 銀座 で快適な滞在
今回は1泊の滞在でした。フロントや客室の様子、レストランでの朝食について紹介します。
変なホテル東京銀座のサイトから予約
予約については、「変なホテル東京銀座」の公式サイトから行いました。
偶然にも期間限定料金で安くなっており、なんと、朝食セット付の1泊1名で 5,375円でした。
(後日、公式サイトから確認したところ、宿泊した客室は1泊1名の一般価格が8,000円となっていました。加えて朝食は 1,300円です。通常の約半額ぐらいになっていたということですね。)
変なホテル東京銀座にチェックイン
ホテルのエントランスから入ると、まずは検温と手指の消毒をします。
1階のフロントには、ヒューマノイドロボット(人型ロボット)が2体と、人間のホテルスタッフが1人。
チェックイン手続きはすべてヒューマノイドロボット相手にするのかと思って少々緊張していたら、スタッフが丁寧に対応してくれました。
まずは名前や住所を確認。そして、予約しておいた朝食について、和食か洋食のどちらかを選んでおきます。
そのあと精算をしますが、支払はヒューマノイドロボットに見守られながら自動精算機で行います。
精算をするとルームキーと領収書が発行され、これでチェックイン手続きは終了です。
また、フロントのスタッフが「お好きなものをお取りください」と、くし、シャンプーハットや綿棒などのアメニティが入った箱を差し出してくれたので、必要なものを自分で取りました。
客室は2階~10階で、エレベーターで上がります。エレベーターはルームキーがないと動かないようになっており、セキュリティも万全ですね。
変なホテル東京銀座の客室の様子
私が宿泊した客室は5階の「デラックスシングルルーム」です。
壁の色は濃い青。広さは13.0㎡で、セミダブルベッドが1台置いてあります。1人で宿泊するには十分な広さです。
クロームキャストで楽しめる4Kテレビ
デスクの上には49型の大きな4Kテレビが置いてあります。
Google Chromecast(クロームキャスト)が装備されているので、スマホの画面をテレビの大画面で楽しむことができます。
デスクは横幅が広く、無料Wi-Fiが全室完備されているので、ここで仕事するのにも適していますね。
デスクの下にはお茶のセットと電気ポット。
デスクの右下の扉を開けると冷蔵庫やセーフティボックスがあります。冷蔵庫の中は空でした。
↑紙袋の中には様々な種類のお茶が入っていました。
きれいなバスルーム
バスルームはユニットバス。
壁が濃いブラウンの木目調で、落ち着いた印象です。清潔であるし広さもまずまず。
シャワーヘッドですが、ミストに近い状態のシャワーが放出され、非常に快適な使い心地でした。
衣服のクリーニングマシン「LGスタイラー」
部屋の隅にあるクローゼットのような縦長のボックス。
これは、「変なホテル東京銀座」の目玉の一つ、全客室完備されている「LGスタイラー」です。衣服のクリーニングマシーンで、除菌、消臭、しわ・ほこり・花粉の除去をしてくれます。ズボンプレッサーとしての機能もあるそう。
使ってみたところ、「晴れた日に干した布団の『お日様のにおい』」のようないいにおいがしました。
コロナ禍の現在や、花粉が飛散する時期には重宝しますね。
リモコン代わりにもなるスマートフォン「handy」
スマートフォン「handy」が全客室完備されています。
インターネットを無制限無料で利用できるほか、国内・国際電話(6ヶ国)が通話無料です。また、テレビ、照明、エアコンのリモコンとしても使えます。
さらに、チェックインの際に精算機で発行されたレシートにQRコードがあり、これを handy で読み取るとルームキーとして使えるとのこと。しかし、試してみたのですが、なぜかうまく行きませんでした…。
オリジナルマットレス使用で快適なベッド
客室のベッドにはホテルオリジナルの高反発マットレスを使用しています。
少々堅めな印象ですが、私にとってはちょうどよい堅さで、よく眠れました。
変なホテル東京銀座内のレストランで朝食
翌朝はホテル1階にあるレストラン「Early birds dining 6.5」で朝食をいただきました。営業時間は6:30~10:00(L.O. 9:30)です。
私は 7:00 ごろに入店したのですが、誰もいなかったので、ゆっくりゆったり利用できました。
食事は、現在新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、ワンプレート形式での提供となっています。チェックインで注文しておいた洋食のプレートをスタッフがテーブルまで運んで来てくれます。
スタンダードな内容ですね。量も十分、味もまずまずです。
飲み物は、用意されているビニール手袋を着用したうえで自由に取るスタイルでした。
変なホテル東京銀座の簡単チェックアウト
チェックアウトは自動精算機にルームキーを返却するだけです。簡単ですね。
まとめ
はじめて「変なホテル」に宿泊したのですが、想像していたほど「変」ではありませんでした。(「変」に対して変な期待をしすぎたのかもしれませんが…。)
最新設備についてはびっくりするほどではないものの、快適に過ごせるサービスが充実していると感じました。
なんとなく、外国人観光客向けのビジネスホテルという印象です。しかし、もちろん日本人がビジネスや観光のために利用するのにも向いていますし、快適に楽しく滞在できるホテルであると思います。
全国展開しているので、他の「変なホテル」にも宿泊して、「変」具合を比較するのも楽しいかもしれませんね。
「変なホテル」のコンセプトは「変化し進化し続けることを約束するホテル」とのことなので、これからどう変化していくのかも気になるところです。
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